2011年7月12日火曜日

『まんがタイムジャンボ』2011年8月号

『まんがタイムジャンボ』2011年8月号、発売されました。12日発売。ああ、この日に戻ってきたのですね。しかし、4日発売の頃は12日だっけ? と混乱し、12日になったら4日だっけと混乱する。そんな予感がしてなりません。さて、表紙ですよ。『レーカン!』がメインです。天海さんと井上さん。夏ということで、水着でありますよ。天海さんは白のワンピース、井上さんは明るい緑のビキニですね。いや、このイラスト、もっとちゃんとしっかり見たいな。水着カットは他にもいろいろ、『じょしもん』から美々、羽子。それから『おねがい朝倉さん』。ついでにいえば、今月の『ジャンボ』は水着エピソードがやたら多いです。

『炊飯器少女コメコ』、これなかなか面白いじゃないですか。見た目から行動から、なんだかいろいろ可愛いコメコ。炊飯器なんだけど、尊自身はちっともなんとも思ってないのに、幼なじみアユカは意識しまくりとか、コメコはコメコでアユカにちょっぴりやきもち焼いてるぽかったり、なんだか変に面白いと思うのですよ。これ、この先、期待したい。そう思うくらいいい感じに面白くなってきてます。

『でり研』、人気なのかしら。『Ohでりしゃす!』が復活したりさ、いや、ほんと嬉しいんですよ。『でり研』では雪くまを調査して、なんと南部長と大仏くんがいい感じやぞ。いつもちょっと余裕見せてる、そんな部長なのに、それなりに切ない過去も抱えてるんだ。そうしたところ描かれて、ああ、なんだろう、すごくよかった。ちょっとセンチメンタル、でもそれがやわらかに沁みてくる。とてもよかったです。そして『Ohでりしゃす!』ではいがまんじゅう。知らないなあ。しかし大宮さんが可愛い。いや、ほんとに可愛い。また、以前みたいな四コマのスタイルのも見てみたいなあ。

エッセー企画「僕の私の青春の1ページ — あの頃の部活悲喜こもごも」。幸宮チノ(吹奏楽部)、みなづき忍(アニメ漫画部)、黒八(剣道部)、枕辺しょーま(写真部)の思い出であります。って、いきなり鮮血ときたか! 私の経験では、あそこまでの流血はなかったなあ。しかしあの先輩後輩ふたりの風景、なんかわかる感じです。なんかこういう突っ走ってる感のある、まあどんな部活でも本番直前とか締め切りぎりぎりとか、そんな感じだろうと思うんですが、あの疾走してる感はいいですね。そして写真部。なんだかがっかりな落ちが用意されてるけど、実際写真の面白さ、それはどうだったんだろう。ちょっと懐かしい面々、『さくらいろスナップ!』、ああまた読めるなら読みたい。なんてことちょっと思いました。

『あゆみさんは心配性』、いいですね、面白いです。これまで、ずっとなにかにびくびく怯えてるようなところがあったあゆみさんだけど、ちょっと開きなおったっぽいというか、したたかなところ、強く出る場面なんかも描かれるようになって、ぐっと魅力が増した、そんな風に思うんですね。あの「友達」なんかもね、おたおたうろたえるんじゃなくて、しっかりと受け止める、そんな様子、あれはいいよね。どんな慰めよりも、共感だとか、なにもできないことへの謝罪だとか、そうしたもののほうが強いよな。ええ、あれはいいエピソードでした。委員長の誤解なんてのも面白かったし、日記のダミー、ええ、いいですよ。続くほどに、読むほどによくなってると感じます。

  • 『まんがタイムジャンボ』第17巻第8号(2011年8月号)

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