『まんがタイムスペシャル』2015年12月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』のリコをメインにしまして、ハロウィンでありますよ。リコは猫耳つけまして、キャッツですか? 猫なお嬢さんの仮装しているんですね。ちょっとセクシー、可愛らしく、この子のキャラクターによくマッチした、そんな格好だと思いますよ。『なり×ゆきリビング』は、佐藤、篠峰のふたりがやっぱりハロウィンの仮装しまして、魔女と狼娘? うん、こちらもとても可愛いと思います。『ざしきわらしと僕』は、普通の感じ? 裕貴とざしきわらし、それから熊の木彫り、仲良い風景です。
『だけど温田さんはひとりでデキない』、おお、まさか前回の続きですよ。富崎が、温田さんに冷たいんです。ファイルをがっつり積んでバリケードにして、そして目もあわせてくれない……。まあ、彼の受けてきたもろもろ、それを思えば気持ちはわかる。そっとして欲しいのに、ぐいぐいこられて、それどころか誤解した周囲からもあれこれいわれる。彼のもんもんとした後悔見れば、温田さん自体には含むところはなさそうですよね。むしろ、周囲がわいわいやったんがあかんのかな。というか、課長か。しかし、今回は終始前向きな温田さん。その姿勢は魅力的で、でもってそして温田さん、富崎のこと……。こと!? いや、これ、なにか展開あるのでしょうか。あって欲しいなあ。
『ローカル女子の遠吠え』。りん子さんと雲春が東京本社で勉強会、っていうのはいいんですけど、雲春のライバル、名々伏氏。ちょっといけすかないイケメン、かと思ったら、わりといいやつじゃん。なんか、この漫画、こういうの多くって面白いな。埼玉がコンプレックスなんだな。でも、それでも埼玉愛はあるようで、ああ、この愛憎の輻輳する感情こそがコンプレックスか……。めんどくさいけど、可愛い青年であります。で、面白いのは静岡サイドですよ。秋津さん、どんだけこじれてるんだ。でもってキュウリやら大根やらにあたる、ってこたあないな、これ、料理してるだけだ。しかし、ほんと、おどろおどろしい料理であります。でも、できはよさそうだな。鶏のハムとか、すごい。そしてハッチの駄目押し。ああ、ハッチ。人生に安らぎを見付けてほしい……。
『前略、パリは甘くて苦いです。』、フランチェスカー! フランスのバカンス、これ、日本人には慣れないだろうなあ。2週間の休み。これ、店も2週間休みなのかな。なんか、バカンス時期になると、街の状況、全然違っちゃうみたいにいいますよね。さて、バカンスの予定がないヨーヘイのためにと、マルティーヌが誘ってくれたのがパリ・プラージュ。へえ、これは知りませんでした。そこでマルティーヌ、ぱっと水着になりまして、ああー、普段は男の子みたいで可愛いのになあ、なんてがっかり、はしないんですけど、いやいや、3段ぶち抜いてくるその威力、すさまじき、でした。ミシェルとフランチェスカも合流して、それでお菓子持ち寄りのパーティみたいになってという、なんだ、この、状況。ヨーヘイの抹茶サブレ、これが高評価で、こういうのいいですよね。ヨーヘイ、サブレの特訓してましたし、努力が実ってますね。
『ロッキング少女なんですの』、ゲストです。クラスメイトのお嬢様、音乃宮さんは、隠れロッカーなんですね。見るからにお嬢様然としたこの人が、隠れてこっそりロックバンドのボーカルをやっているっていうんです。山田、そのことに気付いて、ちょっと鎌かけたら、見るからに動揺して、一旦は否定したのだけれど、音楽聞かせればもうとまらない。ヘッドバンギングはじまっちゃって、もう大変なことに。これ、憧れのお嬢様と秘密を共有しちゃった! みたいに思ってもいいのでしょうか。いいんだと思いますが、お嬢様の裏表、なんともいえんことになってますね。
- 『まんがタイムスペシャル』第24巻第12号(2015年12月号)
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