『まんがタイムきららMAX』2026年7月号、昨日の続きです。
『ぬるめた』
すごいな、さきなちゃん。モテモテじゃないですか。小学3年生女子4人にもみくちゃにされて、さて問題です。この仲に、さきなちゃんのことが好きな人は何人いるでしょう?
って、どうみても4人全員じゃん!
という事実が明かされる終盤までの道のりですよ。スズカちゃんのお姉ちゃん、黒魔術をやってるという謎の人物に出会ってからのあれこれ。って、待て待て、魔術って、こないだから話題になっとる連中じゃろ、これ。こごめを軸として広がる人間関係。その一端がスズカの姉、魔女のミズキであります。
妹にねだられて占いを披露するミズキ。その占いというの、タロット、トランプ、ダイスとなんでもありの占いなんだけど、それがめちゃ当たる。というか、お前答知っとるやろレベルでさきなの交友関係を掘り返していって、さあ大変。ちびっこたちも大騒ぎなんですね。
この謎の魔女。ちらほらとさきなとの間に気になるワード、ゴメとかいうのが見え隠れしましてね、でもそれでもまるでピンとこないのがさきななんだ! しかもちあきも同様で、まさかしゆきからバカ呼ばわりされるハメに!? いやもう、このところの人間関係。なかなかに錯綜しておりますね。
『エイティエイトを2でわって』
レッスンをお願いした連弾ピアニスト、ひよりかのおふたりからアドバイス受ける美弦に奏です。互いの持ち味を殺してしまっているのではないか? 気になっていたところを突かれて、いやいや、いやいや、自分が悪い、私が悪いと、譲りあってしまうのですね。
ひよりかのふたりの来し方は、美弦、奏にとってなによりの助言となったのではないでしょうか。今ではすっかり息のあう演奏を聞かせてくれるひよりかだけど、はじめのころはまるで合わなかった。散々だったと振り返る、そんなふたりが今のようにまで成熟したのは、話し合いの結果。ふたりでこれから演奏する曲について、同じイメージを共有すべく話し合うところからはじめるという。ときにけんかもしつつ、譲ることだってあるでしょう、そうやって擦り合わせ、歩み寄り、理解しながらともに歩んできた。
そこにあるのは、どうしてもこの相手と一緒に弾いていきたいという思いだったというのですね。しかしここで迷うのが奏です。奏にとって美弦は、自分がピアノ演奏に復帰するきっかけを作ってくれた相手。しかし美弦は自分のことをどう思っているのか。
このふたり、曲について、音楽について話し合い、互いを理解していく必要もあるけれど、それと同じくらいか、あるいはそれ以上に、目の前にいる相手、その人を知り、理解を深め、その距離を近づけていく必要があるのかもしれませんね。
そのためには奏も素直になるべきだと思う。とはいえ、それが簡単にハッピーエンドに向かわせるとも思えないのが美弦という人。いやはやさてさて、このふたり、これからどうなりますやら。いいコンビだと思うんですよね。それだけに、ふたりにとってのブレイクスルー、その瞬間がくることを心待ちにいたしますよ。
『あくまじょグリモワール』
友達を作るには部活動だ! レルメアの指摘を受けたニノン、遅ればせながら部活まわりをはじめます。しかしどう考えても時期はずれ。悪目立ちしないかと心配するニノンに、今さらというティリ。このふたり組で、いろいろな部を巡るのです。
てっきりね、これまで誰からも勧誘されなかったニノンですよ? どの部活からも相手にされてないのかなとか思ってたんです。いやもう、これはニノンさんにお詫びしないといけない。相手にされていないどころか、訪ねた部、訪ねた部で、首席の子だ、爆殺ちゃんだと大賑わい。どこの部も欲しがったため、勧誘禁止令が布かれていたというのですか。
しかしニノンの才能よ。文化系無双かと思いきや、その能力は運動においても発揮され、本来なら一年生はお呼びではない飛行部にても、その才能の片鱗が大喝采を受ける。調子に乗りはじめるニノンを上級生は気にせず歓迎してくれて、でもティリはその天才ニノンを上回る奇才であったか。ニノン、すっかり霞んでしまったやん。
あらゆる部活にて歓迎されるニノンなれど、学級委員長という職、その多忙さがゆえに部活に打ち込んでいる時間はあるまいぞと、悲しい現実を知らされて、ああニノンはかくして幽霊部員に。とりあえず、交友関係は少しは広がったものの、その日常は変わらなさそうでありますね。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第7号(2026年7月号)
『まんがタイムきららMAX』2026年7月号、
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