2010年10月24日日曜日

『まんがタイムスペシャル』2010年12月号

『まんがタイムスペシャル』2010年12月号、一昨日の続きです。

『ポンチョ。』のカレシは、彼女連れてくるよといって、ポンちゃん連れていって、いやもうそろそろ彼女ってポンちゃんのことなんじゃないかと誤解されてもいい頃合いだと思うんだ。いや、以前そんなことあったっけ。冗談はさておき、職場の先輩と鍋パーティー。参加者はポンちゃんとアキラちゃん。実にいつものメンバーであります。しかし、先輩、いい暮らししてるなあ。いい男、ちょっとキザ、いいマンション、料理でもてきぱきと手際いい。カレシの株がどんどん下がっていっている、ハズレ呼ばわりされている、そのカレシの駄目っぷりが逆に魅力。きっとこういう駄目なところ、それでもがんばってるところ、そこがななみさんにはたまらなかったりするのかなあ、なんて思ったのでした。

花の湯へようこそ』、おお、次回で終わっちゃうのか。長いといえば、ずいぶん長かったものなあ。最終回直前であるのだけれど、基本的に通常営業。けれど、受験生に恋する女の子、彼女の思いが受験生に知られてしまったり、まあ伝わっちゃいないみたいですけど、そして片思いの彼がよっちゃんに告白。まあふられるんですけどさ。それで園生くんの出番がくるのでしょうか。このあたりは本当に最終回待ち。けれど、最終回でもいつもどおりの雰囲気だったりするのだろうなあ。いや、よっちゃん園生くん、ふたりの関係が進んだりして、それで常連さん勢揃いみたいなったりするのでしょうか。どういう終わり方であっても、さみしくなるなあ、そんな気持ちでいるのです。

『放課後エア部』、いつものようななんでもない話で笑いあっている、そんな話であるのかと思っていましたら、いやいや意外というべきか、恋愛のどうたらこうたらが出てきましたね。小山先生が好きなひかり、気の多いこだま。そしてこだまと幼なじみの本田くん。いや面白いですね。好きな人がいるという本田くん、その思い人から手痛い打撃を頂戴するっていうね。この、こだまのわかってないっていう様子と、周囲の皆、今まさしくふられたばかりの女の子でさえわかっちゃったっていう、その様子、ものすごく面白かった。これ、今後も展開されそうですね。いい感じ、期待してしまいます。

『セーラー服でもあいしてね』、変わらずいい雰囲気で進行していきますね。ヒロイン佐々実、姓がかしわで名がささみ、なんですね。友達つれて、焼き鳥屋にいくっていう、相変わらずの行動力です。気の若い店長、みんなと仲良くなってる。でもって、厳さん、かたくて真面目、そんな雰囲気なんだけれど、いい評価されると嬉しいし、それでサービスしちゃうっていう、そうしたところがいいなあと思います。しかし、この漫画のいいところは女の子の造形だと思います。男性向け漫画のヒロインではなく、また少女漫画でもなく、ちょっとヤング・レディース系っていうのかな、そういう雰囲気があっていいと思っています。

  • 『まんがタイムスペシャル』第19巻第12号(2010年12月号)

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