『まんがタイムきららMAX』2026年11月号、昨日の続きです。
『マジック・パニック!』
思ったこと、なんでもそのまま口にしてしまうリットです。どっかにやっちゃった日記を見つけてもらって、一安心。内容をみんなに読まれてしまうんですが、まったくリットは気にしないんですね。よっぽど事実のみに即した日記なのかなと思ったら、全然そんなことなくて、シノのこと、ベタボメしたうえでかっこよくて優しいとか、読んだマロア、ジルコが赤面するレベルだというのに、リット本人は涼しい顔しとるんです。
いわく、なに考えてるかわからない、ひとの気持ちがわからないとよくいわれます。
でも、思ったこと言葉にしちゃうわけだから、そのあたりは筒抜け、隠し事もまるでない風通しのよさですよ。むしろ自分には、リットみたいな人のほうがずっと信頼できる。ゆえに、感性が独特でも、発想が不思議でも、ずっとニコニコして誰かをポジティブに評価するその性格が皆に好感を与えてるんだろうなと、すっと納得できるお話でした。
『アイドルビーバック!』
ついにはじまりました、新生アイビバワンマンライブ。ステージに立つ3人を前に、開始して即オーディエンスは最高潮。その勢いを受け、パフォーマンスにも熱がこもるあんじゅたち。その歌声に、姿に、客席の皆の心が動かされる様子。その生き生きと描かれる様はまさしく圧巻。これを大成功といわずして、なにを大成功といおうか。それくらいの熱量でもって押し寄せてくるのですね。
しかし、あんじゅさん、ステージに立つと見事にアイドルですね! ぱっとその場を明るく照らすような魅力に溢れた美少女っぷりに、すっかり持っていかれた感ありますよ。
客席が沸けば、バックステージにも静かに帯びる熱がある。まさしく燃焼という言葉が似合うこの夜。でも、まだこれ前編なんですよ。ここからどこまで盛り上げていくのか。どこまで加熱されるのか。まるで想像もつかないほどの勢いに圧倒されますよ。
『きみとボドゲが作りたい!』
マーダーミステリーのコンポーネントが壊れてしまいました! 満員電車のせい!? ええ、満員電車のせいでした。
でも、皆、けっこう落ち着いていますね。ネタバレにはなってしまうけど、展示だけならなんとかなりそう。もともと、このコンポーネントは割る想定になっていたんだ。てことは、これ一回使ったらそれっきり!? はいいとして、予備は部室に、取りに戻ると志願するもの多数なれど、先生、なにか呪われてるの!? タイヤがいきなりのバースト。先生、号泣ですよ。
ここでつきがいうのです。イマジナリーの子たちに背を押されるようにして、コンポーネントの破損を前提にシナリオを書き直そうと提案する。らずぴに負担がかかるけれど、当のらずがやる気を見せる。
間にあわなくってもしかたない。それぞれができることに尽力して、とにかくかたちにしていこうと奮闘する姿。いやあ、こいつは引き込まれますよ。
前回の優勝校。雲母高校のふたりが、つきに自分たちのボドゲをプレゼンしにきてくれました。その内容を聞かされて、さすがの完成度、感心するつきたちです。自分たちのゲームにも自信はある。けれど、雲母高校のボドゲに触れたあとだと、どこか足りなさを感じる。
その足りないなにかを、らずが埋めようとしてくれる? 渾身のシナリオ修正に、皆がテンション高くするなか、らずはどこか冷静で、それはつき同様に足りないなにかに気づいていたから。そのもう一歩を詰めるべく提案されたらずのわがまま。それはいったいなんなのか!
このもう一歩が、優勝に向けてのアドバンテージを生み出すか。まさしくこの子たちの躍進の鍵となる瞬間見せられて、ああ、どうなるんでしょうね! とても穏やかではいられませんね!
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第11号(2026年11月号)
『まんがタイムきららMAX』2026年11月号、
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