『まんがタイムきらら』2017年9月号、昨日の続きです。
『おとめサキュバス』。前回ラストにて、キュリアに襲いかかってきた3人目のサキュバス、ヴェロル・アビス。魔界の地下に住むエンプーサ族、地上の種族に恨みがある。さあキュリアをおさえたこの状況、どう出る!? 結構緊迫感あるシチュエーションかと思ったら、ルナのマジ怒りに怖気づいちゃうんだ……。ルナが頼りになるのかヴェロルがあかんたれなのか。ううむ、どうも後者ですなあ。このところ悪夢を見る、体調を崩す生徒が増えていたの、ヴェロルが夢を食べていたからだったんですね。女子校にヴェロルがいた理由、なるほど地上のサキュバスを避けてだったのか。しかし、ヴェロル、思い込みが酷いのか、ずいぶんな逆恨み。被害妄想ですよね、キュリアからも蔑まれたなんていってて、えええ、そんなまさか!? だからなんとかうまいこと誤解がとけて仲良くなればいい。そう思ってたら、おお、キュリアさん、散々邪魔しようとしてたヴェロルに歩み寄りましたよ。いい子だ! よかったなあヴェロル! しかし今回、ルナの攻撃性が発揮されたのもよかったけどみちるの屈託なさすぎるところ、これも実によくって、ええ、サキュバスとかそういう不可思議、まったく気にしなくなってますよねこの子。微塵も驚かない。ぐいぐいいっちゃう。
『泣きむしストラテジー』。小学校の林間学校、その手伝いをボランティアでもってやってるのですね。クレアが勝手に牡丹たちの名前を書いて応募してた。うん、これ牡丹たちがいくっていってくれたからいいものの、ほんと無茶する子ですよ。あ、そういうところが悪魔的!? いや、違う気がする。ニジマスのつかみ取り、薪割りに続きここでも牡丹大活躍ですけど、よくそんなのできるな! 普通無理よ。ほんと今回は牡丹のための回であるな、そう思ったら、ああ夜は料理。牡丹の出番なくなっちゃった。しかし今回、アメリアの出番がないなあなんて思ってたら、頑張りすぎたクレアのこと助けてくれて、ええ、いいじゃありませんか。ずっと悪魔だっていって、クレアのこと警戒してたアメリアだけど、もうすっかり近しくなって、助けあえるようになってる。ほんと、牡丹、つくしふたりとの距離も近くって、ふたりしてからかったりね、いい感じ。ほんと、よい関係になりました。
『担当編集ボツ子さん』。海だ! 水着回だ! けどボツ子さん、いつもより露出がおとなしいなと思ったら、田中もおなじこといってました。うん、だよねえ。田中の原稿完成の打ち上げという名目で海にきてるんですが、コンペですよね、その結果がわからないからどうにも羽を伸ばせない。そんな中、連載獲得との連絡受けて、ああ、ふたりの喜びよう! これまでの努力が実ったこともさることながら、ふたりの距離が一度に近づいた、それもまた喜ばしいことだと思いましたよ。でも、ここで短期連載ととどめるところが味ですね。これからもまだまだふたり頑張らないとって気持ちを奮い立たせて、ああ、ふたりの漫画メインの旅路はまだまだこれから。ほんと、ふたりつきあっちゃえばいいのに。そんなこと思わせる関係の深さ思わせながらも、ええ、でもまだ刺子の思いは届きそうにないんですね。
『ごくらく!』、湯屋再開を目指して準備中の吉野と小森。どういうサービスを提供するか、その目処はたったのだけど、できればもちっといろいろリサーチしたい。それで聞き取りしに町に出るんですね。しぶる吉野の心配は、変装させることでクリア。ああ、変装吉野の可愛いこと。いいじゃないか、今後ずっとそのままでもいいくらいだ。聞き取りにいった先は白毫杏。酒店を営んでいて、いわばここが卸しか。なるほど先代の頃からつきあいのあった店なんですね。杏から、とかく怖がられている吉野の問題を解決する糸口教えてもらって、そしてちょっとお酒を飲もうということに。酔ってしまった吉野、実にいいですね。いろいろ解決しそうなことに気分よくして、ちょっと油断しちゃったのかな。実際、吉野や杏のようにいろいろ手伝ってくれる仲間がいるっていうのはいいことだと思いますよね。湯屋、いいように動いていくとよいと思います。
My Private D☆V、『花降り宿のやどかり乙女』の大堀ユタカでありますよ。今回のD☆Vポイント、真っ向直球、女の子の脚! 脚のラインがお好きとのことで、イラストも布団の上、ぐっと体を丸めるようにして脚をこちらに見せてくるお嬢さんが大インパクトであります。あの、脚をですね、抱えるようにしている左手、手に押さえられたところにムニッと効果音がつけられている、そこにD☆Vポイントがあるのだなあ! ええ、この一押しなのだと思わされました。このお嬢さん、ストッキングをはいている、それもポイントなのでしょう。それとランガードっていうんですか? それが描かれているところもポイントなのでしょう。ええ、一枚絵ながら、ポイント多く盛り込んで、ここだよ、ここだよ、なあ、ここだろう? 力強く訴えかけるものありました。
- 『まんがタイムきらら』第15巻第9号(2017年9月号)
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