2006年10月7日土曜日

ドリームハンター麗夢

実をいいますと、もうひとつ、別の懐かしアニメのDVD-BOXが出るという話も聞いていまして、それも11月に出るんだそうで、なんでこんなに一時にまとめて出るのー。

以前、私はこんなことをいっていました。さて、そのもうひとつの懐かしアニメとうのはなにかといいますと……、それは『ドリームハンター麗夢』というアニメでありまして、でも一般にはあんまり知られていないんじゃないかと思います。OVA展開されたアニメです。初期シリーズでは三作制作され、その後もう一作二作出たらしいのですが、残念ながら私はそれを見た覚えがなくて、というのも私は高価なOVAを買うだけの余裕がなかったものですから、テレビ放送されるのを待つしかなかったからなのです。OVAがテレビ放送? そうなのです。関西には『アニメ大好き』という伝説的番組(特番)があって、夏冬春休みに一週間くらいかけてOVAを放送してくれたのです。ノーカット、ステレオ放送が売りでして、関西アニメファンにはかなり支持された番組であったと思っています。というか、自分の知りあい、みんな見てましたし。

 私と『ドリームハンター麗夢』の出会いも、まさしく『アニメ大好き』だったんです。探偵事務所に持ち込まれた奇怪な事件にヒロイン麗夢が挑む、という内容なのですが、タイトルに夢というワードを入れてあるように、相手は夢魔と呼ばれる怪異の存在であったりします。それら敵と戦うために麗夢は夢の中に入っては剣を振るい、現実世界に戻ってはコルト44マグナムで銀の弾丸をぶっ放すという、極めてアクション色の強い作品に仕上がっていました。

けど、アクション色が強いといってもやっぱりアニメファンに向けて作られたアニメ作品というわけで、マニア好みの要素が散見されます。ヒロイン麗夢からがまさしくそうで、見た目美少女(けど年齢不詳)の麗夢は夢の中ではビキニとしか見えない鎧を着込み(ビキニアーマーは当時のアニメのお約束です。レダ以降の伝統だとか?)、現実世界ではレオタードで戦う(今から見るとちょっとフラッシュダンスっぽい?)。なんか聞いた話では、ビキニアーマーOVAとレオタードOVAのふたつ派閥が対立概念的に存在するらしいのですが、麗夢にはどちらの要素もあるから、どちらの支持者であっても安心ですね! ちなみにレオタードOVAの代表格は『戦え!!イクサー1』らしいのですが、わっはっは、私これ持ってるよ。けど、私、別にレオタードOVA派というわけではありませんので。だからといってビキニアーマー派ってわけでもないんですけど。

むやみやたらと話がそれた……。

私が『ドリームハンター麗夢』にこんなにもひかれてしまうのは一体なんなんだろうって思います。だって、見たのは多分中学生の頃だと思うのですが、ストーリーだってもうずいぶんおぼろげにしか思い出せないというのに、銀の弾丸が実はダムダム弾だとか、愛車がシティ・カブリオレだったとか、なんかそんなことは覚えていて(調べてみたら正しかった……)、私の少年期の記憶力はこういう方面に向いていたのだなあと嬉しくなったり悲しくなったり。けど、そんな昔のことを未だに思い出せるということが、それだけこのアニメのインパクトの強さであると思うのです。だから、今一度きっちりと見直したいと、そういう思いが残り続けて今に至る。そういうことなのだと思っています。

というわけで、『ドリームハンター麗夢 DVD-BOX1』を予約してみました。予約先は、商品が確保できませんでしたので、お客様のご注文よりキャンセルさせていただきましたのフレーズで有名なAmazon.co.jpです。果たして届くのかどうか請うご期待! って、確実に届きそうなところに再予約するべきかなあ……。生産数が少なく(1000本だとか?)、けれどファンはそれなりにいる(だって同人誌即売会にいくと未だにサークルがある、本買っちゃったよ)から、買い逃すと高騰間違いなしというこのアイテム。ちょっと迷います。一方的キャンセルを喰らうと、きっと私は悔しさに歯がみするに違いないのですから!

VHS

CD

書籍

引用

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