2010年8月20日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2010年10月号

『まんがタイムきららMAX』2010年10月号、昨日の続きです。

『SUNNY SIDE UP.』、バーベキューの話です。メレンゲの発案、彼女の常識では夏にバーベキューは人としてあたりまえらしい。といったわけで、バーベキュー。ただしミールワームの危険がある。って、ピーナッツバターの味がするのか。知らなかったし、あんまり知りたい話じゃないなあ。メレンゲのダディも登場。スナイパー仕様、ばっちり迷彩ほどこして、って、この姿は人としてどうかと思う……。今月は肉、野菜調達して、けんけん家集まって、とここで終了。けど準備だけってことはないよね、多分。ということは、次号にバーベキューなのでしょうか。でも、準備する様子見ているだけでも面白く、この面白さはメレンゲとその父、もーぐりの無茶、けんけんにしてもキュウリ3箱あげるとかね、ひとつひとつのネタ、それが大きく出るから、それも無理してる風でもなく、自然に大きなのが出てくるから、そのいきおい、元気よさ、つりこまれて私も楽しくなる、そう、面白いんですね。

『クリット!』、ゲストです。なんと、テーブルトークRPGを題材にした漫画ですよ。リプレイみたいになるのかな? と思ったら、むしろ導入、入門編といった雰囲気ありまして、TRPGはこうやって遊ぶのですよという、説明多め、親切な話でした。TRPGをコアに楽しんでる人向けに作ると、私も含め、詳しくない人を置いてきぼりにしてしまいかねない。だから、こうやって、わかりやすく導入から進めていって、だんだんコアなネタに向かっていく、そんなだったらいいなあ。TRPG入門みたいにならないくてもいいから、TRPGの楽しさ、面白さみたいなのを見せてくれるとよいなって思ったのですね。でもって、ラスト直前、即興で登場させたキャラクター、ああいう状況がどんづまりになってしまった時に、無理矢理にでも話を進めようとする、無茶もいとわない、そんなことあるらしいですね。こういうぐだぐだになってしまう、それもTRPGの醍醐味というなら、そうしたもの、たくさん見せて欲しいなんて思いました。

『LSD — ろんぐすろーでぃすんたんす』、ゲストです。陸上部のお話。冒頭も冒頭、第1コマ目のゆっこちゃん、ああ、この絵は可愛いな。そこからはじまって、先輩と後輩、ちょっとギスギスしながらの勧誘活動。ちょっと無理目の広げかた、その胡散臭さ、しかも入部希望者のニーズをまったくもって無視。こういう若干のコミュニケーションの不全、それが見どころみたいですね。けど、まだヒロインが入部を決めたというところまでしか話は進んでいないわけで、ということは入部してみればどういうことになるのか。それは次号を待つとして、入部してもきっと同じようなやりとりがなされるんだろうな、そんな予感がします。

『はる×どり』、暑い日の話。恵が暑い日中に熱い飲み物飲んで、普段からそうですよっていってるの。ああ、私と同じです。私は基本的に熱いお茶、熱いコーヒー、牛乳も温めて飲んでます。ええ、慣れると平気ですよ。でもって夏期講習の様子、花子の気持ちはよくわかる。大学入って予習するようになるまでは、いつもあんなでしたね。茫然としながら、ただ時間の過ぎるのを待っている。あの辛さはないですな。出席すれど参加せず、これが私の高校生活でした。って、えらいこと悲しいな。けど、そんな花子もちゃんと自分の目標決めて進んでいる。はる、京子、花子、みなそれぞれに前を向いて、少しずつでも進もうとしている、その様子は見ていてなんだかすがすがしくて、すごくいいなって思えて、もうほんと、素直なこのお嬢さんたち、魅力的だな。見てるだけで和んでしまう。そんな雰囲気も素晴しいです。

  • 『まんがタイムきららMAX』第7巻第10号(2010年10月号)

0 件のコメント: