『まんがタイム』2017年7月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。おお、家族総出の表紙です。朝、会社に、学校にいこうとするおとぼけ一家。こずえはセーラー服、ひろしも学生服、課長ならぬ部長代理はかわりばえしませんね! この小さそうで大きな違い、それがどういう変化を漫画にもたらすのか、楽しみであります。
『おとぼけ課長』が終わって、そしてはじまる新連載。『おとぼけ部長代理』。って、マジかーっ! こずえが大きくなりました。ひろしも大きくなりました。課長ならぬ部長代理もおかあさんもお変わりなく、またシロは老いつつも健在。ええ、時は過ぎ、子供たちも大きくはなったけれど、驚くほどに感触は違わない! あれから7年、こずえは高校生、ひろしは中学生、なのだそうで、今のところ以前と大きな違いがあるようには感じないけれど、これから子供たちが大きくなったことによる変化なども出てくるのでしょうか。いや、変わりなく続いてきた日常が描かれ続けるのかもなんて予感しますね。
『さわらせてっ!あみかさん』。今回はベリーダンスに挑戦です。というか、沙織のチャレンジに巻き込まれるといった具合。うん、いつもどおりともいえる。さて、ベリーダンス。ベリーってなにかと思ってたらお腹って意味なんだ。わーお、知りませんでした。bellyなのね。ベリーダンスというと、結構ぽっちゃり系のお姉さんが踊ってらっしゃるイメージあったんですが、おお、まさにそうした話です。体験入学してみたら、講師のシフォンさんも結構なふくよかさ。沙織がもうはりきっちゃって、浮気? 浮気? って、その発想がおかしいよ。さてさて、髪をおろした沙織。髪が素敵、肌の白さも切れ長の目も素敵って褒められて撃沈。ああ、沙織、よいなあ。うん、沙織はちょっと変態なだけでとても素敵な女性だと思うんですよ。他にもほめられて嬉しいまひろとか、そうそうあみかさんもシフォン先生から褒められて、今回は皆のそれぞれ魅力長所を押し出していく、そんな回。とてもいい話だと思いました。
『見上げればいつも妹が。』。遥の三者面談でツブテ君、学校にいきます。遥の友達は、年上の義兄がくるというので盛り上がって、でもツブテ君、あれは弟でしょ。男どもは、小宮遥が男子と親しげに歩いているぞ。なんとー、遥さん、人気なのねー。でもツブテ君。なんだ弟か。うん、見事に弟認定されてしまってますね。このツブテ君が遥の先生と会ったらどうなるのか。先生とツブテは同い年、29歳。おや、もしやと思ったら、先生とツブテ、中学時代の知り合いだったのか。しかし日高先生、いいですね。素敵お姉さんです。これをきっかけにツブテと接近したりするのかな? なんて思ったら、あー、全然そんなことなさそうっぽい。ぽい!? いや、先生、ちょっと赤面して、まったくないわけではない? いや、ないっぽい! あの先生の脳裏によぎる危機意識、めちゃくちゃ面白かったですよ。
『瀬戸際女優!白石さん』、面白いですよ。清純派で売ってる白石さん。極道の妻役をすることになったのだけど、監督は知っている、彼女が元ヤンであるということを。組長役の梶剛太。この人にメロメロな白石さんがいいですね。最初は距離のあったふたりだけど、それがだんだんに近しくなっていく様子が実によかったです。というか、強面の梶が実はやさしいおじいちゃんっていうのがね、もう最高だったと思う。ぷりんせす☆マカロンパワー!! いや、白石さんもよく知ってたな。ほんと、梶さん、最高だと思う。白石さんの立ち回りのシーン、おもいっきりいってと指示うけて監督に、本気でやっちゃうとちょっと……。って、どこまでできるんだ! 最高でしたね。白石さんと梶、メル友になったって、これもいい。そしてマネージャーさん! うおお、この人、やっぱりすごいよ。ほんと、見事ですね、最高ですね。
- 『まんがタイム』第37巻第7号(2017年7月号)
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