昨日の続きです。
『まんがタイムきららMAX』2025年11月号、『ゲームセンターのこころ』
こころ、バイトが本当に楽しみなんですね。制服試着してるときの、期待に溢れたその表情がすごくいい。緊張しながらの出勤も、頼れる先輩がいるから不安なんてない、と思ったら、雰囲気がこわくて敬遠していたバイトさんに遭遇して、もはや瀕死! 冷水ハルさん、はやくも1キルなわけですが、これではたしてうまくやっていけるのか。
こころの初仕事は鍵を預かっての、機器メンテナンス。やこの指示のもと、クレーン機の掃除をし、店内の掃除もし、景品補充もし、とまずはうまくやりおおせたのですが、開店してからはどうにもできることがなくて立ちつくすばかり。
と、そんなこころにお客さんからお声がかかる。クレーンゲームの景品がとれなくて困ってる。ところがどう対応したらいいかわからない! 困るこころに、ハルがさらなるプレッシャーをかける!? からの、思いきったこころのクレーン操作の冴え!
見事景品を獲得し、お客様も満足。ハルからも褒められて、ああ、いい体験しましたね。苦手な接客もまずは経験値獲得? そしてハルとの距離も縮まったようでなによりです。
『ぬるめた』
ゆきプロデュースのくるみ改造。その結果やいかに!
まあ、残念なことになってしまったんですけどね。くるみをアクスタにしたい。ところがあっちもこっちも物理的にツンツン少女になってしまって、ああ、改造とはかくも難しいものだったのでした。
ちあきに頼みこんでアクスタ化はなったのですが、まあかわいい! しかもポーズも自由なのか。でもこの趣向が誰の理解も得られない。自分の推しのアクスタと、推しともだちのくるみを、同一次元に並べたかった。
でもちあきは推しをそもそも解さない。多少は推しを理解するさきなも、アクスタ趣味はわからない。かくして四面楚歌のなか、皆から変なこという人と思われてることに気づいたゆきです。って、そうだったっけ!? 自分のなかでは、たまに暴走するけど、一番の常識キャラってのがゆきイメージよ!?
ということは、ゆきを普通と認識する自分のそこにもまた歪みが!? ああ、おそろしいことを思い知らされた今回。まずはともかく、ウクレレのぬいぐるみが欲しいと思ってるところからして、ゆきに近しい考えはあるのかもしれません。
『アイドルビーバック!』
ついに元プロデューサーとの再会を果たした新生アイビバ。しかし元Pはすっかり意気消沈してしまっていて、まるで会話が成立しない。この弱気、腰の低さはもともとのものなのか、あるいは自信喪失がためなのか。いずれにせよ、まずはもろもろの許可が得られたことはよし。けれど気持ちはすっきりしないという、なんともいえない状況になってしまったのですね。
その後届いたメッセージには真摯な言葉がつづられていて、これだけでも元Pがいい人であるとわかる。それだけに、元Pを元気づけたい。かくして急遽公民館でアイビバライブを開催するとあいなって、うわ、田舎すごい。噂ネットワークであっという間に告知が完了しちゃうんだ!
あんじゅからのメッセージに心乱れる元Pなれど、そろりそろりと覗いてみれば、そこに繰り広げられるアイビバメインの祭の情景。ああ、これは元Pの自信になるのか、その逆なのか。いずれにせよ、これは元P、あなたのまいた種が咲かせ実らせたものなのですよ。だからもっと気持ちを強くもって、自分を信じて受け入れて、そしてアイビバの子らに向きあってあげてほしいのです。
- 『まんがタイムきららMAX』第22巻第11号(2025年11月号)
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