2011年11月23日水曜日

『まんがタイムスペシャル』2012年1月号

『まんがタイムスペシャル』2012年1月号、昨日の続きです。

少女カフェ』、クリスマスの話ですね。みのりちゃんがクリスマスの雰囲気をともに来店。プレゼントを配ってまわるんですが、健気だねえ。カワイイといわれて(耳あてを)、その可愛さを維持しようというところなんて乙女よね。そして一郎さんをデートに誘うんですが、いやはや、この思い切れなさもまた青春なのかも知れません。いつものメンバーです。お父さんにみお、つくしのふたり。そして宮嶋さんと常連の男の子、そのお母さんたち。で、葉月さんが欠けるんですね。仕事が忙しい。そういうのですが、以前の江藤さんの話、それを思うとちょっと複雑。まあ、関係ないみたいなんですけどね。そしてマチコさんとの思い出など語られて、このふたりの思いの暖かみ。伝説はしょせん伝説だったんだなって、けれど、その時の思いは今も続いているんだなって。切なくもほっとさせるふたりの思い出が今のしあわせを彩るように思います。

『どろんきゅー』、ゲストです。ホラーコメディというのですが、ヒロインの佐倉さん。告白してきたた女の子がなんと窓の外に消えてしまった、ここ1階じゃないのに! といった感じで進行していくコメディ。いや、面白いですね、これ。血文字で好きですみたいなインパクトがあれば、霊能者を返り討ちにした地縛霊の真実とかね。霊の力じゃなくて腕っ節か! みたいな、そんなおかしみ、実にナイスでした。久子さんとかもいいですよね。あの卵焼き、すごく面白かった。あのモグモグやってるのが可愛くて面白かったです。インパクト勝負かと思った、けどそうじゃなかったなあ。いや、ほんとよかったです。変形合体! よかったです。って、久子さん、ロボ好きか!

シュガービーチ』は、ちくらちゃんの主役回でした。恋文渡そうとした男の子。奈子のSPに阻止される、そいつがいい感じ。ポイって! しかし、ラブレター貰いなれてる組と、そうでない組の格差、あれは笑ってしまう。エミちゃんが、もう、ほんと、悲しくて、この人、数少ない常識人枠だと思ってたのに、いやもう違うんだねえ。妄想、そして画面の向こうに恋人のある類の人か。残念だな。けど、それが最高だな。大好きです。部長から皆へのラブレターもいい感じ。ちくらちゃんへの恋は結局実らなかったみたいですけど、それも含めておかしくて、面白かったです。

『ドギマギ!』、ゲスト2回目ですね。人見知りの空野鈴音。彼女の喫茶店でのバイト、奮闘ぶりが微笑ましい、そんな漫画。はやらなければいいみたいな、ちょっと困ったこともいっちゃう娘ですけど、頑張ってる、その姿がいいなって思えるんですね。人見知り、ちょっと不器用? でも好きな猫がからむと違ってくる。そんな鈴音が、少しずつでもステップアップしていければいいなって、なんだか見守る気持ちで読んでしまう漫画です。

  • 『まんがタイムスペシャル』第21巻第1号(2012年1月号)

0 件のコメント: