2020年3月1日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2020年4月号

『まんがタイムきららキャラット』2020年4月号、一昨日の続きです。

『精霊さまの難儀な日常』

今回はハイキング回。お弁当持って、皆で山に登りましょう。というんだけど、できるだけ大変じゃない山が希望とか、このへん緩いのがこの子たちらしいと感じます。

今回はノムが活躍していい感じ。カラーページにてその金髪惜しげもなく披露して、それだけでも素晴しいのに、ドヤ顔あり、本編、お婆ちゃんから大量のおにぎり押しつけられそうになったくだりの表情の変化。さらには疲労のあまり余裕なくなるところなどなど、いろんな様子、たくさん見られてとても楽しかったです。

他の子たちも、封印布が足りてなさそうなシィルとか、暖とられてしまうサラとか、こうしたちょっとしたやりとりに見られるもろもろも面白く、そしてさらにはルカですよ、ルカ。でかい一眼レフカメラ持ってきてるんか! こういう俗世に染まるところなど、なんか嬉しくなりますね。精霊の子たちも、こうして人の世界のいろいろを楽しんでいるだってわかる、それがきっと嬉しさの理由ですね。

『RPG不動産』

えらいことになった。ファーのドラゴンへの変化。これで暴れるドラゴンを制止して、説得して解決なのかな? なんて思ってたら、えええええ!? どうなるのん? ファーをドラゴンに変えた謎の人物。きっと味方なのかなとか思ってたのに全然違うんじゃん! ファーをドラゴンにしたの、周囲に被害与えるためだし、苦しみ、正気を失い、暴れまわるファーをとめようと、身を乗り出すようにファーのもとへと向かった琴音のあの顛末!

謎の人物の介入で、暴れたドラゴンファーの手が琴音を打ってしまった。

落下した琴音。これ、ルフリアの回復魔法も届かないのか。サトナ様でも手が出せない状況。琴音の魂が抜けてしまうまでに治療の道具を持ってこられれば……、そういっている眼前で琴音の魂が天に昇ってしまうっていうの、えええー、なんだこれ、いったいどう決着がつくというのでしょう。

琴音の死を受けてのルフリアの言葉がファーに届いて、正気に、もとの姿に戻ったファーだけど、琴音はもう死んでしまっていて、というハードな状況。これ、なんらかのどんでん返しがあるのだろうと予想するわけですが、いや期待が近いか、それがどういうものになるのか、その可能性ばかり考えてしまうわけですが、謎の人物といい、本当、展開に頭がついていかないです。

しかし、ファーにとってはつらい状況だよなあ。なんせ自分が……。琴音の無事、ファーをはじめ、皆の気持ちの安寧を願うばかりです。

『魔王の娘からは逃れられない』

魔王の娘ルルがさらわれてしまった。魔界の下剋上。ルルの命が惜しければ、自らの命を捧げよとのメッセージ。あんなに強いルルなのに? と思うも、封印されてしまえばその力も発揮できないのか。

このピンチに、ショーコ、大活躍でした。召喚者と使い魔の絆でもって、封印されたルルの元へと向かう。自らの危険も省みないショーコの決意、これ、結構な度胸だよなあ。自分の安全よりも、ルルの無事を願う、その決意を見せたショーコの姿、凛々しくて立派だったと思います。

捕われていたルル。なるほど寝ていたところを狙われたのか。封印されているので魔法も使えない、結構なピンチじゃないですか。とか思ってたら、ショーコのプレゼント、髪留めの剣でもって簡単に封印破壊しちゃうの!? 敵の手下がふたりに迫って多勢に無勢!? と思うもザルハレをはじめとするルルの配下が駆けつけて、基本コメディテイストだから、はしばしに笑わせて脱力させるような台詞とかいろいろあるんだけど、でも今回は、ルルのショーコへの信頼が見られたり、またショーコの髪留めも加えての二刀流を披露するルルとかね、見どころいっぱい、なかなかにいいクライマックス。最後にはすかっとする、そんな気持ちよさもあって、実によかったと思います。

加えてよかったの、ラストのザルハレですよね。ルルを見守っているこの人。ショーコが人間であるということ、わかってたんだ! 無力であること知ってるがために、その大変であることも理解してくれている。ああ、これまでショーコが無事であったのも、陰に日向にこの人が守ってくれていたからなのかも知れませんね。この、ザルハレの、ルルを、ショーコを大切にしてくれているところ、これもまた見どころでありました。

『かぐらまいまい!』

謎のお姉さんに、こふくを連れていかないでとお願いする美夜。これ、過去にどれほどのことがあったのだろう、そう思わせる剣幕だったわけですが、そこにこふくが現れて、美夜のこと心配だったって、そしてナーバスになっている美弥の心を慰撫してくれた。ああ、これは初心ですね。美夜と会って御神楽を知って、そしてたくさんを学んできた。こふくの感謝の気持ちが美夜にも伝わって、そしてお姉さんのことも。ああ、この人こそが美夜に御神楽を教えたお姉さん。誤解がとけて、そしてお姉さんも美夜のこと覚えていてくれて、ああ美夜にとってこの日はちょっと特別になったかも。この3人で舞った時の姿など大変によかったです。

美夜の気持ちも落ち着いて、そして合同公演の舞台も成功。完璧ではなかったけれど、確かな実感得られたようで、こうしたところ、いい感じ。描かれた舞台の様子も、皆、真摯に打ち込んでいることがよく伝わる、いい情景だったと思います。

例のお姉さんについて、こふくは、そして美夜も、やっぱり神様なのかと思ってますね。実際にどういう人なのかはわからないけれど、こふくにとっては憧れで、そして美夜にとってはちょっとライバルでもあるというの、この関係はなかなかに魅力的であります。

2020年2月29日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2020年4月号

『まんがタイムオリジナル』2020年4月号、一昨日の続きです。

『おしかけツインテール』

商店街の福引で二等商品券を当てた花梨。へー、今どきは商品券の転売とか避けるために名前書かせて、本人以外の買い物ができないようにしてたりするんか! これは世の流れってやつだなあ。

さて、まさかの5万円の商品券を手にいれてしまった花梨。それをどう使うかっていうの、家族に相談しようとするのはいいとして、友達の話ってことにしたりね、俊郎にはバレバレだったりね、この嘘をつききれないところ、それが花梨の正直さ、よさであったり、あるいはまだまだ子供、スレていないってところなのかなって思います。これ、花梨の母ちゃんなら、速攻使っちゃって終わりでしょう。それをそうしないのが花梨って子の真っ直ぐさなんだと、ほんと思わされましたね。

これ、5万円の価値の違いってのもあるんだろうなあ。大人からしたら、まとまった額ではあるけれど、まあ使う時には使う、それくらいの額ですよね。でも花梨には違う。あと瑠璃にしてもそうか。月の小遣いが5万になったらなにに使うか聞かれて、そんなに減ったらって答えてしまうその感覚のギャップ! しびれました。これ、自分にしてものけぞる思い。で、花梨はあきれちゃったか。泣いてる瑠璃さん、お可哀そう。

結局その商品券を自分のためには使えなかった花梨。これもまたこの子の美点なんだろうな。でも、俊郎じゃないけど、この子が自分のためにそのお金を使ってほしい、そんな気持ちもあったものだから、この埋め合わせ、またあったらいいなって思ったらですよ、まさかの一等、温泉旅行を当てちゃいましたか!

ということは次回、旅行回! どうか花梨さん、ゆっくり羽を伸ばしてあそばして? というか、酔いつぶれる母ちゃんがもはや見えるかの思いがします。

『コスプレ地味子とカメコ課長』

後輩泉谷ちゃんとのコスプレイベントに臨む紫ノ井ですよ。コスプレ衣装でばっちり決めて、肩幅より広めのスタンス、しっかりとした仁王立ち。この立ち方、紫ノ井は結構しますけど、好きなんですよ。わりと堂々としてるというか、なんか強さ感じさせて可愛いですよね。

さて泉谷とのイベントですよ。そうか、泉谷からしたら紫ノ井は憧れのレイヤーさんだから、あんなにも緊張しちゃうっていうんだな。そのあたふたしてる様子、レイヤー紫ノ井のことが好きでたまらないという高揚、そして泉谷のトラブルにベテランらしく対応してみせる紫ノ井の頼もしさ! このくだりは、ただ楽しいとか可愛いとかだけじゃなく、一緒に気持ちをアゲていく、そんな伸びやかさあって、読んでるこちらにしても気持ちよかったです。

そして撮れた写真のデキに、課長の存在のありがたさを感じるところ。なるほど、やっぱり課長の写真、いいのですなあ。あらためて確認した課長の存在の大切さと、そして紫ノ井が切り出した大事な話、これどういう方向に話は向かうのだろう。次へ次へと、よどむことなく進行していく、この引っぱっていく力、これは頼もしいですね。

それと、泉谷にバレないよう変装した紫ノ井ちゃん。このスタイルも可愛いです。

『カントリー少女は都会をめざす!?』

めちゃくちゃ面白いな! 姉ちゃん、八重が帰宅したのを察知して、プレイ中のゲーム、テレビを迅速に消す弟、日向。え? エロいゲーム? でも普通のコンシューマだろう? そんな姉ちゃんに隠さんといかんほどエロいのないよね? とか思ってたら、おおう、まさかの発想だよこれ。東京が舞台のゲーム! そうか、都会に憧れる姉にバレたらプレイさせろとせがまれるってわけか!

八重のあの剣幕。そして、ちょっと意味もなく歩かせて! もうおかしくってしかたない。日向からしたら、ミッションもクエストもなにも関係なしに、ただただ無為に移動するだけとか退屈でしゃあないよなあ。実際、こうして姉ちゃんが無駄にうろうろしてる時間は日向にとっての娯楽の時間だったわけで、ほんと、八重の楽しみ方、素人向けじゃなさすぎますよね。

でもって、このゲームをみなにも遊ばせてみたい。そこで弟を家から追い出す流れ。姉ちゃん、横暴すぎるよ! でも、八重ちゃん、可愛いから許す。自分の姉なら許せないな! でもって、みなの都会体験。助っ人が大河さんと亜紀ちゃんか。ふたりとも、微妙に役にたちそうにないよ!?

ここからの展開も実にカオス感じさせるもので、そうか、みなちゃん、仮想の東京でも人波にビビるのか! その辺の人に話しかけてみればという大河のアドバイスに対するみなの答え! あの鬼気迫りよう、ほんとおかしいわ。最高だと思う。でもってみな、まず駅から出られない。出口もわからず、かといってホームにも向かえず、ただただ東京迷子。下がりまくるみなのテンションに、元気づけようとして拒絶された大河のテンションも下がる下がる! この展開、珍しいな! ほんと、しびれる面白さでした。

ちょっと普通じゃないゲームの楽しみ方。でもそれはそれでこんなに盛り上がれるのですから、これで正解なんでしょうなあ。VR東京とかを八重に与えてみたくなりますね。

『僕は女心なんて知りたくない』

最高やん!

野尻にお願いされて、ホワイトデーの買い物につきあう春喜です。売り子のお姉さんの心を読んでいく春喜の困惑。あれがもう面白くておかしくて、曰く、恐ろしい場所。うん、あまりにたくましい商魂、そしてシビアな本音に野尻の現実! 全部が全部春喜をさいなむんですな! ほんと、面白がったら気の毒ですけど、でも面白かったですよ。

で、本番はこれから! 家に帰ったら、そこには佐藤の姿。おお、うちひしがれる佐藤くん。どうしたの? と思ったら、おおう、春喜が最近冷たいんだ。野尻ばかり相手して、つれない、浮気だ、可哀そう! 男だらけの三角関係キタァァァ! めっちゃ興奮してる望美さん、最高やん! 時期ははやいけど春喜が渡したホワイトデーのお返し、それがマシュマロだって、嫌いって意味だって、ついには泣き出しちゃって、でもそこに望美のサポート! おお、おお、最高やんか。春喜×佐藤ですか! 心がたぎるな! たまらん楽しさ、夢のような時間でした。

その後の樹里と夢乃の本音、これも面白かったんですけど、今回は望美バーが面白すぎました。成層圏を突破する勢いあったと思います。

『とびだせT.O.Z』

今回も面白かったです。

前回は兄貴が再評価された、そんな回でしたけど、もう下げてくるってんだからすごいよな! 兄貴、妹に褒められて、嬉しさのあまりオーバーワークしちゃったか! 筋肉痛があまりに酷いので、地区予選大会二日目はお休みです。って、なにしとるのー、兄貴ー! でも、まあ、あの兄貴らしいとも思えます。

二日目の競技。兄貴が不在だから自然マナの周辺が描かれるわけですが、3000mSC(障害)とか、これ兄貴向けじゃない? とか思っちゃうくらいには、やっぱり兄貴の存在感大きい。ええ、兄貴、筋肉痛もそれはそれで楽しんでそうですよね。

と、兄貴はええねん。女子200mの柳さん。あの緊張しまくるとこからユニフォームの布の少なさに動揺、走り出したら目の前がゆがんで、倒れちゃうの!? と思ったら、裸眼なんか! この、なにやってもうまくいかんみたいな悲しさ! 面白いんだけど、ほんと、ちょっと気の毒だなあ。

そして宇佐美さん。この人、めっちゃいいな! 毒舌系ツンデレ女子を脱してオチャメ系爆速女子デビューを図っとるのか。一位をとって、ライトニング・ウサミ・ポーズをきめるっていうのね、いや、これ、可愛いやん! で、見事一位を勝ち取って、くるか!? くるぞ! ライトニング・ウサミ・ポーズ! と思ったら、犬が乱入。めちゃくちゃ面白い!

この、ひととおり終わった後に最終成績がアナウンスされるの、これも地味に面白かったですよ。そうか、柳さんは予選落ち。宇佐美さんは都大会進出。おお、ライトニング・ウサミ・ポーズ、いけるよ! まだチャンスあるよ! でも、このへんは描かれることなさそうだなあ。

今はマネージャー、選手としては芽が出てないマナだけど、挑戦する楽しさ、それを羨ましく思ってるところ、これなんかよかった。マナ、なにかしら前に進めたらいいですね! そして兄貴。妹から見事に拒絶される! ほんと、兄貴よ、せっかく見直されたのになあ! 残念兄貴。でも、それでこそこの兄貴って感じもあって、なんか安心感です。

2020年2月28日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2020年4月号

 『まんがタイムきららキャラット』2020年4月号、発売されました。表紙は『恋する小惑星』。パステルカラーで描かれるパジャマパーティー? これ、天井にプラネタリウムを投影してるんですね。みら、あおに、悠と千景。地学部現役の4人がこうして集まって、語りあおうというのかな? その様子、くつろいで、なごやかで、近しい。ええ、仲よくなりましたね。そうした雰囲気がよくよく伝わってくる素敵なイラストです。

『恋する小惑星』

きら星チャレンジが終わり、そしてすずに約束やぶったってしかられるみら。毎日電話するっていってたのにくれなかったっていうんだけど、電波悪い、忙しい、うんそりゃ電話するの忘れちゃってもしかたない! とはいえ、放っておかれたすずちゃんは寂しいよね。反省するみら、その素直さがいいですよ。

今回、石垣島にいくんですね。みらはイリオモテヤマネコにあいたくて、頭の中、ヤマネコばっかりみたいですけど、あおは石垣島のこといろいろ調べてきていて、マングローブ林についてとかね、それから先生もいろいろ調べてきてるんですね。このアプローチの違いが面白い。あくまでも体当たりのみら? 対して下調べばっちりのあお。先生は引率の立場を全うしようとしてるのかな? 褒められて嬉しい先生とか、これほんといいシーンでした。

すずへのお土産を探すくだりで、鈴石っていうの見つけてね、これ、すずじゃなく桜先輩が喜びそう、みたいになってるの、なるほどそうだよなあ。こうして時々に先輩のこと思い出したりするところ、サンゴ礁に囲まれた浅い海のことをイノーというって聞いてイノ先輩思い出すとかね、これが実にチャーミング、よかったです。

石垣島めぐりも魅力的だったんですが、皆が開いてくれたお帰りなさい会、これもよくって、ああ、先輩たちもきてくれたんだ。さらには、後輩がね、みらとあおの行動力に触発されて、やる気見せてくれてね、ええ、これは期待されます。ほんと、先走りすぎっていわれてますけど、これくらい前のめりになるくらい、みらとあおのチャレンジが刺激的だったってわけですね。

『mono』

今回の目的地は北安曇のジャンプ台。夏でもジャンプの練習してるんだ! なんか、下が雪じゃないと着地がキツそうな印象あるんですけど、考えてみればふかふかの雪だと埋まっちゃう。普通の地面でも、スキーで滑れるようなシートみたいなの敷いてあったりするのかも知れませんけど、案外フィールは違わなかったりするんでしょうか。

さて、ジャンプ台の上、スタートタワーっていうんだ、に登るところ、これすごいですね。その空間の雰囲気、登る階段の高さを、あの小さなコマでもってしっかり伝えてくるんですよ。ページめくれば、ラージヒル、続いてノーマルヒルの上からの風景、しっかり見せてくれて、これも小さなコマだというのに、この広がり! この奥行き! ものすごいです。

実際、あの上に立つと、ものすごい急斜面に見えるんだそうですね。気分的には垂直の壁みたいに感じるとかなんとか。そんなすごさを、絵でもって、そして登場人物の反応でもって伝えてくるの、さすがだと思いました。

スキージャンプ台を他のなにかに活用できないかみたいなやりとり、これが実にこの漫画らしくって、あのすっとんでいくドッグたち、あれなんか面白かったなあ。それとジャンプ台を登るイベント。脱落者の扱いが!!!

なんだろう、ちょっとしたくすぐり。それが実によく効いて楽しかったです。

Aチャンネル

みんなでスーパー銭湯にいきました。近所に新しくできたと知って、トオルが発案。皆を誘ったのですが、呼びかけたるんちゃんが肝心のところ、銭湯を省略しちゃったせいで、スーパーマーケットに誘ってるみたいになっちゃってるの。こういうところが実にこの子らしくて、なんか安心しますよね。

お風呂からあがってからも面白い。頑として体重計を拒否するナギ。髪を乾かすときにトオルに遊ばれてるの、あの髪が吹き上がってる時のナギは、なんかいつもと違う雰囲気というか、大人っぽい? 妙に魅力的だったと思います。

今回は勉強の息抜き。そう考えて誘ったわけですけれど、こうして一緒に過ごす時間を持ちたかった、そんな気持ちもあるってこと、ちゃんとるんがわかってくれてるの、また誘ってくれていいんだよっていってくれる、その気持ちがとても嬉しい。わかってくれている。通じている。その関係が魅力的です。

『まちカドまぞく』

なんだこれ、めちゃくちゃスリリング!

異世界で迷子になった小倉。助けに向かったシャミ子と桃だけど、偽の小倉にふたりとも翻弄されて、ああ、この偽小倉、なにものなのか。シャミ子たちの様子をモニターしているミカンやご先祖たちだけど、偽小倉の言葉だけはまともに読み取ることができないでいて、この異常事態。このまま気づかずにいたら、シャミ子たちはどうなってしまうのか。あるいは本物小倉はどうなるというのか。

ハラハラしながら読むわけですよ。だって、シャミ子、根が素直な子ですから、うかうかと偽小倉の妨害工作にハメられちゃって、ミカンたちとの連絡手段失うわけでしょう。ああ、この世界に幽閉されちゃう? このままもっと悪い事態に向かっちゃったらどうしよう!?

でも、これ、そうじゃないのか。この偽小倉、本物ではないものの偽物でもないんだ。本人曰く別小倉。シャミ子の世界の小倉は、彼女の最後の一頁。ここで明かされる小倉の真実、智恵と時間と書物を司るまぞく、グシオンの末裔! ということはシャミ子の世界の小倉もそうだっていうのかい!? ともあれ、今回も新事実? 盛り沢山。窓の外の風景、別小倉が最後の間違いというそれが衝撃的! 桃が世界を救うのを失敗した風景!? 灰の平原になってしまった世界が広がっていて、ああ、これはいったいどういうことなのか。

本来あるべきだった世界の姿? それとも実現しなかった可能性のひとつ? とんでもないもの見せられた! あまりにあまりの展開に、ついていくのも必死です。

2020年2月27日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2020年4月号

 『まんがタイムオリジナル』2020年4月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』、山下さんの卒業式ですか!? ブレザー、ネクタイ、クールなお顔。あ、これ、下、スラックスじゃないか。超絶かっこいい男装の先輩って感じでしょうか。この自信たっぷり、不敵な笑み、キマってますよね! これ、ほんとに凛々しくてハンサムです。そして『小森さんは断れない!』しゅりも卒業式。花束を手に涙を浮かべるその表情、ドラマ感じさせますね。『となりのフィギュア原型師』滝舘おこめ代表は大学の卒業式? 和装、袴をつけましてね、それがもう可愛いのなんのって。とんでもない。最高です。全身見せてほしい。

『ローカル女子の遠吠え』

今回はりん子の母、蘭子とその友人早紀の昔話。かつて売れっ子だったふたり。静岡、地元でふたりを知らないものはいない、とかそんな勢いだったの!? 今では見る影もない? いや、なんかちょっとやさぐれて、あとふてぶてしくもなったけど、この伸び伸びとしていかにもマイペースなふたり、これは魅力だと思うのです。いや、ほんとよ?

しかしね、若い頃のふたり。訳有り? なにかとままならない日々の暮らし? 普通に結婚して、普通の暮らしを望んだ蘭子のその後。蘭子のしあわせを望んでいた早紀の胸中によぎった思い。それらが苦く、切なく、はかなくて、けれどこうした蹉跌のゆきついた先に、彼女たちの今があるというのですね。

今がふしあわせだとは思わない。けれど、もしあの時、また違った展開があったなら、そんなことを思う夜もあったりするのでしょうか。りん子に答えた早紀の言葉からは、もうそんないろいろは乗り越えてしまっている、そんな風があるのですね。でも、かつての荒波、それが今の静かな表情の奥に隠されたなにか、背景の存在など、思わせるのですね。

『大奥より愛をこめて』

うおう、二転三転ってやつだ。本堂殿、ついに菜々緒殿に求婚したってよ! それで菜々緒、しばし気もそぞろ。新しい仕事、御右筆にも身が入らない? しかし残念ながら世の中の動きはあまりにも急で、異国からの船。警備体勢を敷き速やかに帰ってもらうようにと通達は出るも、動揺は収まらないっていうんですね。

あの発禁にされたという海防論。まさか発禁ってだけで上様が期待を胸に読んでしまうとかね、このくだり本当におかしくって、かと思ったら、上様、ちゃんと内容把握して、今この国の置かれている状況について、いろいろ考えていらっしゃる! すまぬ、もっと、こう、いいかげんでちゃらんぽらんな方かと思ってた。違ったんですね。

今回の、異国の脅威から蒔乃に向けられる偏見の目がいや増して険しくなるというのがね、悲しくて、でもこれ現実にそうしたことがあるって見せつけられている最中じゃないですか。それだけにこの描写、本当に悲しいことだと思われて、でも当の蒔乃はというとあんなにも明るくてほがらかで前向きで、そして知らないから怖いんだ、ちゃんと知って向きあうことが一番大切なんだって、ええ、この人の言葉に気持ちも安らいだのでした。

そしてこの言葉、異国の脅威に対するものだけではなく、菜々緒の悩み事にも通じて、このロマンスの行方? その展開もまた楽しみにさせる重大要素であるのですが、はたしてこの危急の時、色の恋のといつまでいってられるのか。これもまた気になる要素なのです。

『ネコがOLに見えて困ります』

動物が人に見えてしまう男の子、ミコト。しかしこの能力、いったいいつからあったのか。振り返ってみるも、記憶のかぎり、動物が動物として見えたことはなかった。兄の話してくれたところによると、どうも物心のつく前からそうだったらしく、4歳ミコトがツバメの子を見て心配していたりね、この時ミコトの目にはそれが人の姿に見えていた。ああ、なにかきっかけとなる出来事があってこうなったとかではないようなのですね。

人を心配するように動物に接する弟を見て、それで兄も動物への理解を深めていったというのですね。小さなミコトにつきあって、弟のこと心配したり、動物についてもいろいろ調べて教えてくれたり、そうした兄の優しさが光る、そんな回だったと思います。猫のOLさんにしても、いろいろちぐはぐ? なかなか気持ちが通じない、そんな感じの兄貴さんだけど、それでも弟ミコトのことも、飼い猫OLさんのことも、とても大切に思っている。

ええ、今回、兄貴さんのこと、ぐっと好きになる、そんなエピソードだったと思います。それだけに、最後のOLさんのくだり、それが気の毒に思えてしかたないんですけどね!

『となりのフィギュア原型師』

サンフェス大反省会! そうか、イベントの総決算ですか。しかし、そのイベント、いろいろ芳しくなかった模様。イベントが節分時期だからって突発で鬼の面作ってきちゃったはぐ。その面が全然売れない、むしろ人を遠ざけてたっというの、いやあ、面白がってる場合じゃないです、はぐさん。

それでおこめから有罪判定受けちゃうわけですけど、代表、これ面白がって適当にやってるな? 売れ筋読んで確実に売っていく斉藤も有罪。なんでや! と思ったけど、大量の戦利品、これがギルティはまあそうかもなあ。せっかくこないだ片付けたところやん。すっかりもとの黙阿弥ですよ。

しかし今回、こうした面白有罪認定があるかと思えば、バレンタインのチョコレートが贈られたりと、おおう、まさかそんな人並のイベントが発生するだなんて! あのおこめを焚き付けるせっちゃん! 照れちゃう代表、照れちゃう半藤。うおお、なんだこれ、こんなのいいのか。ほんとにいいのか。

せっちゃんから見ても、代表、半藤のこと好きだよねって、なるほどそっち方面での動きも今後あるのでしょうか。いや、斉藤×半藤でもかまわんですよ! イケます、イケます、イケてます。

半藤の、仕事場に恋愛ごととかあまり持ち込みたくないっていうの、これわかるんですよね。でも、そこからまさかのせっちゃんからの告白!? でしょう。これ、威力あったなあ。はたして本気!? それとも冗談めかしてうやむやに!? いろいろ思うんだけどさ、この人もいろいろ読めないですよね。とはいえ、自分の作る酷い料理、それ食べてくれるの半藤だけだって。そういって、屈託なく笑ってみせるあのくだりなんかね、心許している、そんな雰囲気があっていいんですね。だって、タイトルからしてとなりのフィギュア原型師だもんな。となれば、正ヒロインはやっぱこの人なんじゃ?

と、ここまでいろいろ思わせといて、最後に半藤、せっちゃんのチョコレートに沈む。ああ、この展開。ほんと、すんなり恋愛方面に向かうみたいにはいかんですな。

2020年2月26日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年4月号

『まんがタイムきららフォワード』2020年4月号、昨日の続きです。

夢喰いメリー

一転、夢路からメリーに描写の軸が移って、ああ、メリー、気がつきましたね。ずっと倒れていた。その場所は、メリー曰く夢の受け皿。かつて夢路と一緒に迷子になった場所で、今は銘無しに食べられた人や夢魔がゆきつく先。ただ消化されるのを待って眠っている彼らとは違い、動けるメリーは重い体を鼓舞して、一歩一歩自分の本来の居場所、異境の門を目指すというのですね。

片や夢路と白儀の戦いはなおも続いて、夢路、なかなか白儀には追い付けないでいる。一方的にやられている、そういっても間違いではない状況で、けれど決して諦めることがないのが夢路。そしてそのことをメリーもわかっているというのがぐっとくるんですよね。

メリーが辿りついた異境の門、それはもう見るも無惨に崩れ落ちてしまっていて、そしてそこには全裸の白儀が。自分の夢を、自分の理想とするかたちで叶えるため、ふたたび現界へいくと明言するメリー。その表情が実によくて、ええ、夢路とともに叶える、それがどれだけメリーにとって大切であるかわかろうもの。そして白儀が語るかつてのこと。失われた鍵、それを隠したのは自分であるとの告白。ああ、それはつまり、すべてが白儀の思惑どおりに動いたということなのでしょうか。ともあれ、まだまだ一悶着ふた悶着くらいは余裕でありそうな状況。予断を許さない、そんなシチュエーションです。

『巴マミの平凡な日常』

物持ちのいいマミさん。けど、あんまりに使わないものばかり溜め込んでてもしかたがないからと、リサイクルショップに売りにいく。

紙袋ふたつに詰め込んだ服。はたしてどれくらいで売れるだろう。期待するも、がっかり価格。まさかの180円というのに衝撃受けながらも、それはそれでしかたないと受け入れちゃうんだ。古い服だからと値がつかないっていうの、それ、出すとこ出したらアンティークだレトロだビンテージだって、それなりの値がついたりしなかったりしない? でも、そういう場所を知らんからこうなってるんだよなあ。こういうミスマッチ、実に悲しい話だと常々思っています。

今回、手持ちの不用品を売りにいくも値段がつかず、けど新たにリサイクル品買ってきてしまって、という悪循環描いているわけですが、そんな中、かつて魔法少女仲間と一緒にテーブルを囲んだ、その思い出のティーセットとかね、これちょっと詫びしかった。そのモノに対する思い、思い出の友人たちへの情が感じられて、こういうのに弱いんです。

しかし、このマミさん、いつもながらいろいろ残念で、でもこの残念さが逆にこの人にはいいなって思うんですね。だって、本編だといつも張り詰めてた、そんな雰囲気あったでしょう? だからこそ、こういうおちゃらけた扱い、それもまた救いのひとつみたいに思ってしまうんですね。考えすぎでしょうか?

『桃ノ木家の四姉妹』

ぐわー、素晴しかったよー。

妹シキの転校を知らずにいた長女一葉。あまりのことに自己嫌悪、自分を許せなかったんだろうね、またそのありのままをシキに話せなかったんでしょう、急な仕事で授業参観にいけなくなっちゃったって嘘ついて、でもそれもまた一葉にとっては心のトゲになったんでしょうね。

そんな一葉とシキの関係、それが一気に融和する終盤とそこにいたるまでの流れ。これがもう素晴しくてね、シキの新しい友達、マリアいやさ千束。この子と執事のララさんのこととかね、そうだったのかって腑に落ちるとともに、ララさんの千束お嬢様への愛情と、千束の優しさを受けとって私が千束の友達だって明言したシキ、そしてそれらを扉ごしに聞いていた千束。それだけでもうぐいぐい胸に迫るものがあってたまらなかったのに、そこからの一葉。もうね、もう、防御しようがなかった。ライフで受けるほかありませんでした。

自分のいたらなさに泣いて、妹に詫びる一葉。変わるという姉の言葉に、そのままでいてほしいというシキ。ふたりの気持ちのゆきかうそこに浮き彫りとなるふたりの愛のありかた。切なさと胸苦しさと、そして暖かさと。まさか、こんなにも情感揺さぶるクライマックスが待ってるとは思いもしてなかったから、おおいに揺さぶられました。思わず空を仰いで、だってうつむくと涙がこぼれそう。もうね、たまらなかったです。

『あいらいく俳句』

前回の続き、というか、前回はぐれたうさこと凛花サイドを描く今回。めちゃくちゃ面白いな。前回があるからこそより面白い、そんな感触。ほんと、この漫画、油断できませんよ。

凛花に手をひかれるうさこが絶好調だったりね、そして追い掛けていた可愛い子、それが演劇部! 可愛いといわれて喜ぶ演劇部。いや、可愛かったですよ。うさこと凛花に、つきあってるのかって聞くところとかも実によかった。なんだろう、全体にいろいろおかしいこの漫画なんだけど、その合間合間にこういう破壊力強めの描写をぶちこんでくる。いやあ、油断できませんよ。

あいとおにぎりと再会してからもものすごかったですよね。カラオケ店から出てきたふたり。すっかり丸々太ってしまってて、そうだ、そうだった、アメリカンドック、大量に注文して食べてたな! そして一緒にいる演劇部、羅夢とその兄。兄ですよ! 兄! 羅夢のバイトしている店にいったのはいいよ? 試着するって流れ、これもいいよ? 皆ね、すごく可愛くなっちゃってね、と思ったら、後ろに兄ーっ! めちゃくちゃ似合ってるし! しかもその後もいろいろ目覚めちゃってるみたいなこといってるし!

ほんと、なんだろうこの威力。完全、心、打ち抜かれてしまいました。

それとですね、やっぱり可愛いですよね、演劇部。やっとだよ、やっとつっこんでくれましたよ、それ俳句じゃなくて川柳だって! でもそれでも揺らぐことないわびさび部。そんな彼女らを見守る羅夢がねいい表情してましてね、ああ、この子もこれからちょくちょく出てきてくれると嬉しいな、そんなこと思わされた回でした。

はいいんだけど、おにぎりお腹の威力で服破いちゃった! これは買い取り!? 出費2万円? これ、今回だけでけりがつくのかい? いやあ、最後の最後にえらいハプニング。可愛いだけじゃないよノーノー、だよ、ほんとに。重ね重ね、油断できません。

2020年2月25日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年4月号

『まんがタイムきららフォワード』2020年4月号、先日の続きです。

『ちょっといっぱい!』

今回はこはる屋母屋のかたづけです。お子様づれのお客さんが来店するというので、子供用の椅子が必要になりました。物置部屋のどこかにあるはずなんだけど……、それがまったく見つからなくて困っているというんですね。

整理しよう。真澄が正論とかいってますが、この正論はつらい……。当座必要ではないとわかっているものでも、いや、今後もきっと必要にならないことわかっていたとしても、処分するのはしのびないんじゃー。しかし驚いた。店長、そうやってモノを溜め込みがちな人だったんですね。

今回、まさかのメイド回だったのもまたびっくりです。メイドの衣装が発掘されて、なんと、最初この店の制服、メイド服にするかもだったのか! そのメイド服を着てみんなでかたづけするんだけど、これだけでなんかちょっと特別なイベント感出て、華やか、なんだかいいですね。

このかたづけイベント。途中途中で、こはる屋なつかしの物件が発掘されて、思い出語りはじまったりするのがまたよかった。極めつけのアルバム。ああ、皐月と真澄、ふたりで作り上げていく店の様子。看板がついた! メニュー書き失敗! 歩みだしたふたりのその姿、鮮烈に残されて、ああ、この輝き。懐かしむ店長もまたいいじゃないですか。

突発のイベント。なんてこともないかも知れないできごとだけど、彼女らにとっては決して軽いものではなかった。そんな印象が確かに残って、ええ、私にとってもしっかり心に触れて残る、そんなエピソードでありました。

『スローループ』

母の実家に泊まりにきています。ひよりが蝉を苦手にしていたり、そしてちょっと無愛想な祖父のことも苦手にしていたりと、この情景、面白い。おじいちゃん、無口無表情でなに考えてるかわかんないっていうひよりにね、ひよりに似てるんだあっていっちゃう小春。ここ、面白かったなあ。

今回、ふたり、渓流釣りにいくんですね。川に入れる装備、ゲイターが出てきて、へー、ウェーダー、胴長とは違うんだ。保温性があって動きやすいっていうの、これ着て楽しくなって、バシャバシャ遊びだす小春とかね、魚が警戒するからって注意されるんだけど、いやあ、でもなんか気持ちわかるよ。

そしてイワナを狙います。毛ばりを投げこむんですが、その時にこはるがぱくんっ! ってやるの、これが意外で、あれ、可愛かったなあ。なんかいつもとちょっと違う? そんな雰囲気がよくって、ええ、これもまた小春に気持ちを許した、その現れなんですかね。指摘されたら照れちゃうんですけど、でもこれすごくよかったなあ。

釣りはまだまだこれから。ふたりの渓流釣り、どんなチャレンジになるのか、先が楽しみです。

『SA07』

うおお、今回は番外編、小エピソードだっていうんですが、意外やった! りんこさん、ガチャに全力投球するタイプなんか! いやほんと、昼食を切り詰めてね、用意された昼食代500円のうち300円を残してるっていうんですよ。カガリからダイエット中かと問われて、もうすぐ夏、水着の季節じゃん!? っていうから、ああ水着着ることもあるから体をしぼろうっていうのかい? みたいに思ったら、水着ガチャ。ガチャ! いわゆるソシャゲの集金じゃないのーっ!

一日300円、一週間で1500円。つまり二週で10連1回分だーっ! っていうんだけど、いや、若いうちはやるよね? 自分はCD買うために切り詰めてた。でもガチャよ? SSRが1%よ? アズレンは2%だから確率半分か、って思ったんだけど、いや違う、違う、SSR自体が1%で、ピックアップ対象はその1%のうち、それこそ0.7%とかそんな低確率なんだろう?

茉愛じゃないけど、ほんと、なんでそんなゲームやっての? だよ。やめとけ、やめとけ、いくらなんでも無茶すぎる。普通に考えたら、どれだけ好きだからといったって、限度超えてるって! 少なくとも学生がやるようなもんじゃない。そう思うんだけど、りんこは止められないんだろうなあ! あの熱量溢れるトークですよ。デカいふきだしに収まらない情熱、いや情念? すごいなとは思うんだけど、いや、ほんと、やめとけやめとけ、ですよ。

こういうの、茉愛はまるで興味なさそうですね。このりんことの対比。なるほど、こういう方面にそれぞれの個性あらわれてくるかー! と思うも、りんこのこの性質、これはヤバいな! 茉愛とはまた違う方向でヤバいな……。いやほんと、もそっとクールで堅実なガールかと思っていたから意外でしたよ。

『ねことちよ』

最高や……。

ちよ監視のもとで宿題やっているまき。もうすっかり嫌んなっちゃってましてね、あんまりにやる気なくってねこのほっぺぷにぷにしたら、食べたいものが急遽うどんに決まりました。

ここからですよ。うどん、打つの!? すごいな、って思ったら、あれーっ、ねこが打つのん! エプロンして、三角巾がわりにねこ帽子かぶって、ちよが用意してくれた材料を黙々とまとめていくその様子、おお、慣れていらっしゃる!

さらにこの生地をね袋にいれて踏む。その様子が本当に可愛くて、これ最高だな! うどんってだけで最高なのに、そこにこのうどんを踏むねこですよ。一ページかけてしっかり描かれたその情景、見事も見事、これマスターピースだと思う。あまりの可愛さに、まきも見事打たれてしまっていますよ。

そこからの寝かせて延ばして細く切って茹でる。その行程、見ているだけでわくわくするし、それに合間合間のちょっとした遊び? それもなんか面白くって、ほんと、うどん作って食べるだけのことがなんでこんなにも魅力的なのだろう。

今回、ちよとまきの関係が説明されました。なるほど従姉妹。聞いておいていまいちわかってないねこのその反応、それが面白くって、わからないとまるで反応しなくなるんですね。これがまた可愛かったです。

2020年2月24日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年4月号

『まんがタイムきららMAX』2020年4月号、先日の続きです。

『ホレンテ島の魔法使い』

魔法使いになりたいという女の子に帽子を作ることになりました。地元の子らしい。しかも予算に限界があって、できるだけ安く仕上げないといけない。オーダーメイド品を安く仕立てるためにあれこれ考えをしぼるんですが、安価な素材を利用するなどして基本ちゃんとしたもの作ろうとするところは好感持てる。ええ、いい加減にでっちあげるみたいにはならないんですよね。

あむの言葉がよかった。君の気持ちに応えたい。少女の注文にかつての自分を重ねたのかも知れない。真摯な姿勢が光っていましたよ。

街に出てからのちょっと強引な資金調達。少女を元気づけるかるて。にぎやかに、そして楽しい即席路上ライブの楽しさ。こっこもちゃんと帽子のために魔法を選別してくれていて、この皆が一丸となって少女の、お客の要望に応えようとするところに心ひかれるものありました。

出会い交流し広がっていく輪。そしてその先に待っているかも知れないあむの展望。見どころたくさんありそうなこの漫画。いいですよ。

『社畜さんと家出少女』

ホドシマさん出てきたら、もう面白いなこれ。見た目たいへんクールなのに、ナルを前にしたら心の声がノンストップ。でも今はユキが目下のライバルで、しかもここにアオという危険人物が介入してきてさあ大変! いや、アオはホドシマの雇ったバイトなんですけどね。ナル、ホドシマ、ふたり共通の後輩。非常に元気で、いろいろ困ったっぽい人? いきなりナルの胸を揉んでくるなど、自由? いや、やっぱり問題児だと思う。とりあえず同居することになったホドシマがいろいろ諦めてる? なんかえらく憔悴してるんですね。

ともあれ、バイトとして雇ったからには? あるいは大学時分からの先輩として? 一から根性を焼き直すとかいってますけど、焼き直す! 穏やかじゃない! 実際、これでアオという人が変わっていくことになるんでしょうか?

今後、ナルとユキ、ホドシマとアオ、こういうペアでいろいろ絡んでいくことになりそうですね。まずはアオがナルとユキのこと嗅ぎ回ろうとするみたいですけど、その後ろで、まずは仕事を覚える方が先だって心で叫んでるホドシマさんですよ! いやいや、それは口に出していおう! アオがもたらす情報はホドシマにも役立つかも知れないけど、まずは雇ったからには働いてもらわんと、ですよね!

『いのち短し善せよ乙女』

バレンタインデーに一日一善。木槌を振って出てきたのはローマ字チョコ(徳用)。大量のチョコレートが手に入ったわけだけど、これをモテない男子どもに配れば善判定だ! 甘いこと考えてる乙女に対し、ああー、神様自らそれは駄目って。うん、ただ配るだけでは駄目、チョコレートアクロバティックが必要ってわけですね。

しかし面白かった。よくこんな発想が出る。頼み事されると断れない男子、灰田ヤスユキが、女子から貰ったチョコレート、いいように不良にとられちゃってて、そんな灰田を助ける? のに乙女のチョコレートが役立つ! なるほどこの人助けが一日一善か! と思ったら、ちゃうんか! 難しいな。というか、投げつけたチョコレート、そのチョコに刻まれたローマ字でもって、灰田と幼馴染みのちえ、ふたりのラヴが成就する、それこそが善っていうのですか!

しかしこれなにが面白いって、乙女、基本的にこの恋の成就に介在してない。勝手に事態が進行した。けど、神様、善判定してくれていて、そんな神様に皮肉たっぷりの杏エリカな。甘くていいやんか! と思うんだけど、エリカとしては乙女のこと振り回したくてしかたないんだな。実際この善判定を隠してからの狼藉! おお、嘘までついて乙女のことおもちゃにしとるぞ! というか、こんなの天使にしといていいのんか? 堕天使じゃなくて天使なんだよね、こいつ?

ともあれ、ラストの乙女。うん、まさしく乙女。こういう表情見せてくれるの、すごく意外で、思わぬチャーミング。結構な高威力でした。

『ひふみよワーキング』

ゲスト2話目にしてさらに面白い! バイトに応募したら家政婦技能が認められてしまったよもぎ、みたいな話だったのだけど、2話目はさらに踏み込んで、なるほど、友達になってあげてほしい! 人づきあいの苦手な子、どう距離を保てばいいかわからず、友達作るのに苦労してるみゆりのね、友達になるまでの紆余曲折。それがねすごくもどかしくて、愛らしくて、ああ、いたいけってこういうことか! 小さな物語、でもそのささやかなところに、人の気持ちのいじらしさが感じられて、ええ、大変によかったのです。

妹のことを案じている姉ふたりもよかったんですよ。バイトを雇おうというのも、妹みゆりの友達になってくれたらいいなと思ってのことだった。どうしたらみゆりのためになるかな、いろいろ考えての行動が嬉しいじゃないですか。また、ふたりの気持ちに応えるよもぎも嬉しい。ええ、いろいろが嬉しいエピソード。あの、よもぎの言葉に安心して寄り添うみゆりの素直さも、その背に手をまわすよもぎの優しさも、すべてが愛らしいと思える展開がなお嬉しくさせてくれたのです。

でね、最後のね、友達誓約書とか特別手当とか、こういう発想の出てくるみゆり。どんだけ不慣れなのか? あるいは変な方向に大人びてるというか、このアンバランスなところ。これもまた魅力だと思います。

2020年2月23日日曜日

母のiMacの世話をしていたので休みます

母のiMacの世話をしていたので休みます。

2020年2月22日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年4月号

 『まんがタイムきららフォワード』2020年4月号、発売されました。表紙は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』。テレビアニメも大好評放送中! とのこと。見てますか? 見てますよ。そして表紙のイラストは、花を見に繰り出した魔法少女の面々であります。梅? 桜? 梅っぽいなって思うんだけど、散る花びらが桜っぽい。どっちなんだろう。先頭きって歩くいろは、吐く息も白く、まだまだ春はこれから、まだ寒さの残る季節感じさせているイラストです。しかし、皆、リラックスした雰囲気で、この季節の花を楽しむ余裕感じさせるところなど、穏やか、平和なその様子が心地よさ感じさせてくれていいですね。本編がシリアス色強いから、こういうのが嬉しいです。

今月は新作ゲストが1本です。

『わたしを宿に連れてって!!』

面白かったですよ。

国産RPG、ありていにいえば『ドラクエ』的世界観を持ったファンタジー世界を舞台に、魔王が討伐された後の世界の勇者と姫の関係を描くコメディなんですが、一緒に宿に泊まりたい姫と、まったく宿を利用しない勇者の思いのすれちがい。なるほど、勇者は特に姫を避けてるとかそういうわけではないんですね。ただ宿を利用する必要がない。レベルはカンスト。しかも回復アイテム持ちだから、ほっといても体力全開の疲れ知らず。ああ、HP以外に宿を利用する必要がある、そんなシステムだったらよかったですね! 例えばSAN値が下がるとかさ。

勇者にあまりに放っておかれたせいで、なんとしても一緒に宿に泊まりたいと意固地になってる姫と、勇者に命乞いして召使い扱いで同道している元魔王、このふたりがいいコンビで、そのかけあいなど、読んでいて楽しかった。行動力こそバリバリあるけれど、それなりに世間知らずな姫と、それなりにプライド持ってあわよくば自由をなどもくろんでいる魔王と、ふたりして勇者を疲れさせる、傷を負わせるなどなど、策を弄するんですね。けれどどれも無駄に終わる。その、なにしても通用しなくて絶望するふたりの様子と、なれあい? わりとフレンドリーではあるのだけど、その実悪い気持ちを隠している魔王とか、その魔王からしてもはっちゃけている姫とか、このアクの強さ、それが面白さを増さしてめていたと思います。とりわけ姫ですね。

キャラクターが魅力的に動いていること、それがなによりのよさだったと思います。私は魔王が気にいりました。

『はるかなレシーブ』

はるかな、なるあや戦、もうはじまってる! かなたのサーブが戦いの火蓋を切ってはじまるラリー。狙いは彩紗の無力化。対応しやすい成美のスパイクをふたりでさばいていこうという作戦が当たり、まずはリードするのだけど、これ、彩紗、あえて相手のやりやすいように作戦を受けてみせたっていうんですか。

試合中に多様に変化してみせるなるあやペア。はるかなの今の実力、それはどんなものなのか。まず相手にやりたいことをやらせてみて、そしてついに動き出す瞬間のスリル。普段温和でつきあいやすい彩紗の、しかし試合となればまるで違った表情を見せてくるところ、その怖さ、びしびしと伝えてきて、これは心底しびれました。はるかに対する軽い失望? 続いてはるかを圧倒しねじふせる力量。今はまだ試合もはじまったばかり。彩紗にしても、まだ試している段階に過ぎないっていうのがおそろしい。

ええ、約束の舞台。今こそこれまでかなたとふたり積み上げてきたことを出し切る時。しかし全力を出してなお敵わないかも知れない、そう思わされるなるあやの強さを序盤、開幕すぐに見せつけてきて、これは本当、圧倒的。描写にも気迫みなぎってまさしく充実でした。

『観音寺睡蓮の苦悩』

連載になりました。この漫画、毎回睡蓮の愛でる女子カップル変わったりするのかな? なんて思ったけど、なるほどベストなふたり、紫陽花、椿ペアにご執心、このふたりメインでいくわけでありますね。

今回も、紫陽花、椿の睡蓮争奪が描かれるんですが、出し抜こうとする紫陽花も日頃の行いがたたって足止め食らってしまう。しかし、なにやらかしたんだと思ったら、宿題のズル、いやそれは即バレるだろう! ってなもので、この稚拙な工作、策の中途半端であることからもこの紫陽花という子がどんな個性持ってるのかってわかるのは悪くないと思いました。

椿にしても同様で、紫陽花がいるとペースを握られてしまうから困るけど、いなければいないで2年の教室、扉も開けられないというその内気さ。なるほど、ふたりそれぞれの持ち味で助けあいながらの睡蓮争奪だっていうんですね。でもって、そのふたりじゃないとはじまらないってところが、睡蓮の妄想に火をつけようってわけか。

この漫画、睡蓮が出てからがやっぱり面白かったです。自信たっぷり、やたらめったら光輝き花散らすこの人の、実はいろいろあかんところ。この人を挟んで挑発しあう紫陽花、椿の振る舞いも、この人の目に備わった百合フィルターがために、まるで目に入ってないという。明らかに対抗、対立しているふたりなのに、両思い判定を出すというポンコツぶり。そのちぐはぐさの面白さ。同様に、出し抜きあいながらも実際イチャイチャしてるように見える紫陽花、椿、ふたりの関係も魅力になっていると思います。

『球詠』

えええ!? ちょっと待って、もう最終回なの!? 2点リードされて最終回。この状況からいかに勝ちを拾うのか。ハラハラさせられるこの状況。しかし相手は投手力がありかつ守備も厚いときている。なんとか2点返して同点にしないと次がない。その上で1点多くとれないと勝てない。ここまで徹底的に抑えられてきた状況で、本当にどうやったら逆転できるのか。

そんなこと思いながらも、正直どこか楽観視してました。だって、こういうのは主役が勝つものでしょう? どんだけピンチでも、どんだけ追い込まれても、ここぞというところで勝ちを拾っていく。実力を超えた瞬間的な力かも知れない。思いもかけない幸運かも知れない。それとも練りに練った秘策がここで刺さるのか。この局面でなにを見せられるのか、楽しみにするじゃないですか。実際、ふたり走者出してタイムリー、3人出れば希にまわる。楽観かも知れないけれど、なにかしら希望感じさせる言葉があって、そして実際ノーアウトで1塁出塁。ああ、ここからの逆転劇かと思うわけですよ。思いますよね? 思うにきまってるじゃないですか。

柳大川越のピッチャー、朝倉の力を認めつつ先輩としての意地見せようとしている大野の内心描かれて、そしてチーム皆が認める大野の力、大野がエース、その言葉に気持ち揺れ動かされながらも、この内面のドラマ、こういうの見せられたら柳大のことも応援したくなるなあ、負けて欲しいなんて思えない、そう思ったりしながらも彼女らは敗退していくのだろう、敗者にもドラマがあるのだなあ、みたいなこと考えていた。

打席にたった息吹。芳乃がコツコツ集めてきた情報、大野を攻略するためのアドバイス。これがいよいよ生きるのか。2アウト走者は2塁にひとり。ここで一打あればふたり走者を出して次に繋げられる。理想的シチュエーション。そしてまさに息吹の策があたって、ボールをとらえる息吹のバット、渾身のスイング、伸びていく打球、ああ、これが起死回生の一打になるか!?

息吹の強打をショートが捕球、ということはここから落としてしまうのか? いや、落ちない。あれ? おかしいな、あれ? もうこれが最後の打席だよね? 次はないよね? ページをめくれば、試合終了の声。ああ、新越谷敗退か……。

正直、信じられなかった。まだ信じられない、そんな不確かな気持ちでいます。これ、本当に驚いた、当惑しています。

2020年2月21日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年4月号

『まんがタイムきららMAX』2020年4月号、昨日の続きです。

『初恋*れ〜るとりっぷ』

そらの鉄道ひとり旅。ひとりで電車に乗って、東北本線で栗原に向かう。目的駅は瀬峰? ちょっとわからないなあ。この、そらの鉄道小旅行、のっけから停車位置が違ったり、ワンマンカーの響きにバスみたいなの思っちゃって、急いで降りないと! 飛び降りるように降りたら、ドア、当たり前に全部開いてたっていうの、ほんと、これ、面白かったなあ。

東北本線、海沿いを走るんですね。途中、松島を車窓から眺めたりして、こういうところ、旅情? なににしても、そらが楽しそうにしているの、それがなによりでした。

さて、目的駅についてみれば、そこにはそらを知るお嬢さんが待っていて、おお、そらのこと大好き。けれどそらには覚えがなくて、この人、白鳥プリシオンさん。濃い名前だね! そらがつっこんでるのが面白くって、これ、本名なのかい? ともあれ、そらと小さなころ一緒に遊んだという。その時の約束をずっと守り続けているという。ほんと、そらのこと一途にラブで、あの密着感、密接感、けれどそらが先生と口にした時の圧! いやもう、危険なにおいがしてますね!

この子、シオンちゃん、そらの叔母もちゃんと知ってて、よかったあやしい人ではなかった。ともあれ、そらの許婚を自称するプリシオンちゃん。ああ、これはちょっとした波乱を感じさせる幕開けですよ。ぐっときますね。

『みわくの魔かぞく』

ミラさん、SNSでも人気ものなのか。上級生からも声かけられて、けど、それ見て震えるまいですよ。いや、そこまでのことなの!?

ミラのSNSの使い方、結構自由というか独特で、食べ物の写真とか、食べ終わった丼鉢だけ!? milla ラーメン完食ならぬ完飲。おおう、飲みきっちゃってるよ! この子、この見た目にしてこの食べっぷり、飲みっぷり、この気取らなさもまた魅力でありますな!

今回はクリスマス回ですね。クリスマスをいまいちよくわかってないミラ。その認識がおかしくて、サンタクロースのこともモンスター扱いだよ! そして家には、これでもかとでっかいツリー! 屋根突き破ってるじゃん! しかも屋根登って、この巨大ツリーにオーナメント飾りつけるってんだけど、危ない! 見るからに危ない! とか思ってたら、まいに近づきすぎて吸血鬼化したミラが屋根から転落! このデジャブ! って展開、笑っちゃったよ。面白い。

しかし今回、まいが吸血鬼さんに向けた笑顔、それを受ける吸血鬼さん、その関係性が素敵でね、そしてさらにまいとミラのツーショット。ああ、いい表情じゃないですか。このふたり近くなっていくその距離感、すごく魅力的。屋根の上でふたり一緒に毛布にくるまって夜景眺めてるところとかもね、ほんと素晴しかったと思う。ええ、ふたりいい関係ですよ。

で、ミラさん、SNSに物議かもす写真出しちゃって、ファン騒然! これ、どう収拾つけるのか!? いや、ミラのことだから特に気にせずこのまんまにしそうです。

『のむラリアット!』

おお、試合ですってよ! 翼が他校のイベントに出場します。第0試合、若手が出る前座とのことですが、ただで勝たせるつもりなんてないよって相手高校のダーティな策略が翼を襲う!

しかし、この試合のくだり、めちゃくちゃ面白かった。翼、相手選手を圧倒するも、レフェリーがリング下に引きずりおろされ、乱入してきた選手につかまり2対1のアゲンスト。このピンチに、美森部長、一年ふたり、みるくと桃に助けにいくと指示を出すんだけど、助けにいくの、レフェリーなの!? いや、もう、すっかり翼のことだと思ったよ。ねえ思うよね? 桃の判断、間違ってるにしても、これ勘違いするよね!? 自分だって間違えちゃうシチュエーションだよ!?

今回、この体力なし、変態方面にパラメータ突出してるみたいな桃のですね、レスラーとしての才能の片鱗みたいなの見せてきましたよね。相手選手からの掌底で一度沈むも、すぐさま立ち上がってきて、みるくとともに翼の救出に成功するんですよ! この一連の描写、これは興奮させられる。会場だって大盛り上がりだったんじゃない!? ってくらいにわくわくさせてくれる試合展開で、いやもう今回も満足度高いエピソードに仕上がってました。

最後に桃とみるく、ふたりともに部長から叱られるんだけど、実際叱られてもしかたないとは思うんだけど、でもこれからの桃、みるくの成長と活躍、期待されますね! 実際、桃、どんだけ変わるのだろう。ちょっと目が離せない感じです。

『私を球場に連れてって!』

レオナの家でオールスター戦をテレビ観戦します。Pリーグの選手がチーム一丸となって戦う、その状況に皆で一緒に楽しめること喜ぶタマの笑顔が眩しくて、かと思ったら、オールスター戦でもレオナとファル子はいがみあうのか……。これ、野球ファンあるあるだったりするの? しないよね? しないといってくれ。

タマの妹、照だけがSリーグファン。ということで、皆から敵扱いされてしまって、でもこの逆境の方が燃えるってテンションあげてるのがね、いやあ、可愛いねえ。素直、真っ直ぐ、でも勝負バカなの? いやあ、なんでも楽しめるならバカの方がいいですよ。

対しレオナとファル子ときたら、試合の展開、うちのチームの選手は活躍したけどそっちはどうだい、ずうっと煽りあっていて、でもこれがこの子たちの楽しみ方なのかな? 仲良くケンカするの図? ほんとの喧嘩にはならない感じ、それはそれでいいものなのかも知れません。

そしてくれあですよ。敵同士が仲良く、こういうのもいいですねぇ、ってよだれたれてるよ!? ほんと、この子も微妙にゆがんでる。そしてこの子にさらなる視点を授ける猫子の母! あのささやきの表情、魅惑ですわ……。

しかしこの漫画、登場人物の癖がすごく強い。でも、それだからこそ面白いともいえるわけで、酷い顔で煽りあって、いがみあって、けどなんでか仲はよさそうで。ああ、これか、くれあのいう選手同士もイチャ…、仲良くしているというその情景に同じなのかも知れない。ええ、レオナ、ファル子、ふたりのイチャイチャはこれなんですね。いい視点を授かりました。

2020年2月20日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年4月号

『まんがタイムきららMAX』2020年4月号、昨日の続きです。

『エンとゆかり』

ゆかりたちのピンチに駆けつけたエン。剣がないとまるで使いものにならないっていうんだけど、鍵の魔物、剣を貸してくれるんだ。いいやつ! というか、基本、フレンドリーなんだよなあ、こいつ。キャラもいいし、なんか見てて楽しいし、だからうまいこと棘が抜けて、仲間に、仲間じゃなくてもレギュラーキャラに、いやセミレギュラーでいい、なってくれたらいいのに、と思うのだけど、状況は常に過酷で非情。ああ、鍵の魔物、どうしてもとまる気配はないようで、期待のエンも、鍵の魔物にがっちり食いついてはいるものの、一歩及ばず、むしろ剣の魔物が一枚も二枚も上まわってくるようなしたたかさを見せて、ああ、これは怖い。本当、どう決着がつくというのでしょうね。

戦いに楽しみを見出す魔物に対し、記憶がないためやりたいことがわからないというエン。しかし、このエンが見た一瞬の走馬灯。そこにこれからの生き方のヒントがあるようにも思われて、しかしそれもこれも、この戦いで生き抜くことが最重要。剣の魔物は当然エンを生かして帰す気はなくて、唐突の二刀流、その一撃でエンの剣を叩き折って、ああ、エンの動きがとまった!

どうする!? どうなる!?

エン最大のピンチに駆け出すゆかり。死ぬかも知れない、覚悟はするものの、でも死ぬなんて考えられない。この緊迫感。ほんと、どう決着つける? どう決着する?

これ、ハラハラがノンストップ。緊張の持続、息もつかずに読みきりました。

『旅する海とアトリエ』

アンナに呼び出された海とリエ。アンナはかつてのパートナー、ナタリアとのペア解消の顛末を語り、そしてペア復帰を願う今の気持ちを打ち明けるんですが、海が、海がやばい。リエもなんですけど、ガンガン食べる。そしてガンガン飲んでる海が、酔ってしまってついには暴走、フルスロットル。

酔っぱらい海、いいですよね! なにが彼女の原動力なのか。酒の勢いでいつもよりもクレバーな海! かっこいい! 素敵! ぐいぐいアンナの懐に踏み込んで、そんなのらしくないって、ナタリアのところ、ドゥブロブニクまでいくぞ! 明日だ! 飛行機の予約とるぞ! って、すごいなこの行動力。

人は自分にないものに惹かれるといいますね。ええ、海、最高です。

アンナの問題は解決に向かいそうな予感させられて、けれどこのアンナの状況をうらやましく思うリエの内心。この対照、実に効果的だったと思います。これからのアンナの身に起こること、それがどういうものかは次回以降の楽しみですが、それがどう動こうと、なんらかの影響をリエに及ぼしそうと思われて、ええ、ひとつのエピソード、それが動くことで、大きなテーマにも動きがありそうなんですね。

『ぬるめた』

おお、次回から連載ですか。順当だと思う。だって面白いものな。それにキャラクターも魅力的。

今回はなんとかスイッチに出てくるなんとかスイッチみたいな機械が出てきて、名づけて、くるみちゃんスイッチ。いや、あの番組のスイッチは実際にはスイッチじゃないよ? 対してくるみちゃんスイッチはガチのスイッチで、しかも全部で90文字はいってるのか。

スイッチを押すと、対応するくるみの機能が発動する! っていうんだけど、90かあ、多機能だなあ。で、のっけからなんかヤバいの出てきて、「あたまをひらく」! しかもただ開くだけじゃなくて、次元を超越して遠方からあらゆる物質にアクセスできるっていうのか。超越している……。人造人間くるみもヤバいけど、この五次元前頭葉とやらも世界を変えうる大発明ですよ。こんなとこでなにしとるのちあき博士! ってやつだこれ。

ここからも面白い。いろんな機能がどんどん発動するそのくだりで、四コマのフォーマットが拡張されるのね。左右コマを連結してワイド四コマに発展、そのまま展開するの、これ自由な感じがしていいですね。ページあたり2本の四コマのテンポで読ませる面白さがあり、ワイド四コマ的な、ひとコマというか一段あたりの情報量多めに展開する見せ方あり、フォーマットが面白さを引き出すために都度変化していく。これ、ただ自由に、好き勝手にやればいいってもんじゃなくて、ちゃんと構成考えて、どうすれば効果的か、しっかりコントロールしないといけないやつですよね。ええ、この漫画、こんなに自由に見えながら、見せ方、フォーマット、キャラクターの個性、言動、もろもろが、しっかりコントロールされてると感じられる。そこに作者の地力など感じとれると思うのですね。

そのコントロールというところ、ちあきの扱いなんかがそうなんですけど、基本この子の発明でくるみがわりかしえらい目にあう、そんなくるみを振り回すような役割担ってるこの子がですね、最後の最後、自分にね大喜利、ちあきちゃんスイッチ振られてさ、あんなにうろたえちゃってという、弱味見せたり可愛げ見せたりするわけです。ええ、一種超越的なポジションにあるちあきをね、ちゃんと皆の輪に戻してくれているんです。このバランス感も大変素晴しいと思います。なにより可愛い。実によいと思います。

『六条さんのアトリビュート』

これも面白いなあ。

ついに金が尽きましたか! なので食事が悲惨なことになっています。それもこれも、幽霊の六条さんが飯を食うから? 幽霊なのに食事するのん!? ってのもあるけど、さらに前回壊したふすま、このみが弁償したのか。大変だな、このみ。実家からの仕送りも、このみひとり分しか想定してないわけで、なのに六条さんの食費もここから出さないといけない。そりゃ破綻しかねないわけだ。

お金のために働かないといけない。けれどこのみは学校にいかないといけないし、となると、働くのは六条さん? え? 幽霊働かすの? 求人とか探してますけど、六条さん、応募できるの? いろいろ前提に疑問感じながらも、どんどん話が進んでいくのね、ああ、この置いてきぼりにされないようがんばってついていかないといけない感。働くことに消極的な六条さんが感じているものに近いのかも知れない。ええ、このみの前進する力、これはなかなかのものがありますよ。

なんて思ってたら、ヤバい人出てきた。画材屋の店長さん? 六条さんのことが見える。というか、六条さん、誰からも見えるのかな? ともあれ、この店長さん、やたら六条さんのこと気にいっていて、というか崇拝に近い? 一歩間違えばストーカーじみたなんかになりそうなタイプだ! でも、この人のおかげで資金難解決して、ああ、よかった。そうか、オリジナルの絵ハガキ作ってる、その絵を描いてもらおうってわけね。六条さんにうってつけの仕事じゃないですか。ああ、よかったねえ。

みたいに思ってたら、全然そんなんじゃないじゃん!

いやもうほんと、エラい人出てきたもんだと思いましたよ。

2020年2月19日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年4月号

 『まんがタイムきららMAX』2020年4月号、発売されました。表紙は『ぼっち・ざ・ろっく!』。後藤ひとりと喜多ちゃん、ふたりがギターを弾いている様子なんですが、ひとり、穏やかないい表情してますね! 基本、あわあわしていることの多いひとりですが、こうしてバンドの仲間と向き合って、自然体で演奏することができるようになったら、それはどんなにか素敵なことだろうと思った。そんなよさのあるイラストなのですね。ひとりに向けた喜多ちゃんの優しげなまなざし、これもまた素晴しい。とてもよいと思ったのです。

今月は新規ゲストが1本です。

『てんくーてんらん』

おお、中華風テイストのファンタジー。

舞龍の街にあらわれた赤ん坊連れの少女は訳有り? 自分の子ではなく拾い子というのだけど、警察に引き渡すなんてできないという、その理由とはいかに!? ってのが後半に明かされるのですが、なるほど、そういうことなのですね。

むらがる客引きから救いだしてくれたリリという女性。この人もまた客引きで、しかも食べるだけ食べて、支払いと思ったら財布がないという。それで、リリのもとで働くことになった主人公の活躍? どことなく浮世ばなれしたその少女。連れてるその子に秘密があって、なんと龍の子! その子の力で空を飛ぶこともできてっていう、あの見せ方のダイナミックさにぐっと引き込まれて、けれどしっかりコミカルに話をまわしていく、そういうところも好感触。悪くない話でありました。

リリと一緒に、大道で空を飛ぶ出しもの披露しつつ、リリの店の宣伝をしていくことになりましたという落ち。このふたり、出会ってすぐだというのに、えらいこと親密な雰囲気になってきてますね。いや、主人公側からぐいぐいいってるだけなんですが、いつかリリがこの関係に落ち着く、その時が楽しみになるような展開です。

『ぼっち・ざ・ろっく!』

あれ? ライブは? いや、だって、前回のあの流れ、当然今回はライブシーンだと思うじゃないですか。なのに今回、クリスマスパーティとかやっちゃってて、あれ? 1号読み忘れてる!? 軽く混乱したのですが、よかった、ちゃんと繋がってた。ハラハラしました。

クリスマス会兼クリスマスライブの打ち上げ兼虹夏の姉、Starry店長の誕生日会。しかし、この会、いろいろグダグダで、なるほどこれが『ぼっち・ざ・ろっく!』だ! まさかの陰キャテーブル。間がもたないせいでガンガン食べるから、料理の減りがものすごいとか、これおかしかったなあ。

そしてライブの感想などもうかがえて、なるほど、そうそう盛り上がったりはしなかったのかあ。アウェイってのは大変なんだなあ。また廣井の狼藉にも触れられて、やっぱりそうなるのか。どうにもとめられないんですなあ。

店長へのプレゼントお渡し会もわりとグダグダで、ちゃんとしてるの喜多ちゃんだけでは? ぼっちもすっかり忘れてたといって、歌をプレゼント!? これ、どんななるんだろう! わくわくしてたら、あー、弦が切れて終了……。惜しい。ちょっと期待してたんだよ!

今回、全体的にグダグダしてる感押し出してきているんですが、それでもラストらへん、SIDEROSのイベント出場決定とか、そして虹夏と姉の関係とか、このへんで締めてきましたよね。とりわけ姉妹のあの雰囲気、とても素敵だったと思います。ええ、大変よいものでした。

『きんいろモザイク』

ああ、旅の終わり。イギリスでの暮らしももうすぐ終わり、そして日本に帰れば学校も卒業。この、いろいろが終わりゆくという雰囲気の物悲しく思わせるところ、それがじんわりと心に効いてきて、ああ、そうか、終わるのか。読み手である私にしても、来月、次回で最終回を迎えるということに悲しさ、寂しさを思うわけで、この終わり、去り、別れるという感触は、どれだけ経験しても慣れないものでありますね。

さて、そんなしめっぽくなりそうな状況で、アリス、カレンは皆との出会いのきっかけをくれたシノに感謝の気持ちを確かめあったり、そして家に帰ればまさかの和洋折衷パーティ! 皆が着物でお出迎えというの、ああ、ああ、アリスが見事に気持ち持っていかれている! この会の楽しげなる様、しっかりと気持ちも盛り上げてくれて、とても楽しかった。そして、この楽しさを通じて気持ちを整理していく皆もまたよかったと思ったのですね。

しかし、それでも終わりに向かっているという感慨は深く、イギリスを離れる機内での忍、ああ、この子も成長したのだと思わされるところありまして、また卒業の日の前日、制服に向かうアリスのその姿。ええ、しんみり? 情感? 晴れやかなる寂しさを思う、そんな瞬間でありました。

『ななどなどなど』

ぎゃーん! 小町が可愛い!

扉のブレザー制服! そして本編夏服! 最高ではないですか。キュンキュンきてるななども素晴しい。うん、わかる、わかるわ、ななどさん。小町は、小町は、愛らしいです!

さて、制服をめぐる奇妙な言動。そうか、ななど、わきが露出してないと駄目だったか。それで制服の袖を破いちゃうっていうの、あんまりにあんまりの行動で、そんなに! っていってる小町もまたおかしかったです。

今回、皆で買い物回なんですね、素晴しい。普通にお店で買い物したことのない小町の行動。自分で選ぶんじゃなく、選んだもの持ってきてくれるのが当たり前ってのに驚くるるとかね、おかしくて、面白くて、おきょとんっての可愛くて、いやもうとてもいい。さらに、ショップ店員さんね、小町にすすめたらすすめただけどんどん買うっていうのね、逆に店員さんが追い込まれていってるっていうのが最高に面白くって、いや、これすごいわ。しかも、小町ちゃん、めちゃくちゃ金持ち歩いてるのね! 束で! 店員さん、手が震えてるやん。るるも直視できてへんやん。いやもうほんと、このくだり、すさまじかった。ぶるぶる震えるくらい面白かった。

玉村さん、嘘みたいに買うじゃん!

ほんと、最高だった。

ななどの服もよかったですね。そうか、シースルー素材なら袖があっても大丈夫なんだ。ドヤ顔ななどもキュート。袖あり衣装も可憐。素晴しいと思う。小町におねだりするところもいいですよ、仲むつまじい! でもって、小町の買ってやらんぞ!

動いてる! 動いてるよ小町!

活きてる! 輝いてるよ小町!

ラスト周辺の皆のいろんな服を試してる様子、それも魅力的。これ、見開き表現でもよかった。でもって、玉村家のパワー見せつけるラスト。もう、大好きです。あの、きょとんとしてる小町、あの無垢な感じ、めちゃくちゃチャーミングでしたよ。

2020年2月18日火曜日

Mailの復旧に追われていたので休みます

Mailの復旧に追われていたので休みます。

2020年2月17日月曜日

iA Writer

iMacが故障して、新iMacが到着するまでの数週間、何年かぶりのコンピュータなしの生活を送っていました。コンピュータがないことを理由にBlogの更新できなくなりました! といって、もう閉じちゃおうか。くらいのことは考えていたんですが、どうにも私はこういう踏ん切りをつけられない性格で、とりあえず手元に残っている環境でなんとか継続できないかなど考えてしまったんですね。ああ、失敗した、すっぱりBlogの更新をやめちゃえるチャンスだったのに! ええ、まだしばらくはBlogを続けることになりそうです。

私は普段、Blogの記事をCotEditorで書いています。iMacが届いた今もふたたびCotEditor上で書いていて、データは全部ローカルにプレーンテキストで保存。書きあげたものに正規表現でもってHTMLのタグ付けをしてblogspotにポストするという手順で更新しています。

ですが、iMacがなくなってしまって、そのいつものやりかたができなくなってしまった。さいわいGoogleへのログインはできたことから、Bloggerにアクセスして更新してというのは問題なくできる。となると、あとは文章を書くための環境だけということになりますね。

プラットフォームはいくつか候補があります。MacBook、DellのWindowsノート、そしてiPad。厳密にいえばiPhoneでも可能ですが、正直、PCのかわりにiPhone使うっていうのは無理だと思った。いや、だって、画面小さいし、そりゃもしiPhoneしかないとなったらこれで頑張るしかないわけですけど、実際iPadという選択肢はあるわけです。しかもPro。

今回はこれで押し切るか。

そう決めたのですね。

実はiPhone / iPadで文章を書くこともあるだろうと考えて、テキストエディタを導入していました。iPhoneがね、昔は特にですけど、カーソル移動がめちゃくちゃやりにくかった時代があったでしょう。なので、仮想カーソルキーのあるエディタを探して導入したことがあったんです。

その時、選んだエディタというのがiA Writer。シンプルなエディタで、多機能ではないけれど、マークダウン記法に対応して、HTMLとかWordに書き出しとかもできるんだっけ? 書き出しはしたことないからちょっとさだかではないのだけれど、まあとにかくいろいろできる。

iA Writerのどこがよかったかといいますと、それは作成された文書がiCloudに保存されるということです。たとえば出先でiPhoneで書いたものを、帰ってからiPadで開いて編集することができます。さらに、このエディタ、マルチプラットフォームです。当初はiOS用だったのが、後にMac版が出て、今はなんとWindowsでもAndroidでも使える。

iCloudに保存したものを開けるのはiOS / Mac版だけかも知れないけど、たとえばDropboxなんかを利用したら、プラットフォームを選ばず作業を継続することが可能です。

テキストエディタとしては、多機能でパワフルにバリバリ編集って方向性ではなく、必要最小限の機能にしぼったシンプルさを売りにしているソフトです。なので、プログラム書きます! とかいう人にはあまり向かないアプリではあるのですが、私みたくそんなに長くない文章をさっと書いてしまいたいって向きには充分というわけです。実際、iPadで書いていた時、このエディタで不足を感じることはありませんでした。むしろ、書くということに関しては、普段使っているCotEditorとの違いをさほど感じることもなく作業を継続できた。手持ちのテキスト作成環境の多様性と安定性をあらためて確認できたという意味では、いい経験になったと感じています。

というか、エディタ環境にはまったく不足がなかったのですが、MacOSにはあるDvorak-QWERTYがiOSにはないとか、日本語英語の切り替えがCmd-SpaceのMacOSとCtrl-SpaceのiOSとで違うとか、それからテキスト編集中のEmacsキーバインドの挙動がMacOSとiOSで違うとか、そっちの方が気になった。特にキーバインド。C-aで行頭、C-eで行末に移動する、その行の扱いが違うんですよ。MacOSでは論理行、iOSだと物理行。なにこの違い!? 論理行でいけよ!

あと、iOSのスマート句読点! --が—にされたり、あとクォートを変更されたりするの、iA Writerでも有効になってるって全然気づいてなくて、おかげでさっき全部修正させられてた! あー、これはぬかったなあ。Twitterでは気づいていたんだけど、これ、OSレベルで変更されてるんだから、当然iA Writerも影響されるって当たり前に気づけないといけない範囲のことだった。それに気づかずにいたの、なんでかBlogの記事、アクセス数が伸びないなあって思ってたけど、そりゃそうだよ、リンクが全部死んでたんだから!

HTMLでクォートをいじられるの、本当に困る。スマートっていうのなら、是非HTML入力中かも判断して、適切に修正してほしい。というわけで、遅ればせながら、スマート句読点、オフにしましたわ!

2020年2月16日日曜日

Apple iMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)

 先月末にハードディスクが不調となってしまったiMac。起動はするもまるで動作しなくなってしまったので、もうこれは駄目だ、ということでApple Storeにて注文した新iMac。一度延期を食らったものの、本日無事到着しました。なんで延期かというと、キーボードをJISからUSに、マウスをMagic Mouse 2からMagic Trackpad 2に変更したから。これやると海外にてパッキングして発送という流れになりまして、折悪しく時は春節シーズン。ただでさえ2週間もの待ち時間が発生するところに、今話題のコロナウイルスですよ。こいつのせいで春節の休みが延長。よってパッキング作業も延期されてしまって、いやあ、まさか3週間待たされることになるとは思いませんでした。

iMacといってもグレードが3種類あるのですが、当初一番上のグレードを選ぶつもりはありませんでした。正直私の使用している範囲だと、やってることは主にテキスト編集。たまにDAWなんかも使いますが、今どきのコンピュータなら、それこそよほどのことでもないかぎりスペック的に足りないということはないでしょう。なので、一番下のグレードでいこうと思っていた。しかしそれが結局一番上のグレードを選ぶにいたったのは、ああ、それはひとえに溜めこまれたデータのせい。ハードディスクの容量、2TBはないと今後キツいと思ったからでした。

どうせキーボード、トラックパッドを選ぶんだから、ハードディスクの容量も標準1TBから2TBに変更するという選択もあったんです。実際、最初そうするつもりでした。けれど、Apple Storeでディスク容量増やすと高いんですよ。正直、こんだけお金かけて、上位機種との差額がどんどん小さくなって、それで性能的に劣ってるっていうのは微妙だなあと感じた。どうせなら、もう少し金額足して、最初から2TBハードディスクを搭載している上位機種を買った方が、コスト的に優れていないか? もうこうなったらディスクの増量するという考えはふっとびますよね。ええ、こうしてiMacの最上位グレードを選ぶこととなったのでした。

最上位といっても、この上にはiMac Proなんていうとんでもないやつがいるから、これでもましな方ではあるんですよ? さすがにProを買うという気にはなれません。

今回、iMacを買うにあたり、私の求めた要件は以下のとおり。

  • ディスプレイ 27inch
  • ハードディスク 2TB
  • USキーボード
  • Magic Trackpad 2
  • メモリ増量

このうち、メモリに関しては、ユーザー自身で追加できるとのことで、16GBを2枚追加しました。標準8GBに32GB追加の40GBですね。正直、ちょっと信じられないくらいのメモリ容量ですよね。一昔前なら、ハードディスクでもこんなに大きくなかった。とはいえ、最近ではこれくらいないといろいろ足りないとかいうんでしょう? というわけで、余裕もって作業できるよう、ここは少しがんばりました。

そうそう、到着したiMac。Retinaディスプレイの真価については正直よくわからないけど、キーボードについてはよくわかります。いやあ、これ、ちょっとよろしくないね! 過去一番にスタイリッシュだと思うけど、キーストロークも浅いし、品質としては大変疑問。なんか、こないだのアカデミー賞で脚本賞を受賞したタイカ・ワイティティ氏がAppleのキーボードが酷すぎるってスピーチして話題になったんでしょう? 氏の批判したのはラップトップ、つまりMacBookのキーボードなのでiMacのもの、Magic Keyboardとは違うんでしょうけど、それでもMagic Keyboardもなかなかのものだよ? タイプしているうちに慣れてきたけどさ、やっぱりわりかしよろしくない!

もしキータイプの頻度が今よりももっと高くて、キーボードの品質が本当に我慢できないほどに酷いと思うまでになったら、その時はなにか別の選択肢を考慮すべきなんでしょうね。例えばREALFORCE とか、あるいはHHKBとか。でも高いもんなあ!

というわけで、文句いいながらもAppleの標準に慣れていくのだろうと思います。