2016年2月20日土曜日

『まんがタイムファミリー』2016年4月号

『まんがタイムファミリー』2016年4月号、先日の続きです。

『役職名はお嫁さん』、仕事の合間の息抜きいろいろですよ。先輩の息抜き、それはなにかと聞いた陽大のあわてようとか、もう、ナイスでしたよ。すごい顔してますからね。獅子本も結構アレな感じで、ああ、大変な人が揃ってます。しかし、美如には勝てないかも知れない。仕事の合間、息抜きに違う仕事。というか、周囲に人が集まっていて、それでめちゃくちゃ嫉妬する陽大、すごくいいな。ほんと、今回はかっこいいできる女性美如が描かれて、そして気持ち悪い陽大! すごくいいな、気持ち悪い陽大! けど、ほんと、陽大、その境遇羨ましいかぎり。ほんと、美如さん、素敵に描かれてますよ。

『先生と星が教えてくれたこと』、最終回でした。ほんと、この漫画、とてもよかった。生徒たちが卒業して、それでサプライズのお別れ会、同好会の卒業式が企画されて、そこでの会話とかね、もうね、最高だと思います。天文同好会で、先生と出会って、話して、感じて、変化してきた彼ら彼女らの、その素直な気持ちの表されるところなど、涙を搾る、いや、本当、先生ならずとも涙さそわれるものありました。そしてなにがいいって、変化した彼ら彼女ら、先生も、そこにある皆のらしさ、そのよさは変わることなく、同じく、あり続けていることがしっかりわかる。ポラリス、北極星のたとえがあって、そして新しい年度がはじまる。もうね、素晴しかった。すごく魅力的な話でありました。

『あまてる!』、おお、夜神楽ですよ。もう一年たっちゃったかあ! ツクヨミ、感動。そして楓とそのお友達、大活躍! ほんと、最高じゃん。しかし今回は、ひまわりの子供のころの話。自分も神楽をやりたい。女人禁制だから、髪を切って男の子になったっていいはって、ああ、もう、健気だなあ! ひまわりの気持ち、それに触れて答える兄の言葉、10年待ちなさい、そうしたらひまも神楽に出られるようになるかも知れない。気休めといわれて、けれどそうではないかも知れない。伝統もしきたりも変化していく。そして残そうとする伝統のこと、大切にしているもの、そういうの描かれて、見てとれて、とてもよかったなって思うんですね。

『かしこみかしこみ』、もう大好きですよ。山椒がですね、酒に興味を持ってるらしいというんです。料理酒って飲めるのかなあ……。うん、飲めるけど、どうしたいったい!? 奏衣様が、山椒たちのこと、成長を思いながら、反抗期がくると心配する。泣いてる奏衣様、可愛いなあ! ともあれ、ムクはバスに乗ろうとしているようで、そうしたもろもろ、家出だろうか? 心配しすぎですよ、奏衣様。神社に戻るとバット持ってるムク。校舎の窓を割る道具を持っておるぞ…!! これ、めちゃくちゃ面白かったな。あれはボールを打つ道具です。もう、最高でした。今回の話、運動会? みたいに思ってずっとわからず疑問に思ってたんですけど、ああー、そうか、あれか、変化のことか! 以前、お酒入りチョコで酔って変化した。その経験から、頭をクラクラさせると人になれると知った。けれど、頭クラクラしてるから、人になれてもなにもできないっていうのね! ほんと、これ、おかしい。そう思ったら、奏衣様、素晴しいことおっしゃる! ほんと、奏衣様、素晴しいです!

  • 『まんがタイムファミリー』第34巻第4号(2016年4月号)

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