『まんがタウン』2017年11月号、昨日の続きです。
『恋するヤンキーガール』。アヤメちゃん、まさかの応援団長ですよ。体育祭での役割ね、応援合戦の花形ではないですか。今回は二本立て。アヤメちゃんの見せ場は後半ですね。前半では競技に臨む皆の姿が描かれて、なんだよ、ぼたんさん、ただただ普通に素敵さわやか美少女じゃん! でもってユズキと斉木の愛の力! この誤解、おかしかったなあ。お幸せに。そして後半、ああ、アヤメちゃんも緊張する。ナデシコもだ。って、マスクなしのナデシコ、普通に可愛いお嬢さんだ! そして、ついにきた見せ場。うおお、これはかっこいい! サラシ、袴、圧倒的な存在感を見せつけて、まさに見せ場、クラスの皆からも大人気。そして、優勝の行方はどうなるのか。リレーの結果いかんで決まるというところで、ナギの見せ場ですよ。おお、これはナギの愛の力。いい話でしたよ。
『俺の生徒は神メイド』。ちょこるん、夏川にバレてしまいましたね。これ、同時に九鬼先生の評価の下がること下がること。九鬼先生は自分のこと、知世子とは気づかなかった。だからいけるかもと強引にしらばっくれようとするも、もうね、バレバレ、そらそうだよなあ。というか、九鬼先生、評価がさがるさがる。夏川のことすごいとか先生いってますけど、いや、多分、それ、そうじゃないよ! しかしこれで決定的にバレてしまって、でも知世子の心配していたようなことはなくって、ああ、よかったじゃないですか。これで夏川との関係、これまでよりも確かなものになったんじゃないでしょうか。あるいは、夏川もりとる・ば〜どで働くのん? ともあれ今回は夏川があがり、くっきーがさがる。最後まで徹底してさがってましたね。よかった!
『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』。これ、ほんと、ハラハラする。病院での仕事。男性病棟は多少楽というからちょっと気持ち緩めていたら、抑制帯、抑制帯、でもって拘束、拘束。うおお、現実がうわーっとやってくる。仕事の苦労もろもろ。あわない同僚とかね、うん、わかるわ。なんでも自分が自分がみたいな人、自分も苦手ですよ。仕事上の大変さ、実害とかね、これはハードだなあ。自分の経験じゃ推し量れないものあります。で、今回のラスト! うわあ、こわい。これね、この患者さんが怖いっていうんじゃなくて、なにが患者さんの心のスイッチを押してしまうのか、あるいは傷に触れてしまうのか、それがわからないってのが本当に怖い。でもこれ、一度触れてしまえばもう戻れないよなあ。いやもうハラハラさせられっぱなしですよ。
『あいたま』は皆のイメージカラーを考えてみようみたいな話で、それだけだったら罪のない、むしろほのぼのと楽しい話になろうものが、さすがといいますか、あいの扱いがすごい。イメージカラー、赤! リーダーカラーだ! っていうんだけど、まさかの鼻血の赤……。しかも全員一致だよ。同様に酷い扱いなの、とまちゃんもそうなんですが、ほんと、お笑いDVD、どんななんだ。恐慌に陥るお嬢。とにもかくにも、とまには冷たいあい。徹底しています。はみとバニラの和解、和解? もよかった。当初はクラスに馴染めてなかったバニラも、だんだんにこうして仲良くなって、これは大変にいい流れ。なのだけれど、久米様……。バニラとの間になにがあったというのか。次へ次へと興味をひっぱる要素、しっかり盛り込んで、見事に先を知りたいという気持ちを途切れさせません。
- 『まんがタウン』第18巻第11号(2017年11月号)
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