2014年1月22日水曜日

『まんがタイムスペシャル』2014年3月号

『まんがタイムスペシャル』2014年3月号、発売されました。表紙はバレンタインデー、チョコレートを用意して、けれど渡せない? 素直になれない? いや違うのか、これからいよいよ渡そうとしているのか! そんなリコとマキであります。ふたりともに顔を赤くして、これは寒さによるものではないだろう。ええ、リコ、マキ、ちょっと違った表情、それが美しい。大変に魅力的です。そして『メェ〜探偵フワロ』、う、おおう、フワロ氏か……。少女漫画チックに偽装して、おおう、おおう、言葉にならないです。

趣味じゃない園芸』、コスプレで園をアピール、そうした試みをテレビで見て、その気になった蘭々。しかし園のトラウマ、コスプレの舞台として提供したい、その気持ちがすっかり空振り、片思いに終わってしまったっていうのが泣けます。今回の植物にまつわる話、節分でしたね。豆、けど昔は米とか麦も使われた、って、へー、知らなかった。稔るものが鬼に害をなすのかな? 炭というのも初耳でした。クリスマスと節分に共通する植物、ヒイラギ、へー、日本のと西洋のと、全然違う植物だったのか。知らなかった。そして最後に蘭々の希望がかなえられる、ちょっとだけ。これ見て、蘭々、愛されてるじゃん。ええ、そんなこと思ったんですよ。

『ピンポン☆ブー』、退学とクイズ研の創部を賭けて、理事長とクイズ対決ですよ。イントロクイズ「ファソラシ・ドン」。おおう、懐かしいもの思い出されます。何なんだあのマスクとか、もうめちゃくちゃ面白くて、しかし高校生たちは知らんのか。知らんのか……。これ、次から次へと部員が討ち死にしていって、最後に残ったのがあやや。ということは、これまでまったく光の当たってなかった彼女、大活躍の巻か! いやもう、次回、刮目して見よ! でありますよ。

『みずいろミュージアム』、評判いいのかな? 水族館の新人スタッフ、岩井沙夏奈を通じて知る水族館の仕事。調餌っていうんだ。魚の種類それぞれにあった餌を用意する。沙夏奈のが手際がいいっていうんですね。そしてたたきこまれる最も基本で大切な仕事。掃除、掃除、掃除っていうんですね。いや、まあ、そうだろうなあ。魚と水槽、展示されてるものという意味においても掃除は大切。そしてもちろん、魚の健康という意味でも最重要。なるほどです。しかしそうしたお仕事紹介があって、同時に水族館のロマンも描かれてる。それがよいなって思っています。

『銀河系女子高生ありすちゃん』、ずっと微妙に不思議な女の子、そんな感じだったありすちゃん周辺のこと、ここ数ヶ月、ちょっとずつ掘り下げられて? いろいろわかってきましたね。というわけで、ありすちゃんの髪飾り。あの星がふたつ繋がったやつですね。壊れちゃったっていうんですよ。で、それ、髪飾りに見えてただの髪飾りじゃない。時空転移装置なのです。って、ただの髪飾りではないのはわかってたけど、明確にそういう説明がされたのははじめてだなあ。ゆせがやたらいろいろ取り出すのもこれだよな。ええ、これが壊れると宇宙にも帰れないっていうのだから大変なんですね。壊れた理由はわからない。塩水程度で壊れるものとは思えないけどなあ。ともあれ、直そうといろいろやると、そのたびに不思議なことがおこる。それを見なかったことにするミチコと、異変のフォローをなかったことにしたいゆせ、ふたりの思惑が一致するところとか面白かったです。しかし、なぜ装置は壊れたのだろう。ありすちゃんの気持ちの変化のため? わからない。けど、ありすちゃん、なにか思うところがありそうですよ。

  • 『まんがタイムスペシャル』第23巻第3号(2014年3月号)

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