『まんがタイムきらら』2026年6月号、発売されました。表紙は『一畳間まんきつ暮らし!』。芽衣子と音緒が一緒に登場。音緒のこと、後ろからハグする芽衣子がなんだか余裕の笑顔でありますよ! 対し音緒はちょっと慌てた感じで、すなわちこれはいきなりのハグというわけですか? 気持ちの準備ができてないところに急接近されて、嬉しいながらもどぎまぎする、そんな様子の音緒が実に愛らしいイラストです。
今月は新規ゲストが3本です。
『魔法使いと魔法少女みたいなやつ』
片親が魔法使いという少女。魔力を受け継いだものの、その制御に難がある。勝手に放出される魔法を抑えるため、手は包帯でぐるぐる巻き。そのため周囲から変な子扱いされて、それゆえ魔力なんていらないと思うようになっていた。
そんな彼女の前に、魔法少女と名乗る女子が現れたのですね。転校生。制服も着ず、あまりに自由な振る舞い。これこそが魔法使いかと思い、特訓につきあわされて判明した。この子、魔法少女を自称しているだけの普通の人間だ!
その子とともに街に出た日のこと。魔法少女のコスプレをさせられて、恥ずかしさはトップギア。なんでこの子と一緒にいるのだろうと自問自答していたところ、まさかの誘拐事件に遭遇。力を持たないはずの自称魔法少女は、さらわれた子を助けるべく、無謀にも誘拐犯の車の前に躍り出て、そこに炸裂する本物の魔法使いの魔法! かくして誘拐犯の策は潰え、誘拐された女の子も無事助け出されたのでありました。
これ、魔法使いの子は自称魔法少女の子に背を押されるようにして魔法使いとしての自分を認めることができ、片や魔法少女は、魔法使いの子の力によって、ありたいと思う自分の役目を無事果たすことができた。ともに得られたその結果。互いに相手の力となれた、その関係。よいのではないでしょうか!
『アストレイアの遠足』
文明の崩壊した世界? ランドセルを背負った女の子ふたりが入り込んだのは、立ち入り禁止になっていた小学校。しかし、ふたりともにその建物がなんの施設かはわからずにいるのですね。
雨をやりすごすのが目的だった。食料も必要。生きるのに必要なものを求めて立ち寄ったのですが、とくにこれといった収穫はなく、未知の施設学校を探索しては、これがなんのための建物だろうかと話しあっていたのですね。
そんなふたりが最後に立ち寄ったのが図書室。たくさんの本を前に、しかし字の読めないふたりにはまったく無意味な場所。そう思っていたのに、たまたま見つけた子供向けの百科事典。開くと、そこには絵で、写真でこの世界のことが説明されている!
それはまさしく世界が開かれた瞬間で、驚きや興奮とともに百科事典を持って、ふたたび終末の世界に歩き出すのですね。
たった一冊の本との出会いが、ふたりと世界の関係をがらりと変えてしまった。これからふたりが目にすること、知ることは、これまで見てきたものとは意味も色合いも違えていくことになるのでしょうね。
『出直しといで死神さん』
目当ての少女に会うために人間の世界に降りてきた死神。目当ての子は、見目麗しい人気者。手紙でもって公園に呼び出して、そしてその魂の美しさをずっと見てきたと告白するのです。生まれてこのかた、ずっと途切れることなく見続けてきた。見ていることで元気になった。大好きなってしまって、これからも一緒にいるために、人間の制度、結婚をすべくやってきたというのです。
でも、死神が見てたのは自分の中身、魂だけ。私の外見はどうでもいいの!? この子、見目に自信があるのですね。でも死神は見目にはまったくこだわらず、それがどうにもおもしろくない。出直してこいといった翌日早速転校してきた死神に、自分のかわいさを教え込んでいく毎日がはじまる?
でも、一般的には外見よりも中身が大事。その中身を評価されて、しかも外見には自信あり。これ、つまりはかなり魅力的なお嬢さんなのではありませんか!?
- 『まんがタイムきらら』第24巻第6号(2026年6月号)

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