2011年11月6日日曜日

トロンボーン教則本

 先日、トロンボーンを買ったといってましたが、ほら、あのプラスチック製の。これがもし木管楽器の類だったら、運指表さえあればなんとかなるだろうと思ったところでしょうけれど、はじめての金管楽器であります。しかもスライド。なにをどうしたらよいものか、まったくわかろうはずがありません。教本でもないとさすがに無理すぎる。そんなわけで教本を一冊買ってあるんですね。楽器店の楽譜のフロア。取り揃えられた教本から選んだものが全音の『トロンボーン教則本』。これ、かなり昔からあるシリーズで、現役なんだ! 正直びっくりしました。

私が高校生のころ、吹奏楽部の備品にこのシリーズがありまして、『サクソフォーン教則本』、阪口新先生のですね、これで練習していたものでした。もう表紙とかよれよれのぼろぼろで、ページなんかも抜け落ちそうになってる。それくらい古い本でした。

私は、教本は新しいもののほうがいい、そんな風に思って探していたのですが、だったらなぜこんなに古いシリーズを選んだというのでしょう。それこそ、チューニングに使うA音、国際ピッチは435ヘルツとか書いてある、それくらいに古い本であります。それはですね、新しいものはおおむね親切に親切に、やさしく、平易に書かれたものが一般で、いや、親切なのはいいんです。でも、私はもうそのへんはいらないので、楽譜の読み方みたいなのいらないので、基本的な奏法の説明があって、ポジションと音の関係が説明されていて、あとは練習譜、そんなのでいいやと思ったらこれになってしまったんですね。

総ページ数117ページのこの本のうち、楽器についてや姿勢、音の出し方、ポジション等々の基礎にまつわる説明、総論は13ページにすぎません。楽譜の読み方なんかは6ページ。あとは全部楽譜といってもさしつかえない。そんな充実度合いです。説明は最低限にとどめ、あとは実際に吹いて覚える。そんな具合です。最初は音を出す、全音符ですね、拍を数えて吹くだけといったような練習からはじまって、リズムのついた練習、フレーズを吹く練習に進んでいく。実にオーソドックスです。でも、このオーソドックスさが素晴しい。いや、親しみのあるスタイルだからこそよいと感じる、なのかも知れませんね。

この手の教本は、独学をする人向けというよりも、誰かに習おうという人に向いてるように思います。最低限にちょっとプラスした程度の説明ということは、いろいろ細かいところは教えてもらうしかない。実際私も、最初、スライドを使ってドレミファと吹くのがピンとこなかったのですが、姉が目の前でドレミファとやるのを見たらできるようになった。まあ、どんな教本でも多かれ少なかれ同じですけど、独習は難しいですよね。誰かに習えるなら習った方がいいに決まってる。習えなければ、もっと親切な教本を求めた方がいいのかも知れませんが、まあ私は導入さえ習えばあとは独習でいいかなって思っています。

まだ楽譜を見て練習といった感じではありませんが、おいおい、この教本に習っていく予定。とはいうものの、管楽器でヘ音譜表は慣れないわあ。

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