2012年11月29日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2013年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2013年1月号、昨日の続きです。

『イキモノシステム』、ゲストであります。修学旅行のしおりの製本を部員一同でやるという、そんな出だし。生徒会とかそういうのかな? でも部の子たちっていってたし。ええ、いきもの部だそうですよ。登場人物は、ミサキさん、ゆにちゃん、キリちゃん、ハカナちゃん、そしてエマーソン。エマーソンは猫です。主人公はキリちゃんでいいのかな。ゆにちゃんは猫耳っぽい人。ハカナちゃんは体質が原因でずっと眠そう。ミサキさんは部長なのかな? ところどころにエマーソン視点の心情描写がはいるのがいいですよね。本人、いや人じゃないけど、手伝ってるつもりでいるとか、なるほど猫とはこうしたものかも知れない。基本的に女の子たちのわいわいやってる? そんな漫画ですが、そこに猫の視点が加わることで一味違ってる。そう感じます。

『さいけん。』、面白かったです。廃部になった部活を再建させようと集まった人たちで組織されている部、再建部の活動ですね。いや、しっかり活動してるじゃないですか。てっきり、当初の志も薄れ、いい加減に遊んで時間を過ごしている、そういう漫画なのかなって思っていたら、今回はいきなり水着に着替えさせる。なに、これはお色気で釣るつもりなのか? そう思って警戒したら、いや違うね、しっかり泳いでみせる。そして遊ぶ! 水泳も楽しいなあ、そう思わせたところで水泳部の入部届が出てくるんですね。って、罠じゃんか! 翌日にはソフトボール体験。こちらは入部させようってことはなさそうですけど、いろいろ体験してみよう、そんな感じが大変よかったです。そして、みんなで一緒のことやって、楽しんで、友達になる、そういうところもよかったです。

『もこもこBOX』、素晴しいな! なんまんだぶとか! それに、母さんたち、みんな可愛いなあ!

『このはなさくや』、よいですね。今回は久々に小牧の特殊能力、花を生み出すやつね、活用されてまして、部屋に花を飾ってるところを見知らぬおかめ仮面に見られてしまった! 逃げるおかめ、追う小牧。花の能力を知られたらどうなるかわからない! いやしびれましたよ、足止めかけるのに朝顔を使うのね。蔓で足止めし、すかさずタックルをかける。見事でした。さて、おかめ仮面は先生でしたとさ。生徒会顧問の叶森日和子先生。極度の上がり症をお面でおさえてる、って、あやしいわあ。お面でようやくちゃんと話せる。お面をはずさせると、極端な弱気になる。その特性を利用して、生徒会、好き勝手にやってるんか。しかし、なんのかんのいって可愛い先生ですよ。

『あまゆる。』、ゲスト第2回です。いいですね。田舎の女子校もの。皆で、自分の住んでる地域についてのレポートに取り組む。農家の子アヤが、決して都会とはいえないお店密集地、市の中心部、典型的な地方都市だそうですが、それを都会といって大興奮。面白いなあ。近くにショッピングモールができて、若い子はみんなあっちにいくようになった。けど寮の子は商店街でいいのかな? こっちにきてくれる。それが嬉しいからか、あれ持ってけ、これ持ってけ、なのでなおさらくる。うん、いい感じに共存してますよね。市街地見て、畑見て、ディーゼル見て、これ、田舎という舞台がちゃんと魅力になっていますよね。そしてレポート。すごい、壁新聞だ。先生もびっくりして、普通のレポートが求められてたのに、けど出来がよければちゃんと評価されるんですね。先生のこの臨機応変で、内容を見てくれるところ。これもよかったなあ。硬直してない、柔軟にしなやかに動いて、そうしたよさは漫画自体からも感じられてよいですよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第9巻第1号(2013年1月号)

0 件のコメント: