2013年8月20日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2013年10月号

『まんがタイムきららMAX』2013年10月号、昨日の続きです。

『ホイップノート』、『√中学生』、どっちも扉絵、強烈だなあ。ダイレクトに、そしてそこはかとなく性的アトラクション感じさせる。そんな雰囲気にまいってしまいますよ。『ホイップノート』は、文化祭でなにをしようか、それを話し合うんですが、なるほど納得のおよめさん喫茶ですよ。園芸部から明、また生徒会由衣も引き込んで、これは面白くなりそう、と思ったところで、空手部がメイド喫茶なのか! なにを考えて、なにを求めようというんだ。で、主将鈴真は不在なのか! あかんやろ、それ!

『√中学生』は、クーデター、また物騒な話ですよ。過去にあったクーデターの危機。それを招いたのがとーさまで、解決したのがかーさま。そうか、かーさま、英雄なのか。そしてアルネに届いたクーデター発生の一報。これはなんかヤバい動き? そう思ったら、ああ、じーさまのいたずらって! 許される嘘と許されない嘘がある! いやほんと、とんでもないじーさまですよ。そう思ったら、月は嘘をとがめて、携帯電話を欲しいと交渉。でもそれでもかーさまに阻止されるんですね。さすがかーさまといいますか、ほんと、王家をしきって、国も救って、たいそう魅力的な人ですよ。

『水瀬まりんの航海日誌』、ほんとタイムリーですね。自分もプレイしとりますが、『艦これ』、うまいことタイミングがあって、これがいい方向に作用するといいですね。でさ、自分は艦船とかさっぱりだったんです。大和とか長門とかはさすがに知ってましたが、駆逐艦とか巡洋艦とかなると、もうさっぱり。まつゆきっていう護衛艦があるのは知ってる、けど同名艦が旧軍にあったかといわれると、さっぱりわからん。けどそれが『艦これ』のおかげで知識が増えまして、あー、この漫画の登場人物、艦船の名前からつけられてるんだ! 雪風、時雨、霧島、山城、あー、そうだったのかー。で、主人公が乗ってる船、あれ陽炎かあ。で、今回は武蔵が登場。これ、船にまつわること、詳しく知ってると、もっとよくわかったりするんだろうなあ。しかしほんと、どんなことでも学ぶきっかけになるし、実際学ぶことができるんだものなあ。この漫画も、そうした手引き、興味を持たせるきっかけになったらいいなあ、なんて思いましたよ。

▲コンプレックス』、驚きましたよ。鋼太に接近していくひのり。お互い意識しながらも、鋼太は鋼音への気持ちを残して戸惑い、そしてひのりはなかなか踏み込めず、そんな状況にあったふたりが、ついに距離をつめようと決めた。鋼太は迷いの果てに、ひのりのこと好きになってもいいのか、そう思いはじめる。対するひのりは、鋼太に告白すると決意する。なのに、もう双方、あと一歩を歩み寄れば成立する、そこまできたのに、鋼音のちょっと外した気遣い、それが状況を違えてしまった。このタイミング。突然の鋼太転校の報に狼狽えるひのり。まだ自分の行為が引き起こした事態を知らずにいる鋼音。ほんと、これは緊迫、心にざわめきを残して、どのように決着するのか、はやく知りたい、しあわせな結果になって欲しい、はやる気持ちを抑えられません。

  • 『まんがタイムきららMAX』第10巻第10号(2013年10月号)

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