2011年11月19日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2012年1月号

『まんがタイムきららMAX』2012年1月号、発売されました。表紙は『ひろなex.』。あのすかの吹き出しが可愛くていいですよね。さて、ひろなをおんぶする美緒です。長いマフラーを共用してるのが可愛いじゃありませんか。ヒロナは、あれゲーム&ウォッチ・マルチスクリーンか。懐かしいなあ。従姉が持ってたのよ、ドンキーコング。まさにこれですよ。盆正月に遊びにいくたびに、これで遊ぶのが楽しみだったなあ。さて、そのおぶわれてるひろな、ちんまくて可愛いなあ。いや、もう、たまらんイラストであります。

『LSD — ろんぐすろーでぃすんたんす』は、椿、故障なのか。左足が痛む。それでフォームが崩れてる。あの触診のふりして脚をやさしくなでる浅見さんが変態でいいですね。安食先輩の見立てではシンスプリント。ふむ、調べたら骨膜炎とかなのか。記録会でやる気になって、ちょっと頑張りすぎたみたい。けれど、ちゃんとオーバーワークをストップしてくれるとか、いい環境で練習できてるんですね。ランニングはストップ、体育の授業も休み。それで上半身と持久力の強化をメインにして、もしかしたら焦った椿がなにかやらかすんじゃないか、みたいに思ったんですが、そんなことはありませんでした。よかった! マスクは取り込む酸素を薄くして肺機能を高めるとか、そんな目的なのかな。こういうちょっとしたところに、ちょっとでも速くなってやるんだ! っていう椿の意気込みが見て取れて素晴しいです。あと、カツカレー食べたくなりました。

『こずみっしょん!』、今回は上級生組がメインですね。またも不解部部長奈央の鈍感って話なんですが、レギュラー、嗚咽するシミの報われないこと。見た目にもパワーアップしてるというのに、全然気付いてもらえない。しかし今回の主役はハナですよね。眼鏡の先輩、クールな先輩。臣美の秘密を知ってしまった人。けど、まったく問題にしないというの、なるほど、もともとそうした方面に親しんでいるわけなんですね。呪いの人形。酷い目にあいながらも、ちっともその呪いとやらを意に介さない奈央がすごい。で、人形に対抗するハナもまたいかします。躊躇もなにもなく緊縛から殴打。人形の嘆願も無視。これは面白い。で、鈴子が勘違いしてる、これもまたいかします。ほんと、なんだろう、実によいですね。

ラッキーストライク!』はボールを新調する話ですね。朝早くから並んでいる4人。絶対に手にいれたいからというんですが、4人しか並んでないのが涙を誘いますよね。走る、曲がる、弾くの三拍子で審議中っていうんですが、そうか、部長も並んでるの、そういやおかしかったよな。いわれてはじめて気付きました。カメラにはレンズ沼、ギターにはギター沼があるように、ボウリングにはボール沼があるんですね。しかし驚いたのが、寿命あるんだ、ボールって。それこそ半永久的に使えるものとばかり思ってましたが、そうじゃないとなると、気楽に投げられなくなってくるなあ。いや、私は投げませんけど。しかしボールみたいに安くない道具が消耗品というのは、レンじゃないですけど本当に驚きでした。しかもあんなに短寿命なんですね。あれはきついわ。他にもコアの話とか、芯まで均質と思ってたからこれもまた意外で、自分のスタイルでボールの挙動を調整、好みに合わせていくもんなんですね。奥が深いわ。ほんと、ただボール投げるだけのゲームじゃないんだなあ。

『彼氏ってどこに行ったら買えますの!?』、ゲストです。亜梨香と護、みすず、女の子さんにんがメインですね。で、みすずに彼氏ができました。普通に祝福する護、けれど亜梨香の様子がおかしい。リア充爆発しろだの、伝説の非実在の溶けろのギャルゲーのラムネの、困ったお嬢さんだな、おい。ネット用語というものか、リア充はじめ痛い言動が目立つ彼女ですが、いいとこのお嬢様らしく、用語と言葉づかいのギャップがなんだか癖になる感じで、めちゃくちゃ俗っぽいのにカップラーメン食べたこともありませんの。素晴しい! 常にいっぱいいっぱいの彼女、けどぽろっと可愛いところを見せるところとか、いいですよね。タイトルの語感もとてもよいと思います。

  • 『まんがタイムきららMAX』第9巻第1号(2012年1月号)

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