2018年8月25日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年10月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年10月号、昨日の続きです。

『なでしこドレミソラ』。いよいよ文化祭ですよ。和楽器同好会はきまぐれミニライブってのをやっていて、これ、結構好評っぽいですね。こうした活動通して、バンドの知名度上げて、対決ライブの集客も増やしていこうっていうことなんでしょうけど、その一環であるミスコンがものすごかったです。恵真さん、ステージで香乃への愛を高らかに謳い上げる。これは、これは、残念美人ってやつなんでしょうか。あまりのやりたい放題。香乃は赤面。でもこれで優勝するんだから、この人、すごいな。そして今回、美弥の中学時代の友人との和解描かれたりね、ええ、美弥、ただ見た目を変えただけでなく、その内面も大きく成長させているんですね。そしてステージに向かう皆を待っていた人たち。あわゆきさんたちに、吟葉、吟芽のふたりとその友人たち。そして皆の家族……。ええ、こんなにも応援してくれている人がいる。演奏を通じて作りあげた信頼、それがここに現れているというのですね。これからのステージにどれほどの助けとなることだろう。どれだけ心強く思えたろう。そして美弥、凛々しい横顔と、その向こうにある決意が場をひきしめていきます。

『ちょっといっぱい!』。凪が父のために料理を作ります。もみじをともなって帰宅したら、不調のはずの父が笑顔でお出迎え。さらに部屋もデコレーションされていて、ホームパーティ!? いや、お父さん、ちゃんと寝とこうよ! 父も母も、娘のこと本当に大切なんだろうなあ。内気な娘のことをこんなにも心配して、だからもみじが、友達がくるというのが嬉しくてならなかったんだ。そんな父ですよ。娘がお父さんのためにって、料理を作ってくれるというの、どんなに嬉しく思ったことだろう。準備して、練習して、それで挑んだ料理です。凪がね、皆で作った時の味とは違う、うまく作れなかったってショック受けてるんですが、いやいや、立派なものですよ。お父さんだって、涙こぼして喜んで、ただ娘が料理を作ってくれたってだけじゃなく、苦手なことに挑戦したこと、日々成長していっているということを実感して、ここまで込み上げるものあったのだろうなあ。父の心のうちには娘のこれまでがいっぱいに思い出されて、もうたまらんかったでしょうね。ええいああ、この父に思わずもらい泣きでした。

『おなクラの幽霊さん』。ややこしいことになってます。葉一との勝負に勝ってしまったきさら。勝負に負けたら彼女と別れる、そういう約束だったのに、まるでそのことを説明しようとしない葉一に相当頭にきている様子。恋愛を取り締まる側のきさらと、葉一の恋人である幽霊さん。両面から葉一のこと見ているんだものなあ。事情は筒抜け、それだけに葉一の態度が納得いかない。もう焦れて焦れて、でもってその怒りが威圧感として放出されてるって、えらいことになってます。とはいえ、今回、きさらの問い詰めでもって判明した葉一の本心。次々、幽霊さんへの思いが言葉にされるのを聞いて、大ダメージ連続ヒットですか? きさらがめちゃめちゃ浮かれちゃうのね。あの、にやにや笑いのきさらを見られただけでも、この一連のエピソード、価値があったといっていいのではないでしょうか。しかしね、負けたら別れるのどうのという約束、これはうまく処理できたみたいですけど、葉一、自分のテスト勉強に強力してくれていたのがきさらだって気づきそう? いや、葉一くんのことだから、そこが期待できない。ええ、なんとなくひっかかってるレベルでとどまって、核心に踏み込まずにうろうろしそうな予感がするんですよね。

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