2006年10月18日水曜日

ガルフォース

   最近、なんだかアニメづいております。しかも新作じゃなくて昔のアニメ。ほら、『ダーティペア』と『ドリームハンター麗夢』がDVDで出るというでしょう。でもって買うと決めたらこれが呼び水となって、あれも見たいこれも見たいなあなんて感じでどんどん欲求が膨らんでいってるの。というわけで、目下最高潮に盛り上がってるのが(もちろん私だけの盛り上がりだけど)『ガルフォース』。なんだ、また女の子ものかよという無粋な突っ込みはなしにしていただくとして、いや、懐かしいですね。これ、以前もいいましたけど、『アニメ大好き』で放送されまして、これがもう大人気でリバイバル放映もされて、多分録画したビデオがどこかに残ってますよ。『エターナル・ストーリー』、『ディストラクション』、『スターダスト・ウォー』が一度に放送された時があったはずで、これを録画してるはず。でも、例によって例のごとくビデオが見つからないから容易に見られない。なんで私ってこうなんだろう。つくづく情けなく思います。

しかし、今、なんでまた私は『ガルフォース』にこんなに興味津々なんでしょう。多分私が見たのは『レア・ガルフォース』まで、あるいは地球章の第一話くらいは見てたかも知れないですね。でも、宇宙章(最初の三作)があんまりにも印象が強かったせいで、私にとって『ガルフォース』とは最初の三作なのです。

女性七人で構成されるチームが乗り込む宇宙船内で発生した奇怪な事件。外部からの侵入者によってチームは分断され、しかも犠牲者まで出るという結構ハードなストーリーに、ただの美少女ものではないという感じを得たものですが、でも当時のアニメって結構そんな感じだったよなあという気もします。

私がこのアニメの描写で好きだったのは、艦船が打ち合うレーザーの描写で、あの一旦後方に射出されたレーザーが屈曲して前方に向かうという描写がことのほか気に入っていて、そしてキャティの存在でした。物語のキーパーソンですよね。第一話で非業の死(?)をとげ、しかしその確かに死んだはずのキャティが生きていた!? 第一話では語られなかった謎が、第二話、第三話にて徐々に明らかにされていき、そして物語は佳境へ。あの殲滅戦の描写は実に悲しかった。なんか、業みたいなものを感じたというか、大きな流れに翻弄されて消えていく命の悲しさみたいなのが残った、といえば大げさな感じに思われるかも知れませんが、本当にそんな風に思ったものなのです。

ただ、この感想というのはもうずいぶん前のものだから、今見直すと幻滅したりもあるかも知れません。でも見たい。でも、ちょっと見ようにもなかなかにそろえるのが大変そうで、しかも『テンリトル・ガルフォース』ってDVDになってない? ああもう、ああいうのも見たいんじゃないかあ。

でも、これだけラインナップが揃っていて、いずれそうした番外編も併せて再リリース、みたいな盛り上がりはないでしょうね。よっぽど『ガルフォース』が人気があるとか(それこそ『ガンダム』なみにね)、そういうことでもない限り、今あるものの中から探して、幸い中古市場に溢れているっぽいVHS『テンリトル・ガルフォース』でも買って、みたいなそういうやり方しかないかなあ、なんて思います。でも、そこまでして揃えたいか? うう、ちょっと揃えたいかも。だって、結構好きだったアニメなわけで、こういう若い頃に思うように入手できなかったものを揃えられるだけの経済力を得た今、迷いは踏み出すか踏み出さないかの一点になるんですよね。いやあ、本当に迷います。

DVD

VHS

CD

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