『まんがタイムきららキャラット』2015年12月号、一昨日の続きです。
『カスタムメイド!』は、なんで、いきなり赤ずきんちゃん? なんか、文化祭とか演劇とか、そんな話してましたっけ? とか思ったけれど、まあ、ユウさまが可愛いからいいか。これ、結局はマサキの考えた漫画だったわけですけれど、それであの全然おつかいがはかどらないユウさま。もうね、マサキにとってユウがどういう存在なのか、わかろうものです。病気のはずのお婆さん、まあ、マサキなんですけど、歓迎の飾り付けしたり、自分から迎えにいったり、そうしたら家が留守だから狼の役割なくなって、ともない猟師の役も薄くなってという、ほんと、この根底から駄目な赤ずきんちゃん。アサヒがね、全然余裕なくって、ほんと面白くて、つくづくいいキャラクターでありました。
『ばーどすとらいく!』、なんと、まさかのクルとクロの秘密。すごいのね。クルの任務を妨害すべく送り込まれたクロだけれど、まさかそのクロがクルと姉妹であったとは、どういう運命のいたずらなのでしょう!? いや、まあ、本当の姉妹ってわけじゃないらしいんですけど、というか、総統、あんたが育ての親か! というか、孵卵の親? いつもコミカルなポジションにある、そんな総統のシリアスで、そして真摯な側面が見えて、いやあ、いい上司じゃありませんか! でもって、クルとクロが義理の、育ちの姉妹であるとふたり納得して、姉がクル、妹がクロ。そうと決まれば、とたんに全力で甘えだすクロですよ。ああ、なんかもうほんとおかしいなあ。なんだかんだでいい姉妹っぽいですよね。そしてまさかのせっか、妹志願! いや、いいよそれ、がんがんいっちゃって!
『へんてこバスと飴玉くるり』、いったいこれ、どういうこと!? 月光号、まさかのレース出場。それに伴いレース仕様になっちゃってるんですが、この上背でレースとか、ひっくりかえらへんの!? 大山国際ダウンヒルレース。って、これ、今、鳥取? 米子っていってるから鳥取で確定か。そこでアオイと因縁ありそうな女の子、ミシェル・マルタンが絡んできて、これはいったい? 決着? なになに? って、これ、さんざんのっけから盛り上げたと思ったら、ミシェルいきなりのペナルティとか、さらに月光号、煙幕、マキビシ、オイル噴射とか、それだって反則だろう! チキチキマシンな感じのレースになってますね。しかし、ミシェルの狙っているもの、まさかのビー玉ちゃんで、さあ、このレースどうなる? って、両方リタイヤじゃん! って、レース仕様の月光号にビー玉ちゃん、乗ってたの! ほんと、これ、次回に続くって、ここからまだレース続けるの!? ほんと、想像を超えた展開にわくわくですよ。
『癒さレクチャー!』! もう、この漫画、大好きですよ。さて今回は新機軸、なんと麗がもやもや指数を使わない! 財布にお金が足りなくても、たとえ嫌なこといわれても、気持ちをぐっとおさえて、妥協するって決めたんだ! 聖、もやシスマネジメントね! って、この子のポジティブシンキング、毎回すごいな。ともあれ、麗、もやシスをためません。かわりにゆるゆるをためることにして、聖を褒める、しおりも褒める、七瀬のことも……、うん、ばっちり褒める! ゆるシスをためるっていうんですけど、この麗の姿勢、素晴しいじゃん。ほんと、褒められて赤面の七瀬も可愛いじゃん。けど、ついにさとりの境地に達したと思われた麗も、七瀬の攻撃に陥落。ついに発動、500もやシス!!! もう、最高だな、この漫画! 冒頭からの麗の表情、言動、ずっと面白いしさ、あのお風呂で溺れかけた時っていうの、あれなんか、すごい強烈だったし、でもって、ためてためて、じらしてじらして、いっぱいいっぱいまでに力がたわんだところで、渾身の500もやシス! もう、たまらんですね! 最高ですよ。もう、ほんと、大好き。すっかり地が出てしまってる麗のムキーッも素晴しい。そしてもやシスのパラドックス。ああ、ほんと、人というのはえてしてそういうものかも知れない! しかし、ほんと、皆かわいいわ。面白いわ。麗、ぷにりたいわ。そして駄目押し、まさかの聖、50もやシスですよ!
- 『まんがタイムきららキャラット』第11巻第12号(2015年12月号)
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