2010年3月19日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2010年5月号

『まんがタイムきららMAX』2010年5月号、発売されました。表紙は『かなめも』。たくさんのチューリップ、じょうろ手にしたかなと花を愛でる代理であります。背景には桜も描かれて、ああ、すっかり春ですね。実際、もう少しすれば、こうした光景、街のそこここに見かけることになることでしょう。

というわけで、今回は2回にわけます。いや、あんまりに疲れてるので……。まず今日半分、というか、ちょっとだけ書いて、明日は『まんがタイムスペシャル』で書いて、明後日、あさってに続きを書きます。

かなめも』はエイプリルフールの話でありまして、騙されまくるかな、みかも同様、というのが主となるエピソードなのですが、冒頭、はるかに対して微妙な反応かえしてしまうひなたがちょっと可愛くて、というか、最近こういう展開、ちょこちょこ出てきてますね。地味からの脱却を図ってる? とかなのでしょうか。でもって後半はみかを騙すかな。この人、みか相手となると、なんともいえんキャラクターになるな。騙しながら、騙されてるんじゃないかと疑心暗鬼をおこし、そして自己嫌悪という、実に楽しい一人相撲でありました。

イチロー!』、結果が出ました。ああ、結果が出ました……。ひとり落ち! これはちょっと予想しなかった展開だけれども、いやいや、充分ありうる、予想可能な展開だったかも。皆に気を使われて、応援されて後期日程に挑む! いいですね、まさにヒロイン、主人公の面目躍如たる見せ場が用意されて、そして次号クライマックスですか。長い浪人生活でした。楽しそうでもあった。そんな一年ももう終わり。ちょっと感慨深いです。

フィギュ☆モ』は合宿に突入して、しかしフィギュア作らないなあ。って、まあ合宿は半分遊ぶというのがお決まりというか、ええ、私も合宿にいって、練習もせずに露天風呂入ったりしたものでした。さてさて、新キャラ登場ですよ。エイリアンもといエルリヤンのサンドアートがきっかけとなって、他校の生徒と出会うのですが、彼女らも造形部、フィギュアを軸とした人間関係が広がっていきます。

『ラッキーストライク!』、扉のレイレイ、なにやってるんだろう? ボールの指穴の大きさを調整してるとかなのかな? これ、調べたいんだけど、どんなキーワードで調べたらいいのかわからな、いや、いけた、フィンガーグリップっていうのか。といったわけで、今回はちょっとボウリングから離れてテスト勉強であります。でも、どうしてもボウリングの話になってしまうという、この娘さんらのボウリング好きなること、見ていてほれぼれするほどであります。ボウリングピンのかたちしたスティックシュガー入れ。いや、そんなに興奮するものなんだ。そしてレイレイ先輩が可愛い。あのぐるぐるの目が可愛い。もうどうしようもなく可愛い。落ちまで可愛い。っていうのはどうでもいいとして、自室で重いボールを振り回すレンに必死で抵抗するリンの様子が面白かったです。しかし、落ち着きのない、元気あふれるレンはいいヒロインだと思います。あの妹に目撃されたところ、誤解されるって、というようなね、こういうちょっとしたやりとりにも面白さ感じて、ええ、とても気にいっています。

で、前回レイレイの名前の由来、わからないっていってましたけど、ピンときましたよ。フルネームでは阿部レイ、アベレージっぽいですね。最後に残ったリン、桃瀬凛、きっとなんかあるんでしょうけど、まだちょっとピンとはこないみたいです。

○本の住人』は収納話かと思ったのだけど、意外や過去のりこから今のりこに綿々と受け継がれる狭いところ好きという性質がとりあげられて、なんというか、兄貴ではないけれど、可愛いって思うの、わかるような気がします。しかし可愛いだけでなく、税務署員みたいな妹とか、ナンセンスを思わせて妙に現実的であったりね、そういう面白みあり、そして不審者にしか見えない兄貴、いや、私の場合それに帽子がつくんですが、いやほんと、いつ職質うけてもおかしくない、だから、そのお兄ちゃんはまだまだ大丈夫です。ええ、面白かったです。

天然女子高物語』、最終回です。最終回にして転校生を迎えることとなって、新宿さんであります。占いするお嬢さん。当たるのか当たらんのか、それは全然わからんのだけれど、占わなくてもわかる確かなことがあるよという、ええ、あらためて確認する、それは恥ずかしいと思ってしまうかも知れないんだけど、でも後から振り返った時には、きっと恥ずかしい記憶とはならない、そう思うのですね。最終回だからといって、特別に大きな盛り上がりがあったわけではない。けれども、いつもどおりの光景を通して、そこにいつまでも変わらない気持ちを感じさせる、それは素敵だなと思ったのでした。

というわけで、本日はここで中断です。続きはあさってです。

  • 『まんがタイムきららMAX』第7巻第5号(2010年5月号)

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