2006年10月24日火曜日

RICOH GR DIGITAL

 GR DIGITALが発売されて一周年ということで、いろいろな企画目白押しです(でした?)。この間いっていたのは手ぬぐいのプレゼント企画でありましたが、それとは別にGR DIGITAL一周年記念カレンダーコンテストというのもありまして、これなにかといいますと、GR DIGITALで撮られた写真を募って優秀作を選び、それでもってカレンダーを作ろうという企画でした。ひとり三点まで応募できて、選ばれるのは十三点。無理だろうなあと思いながら、私はその締め切り直前に中国は四川省にいっていた。これだ! と思いましたね、まさしくナイスタイミングってやつです。

さて、ここでちょっと引用をしましょう。書いたのは私。別のところで書いている日記で、書かれたのは2006年10月8日22時52分。タイトルはカレンダーでした:

私の愛用しているカメラGR DIGITAL。このカメラが発売されて一周年ということで、Ricohがカレンダー企画というのをおこないました。GRで撮影した写真を応募してもらい、優れた写真でもってカレンダーを作っちゃおうという、そういう企画です。

選ばれるのは各月の十二枚と表紙の一枚、計十三枚。私は、私の普段撮っているような写真ではまったく勝ち目がないとわかっているから、こういう企画は参加すれど対岸のできごとみたいに思っているのですが、けれど今回は違いました。中国での写真があるからです。自然世界遺産に登録されている九寨溝にいって、三百枚ほど撮ってきました。そんだけ撮れば、1%くらいはいい写真があるはずだ。今回の企画ではひとり三枚までと決められていて、しかも締め切りは九月三十日。タイミングばっちり、まさしくうってつけの企画であったのです。

[中略]

さて、カレンダー企画の選考はすでにおこなわれておりまして、以下がその風景です:
http://blog.ricoh.co.jp/GR/archives/2006/10/post_197.html

で、出る幕がない……。壁に貼り付けられた写真の数々、そのどれもが小さくはっきりとは見えないですが、けれどそれでもかなりの力作とわかります。比べて私の写真のインパクトのなさよ。出る幕がない。それが私の素直な感想です。

私も気付いているのです。私の写真にはなにかが足りない。後一歩がないというべきか、何歩も足りないというべきか、とにかくなにかが足りていないことには気付いているのですが、それを埋めるにはどうしたらいいかがわからない。わからなくてもしかたがないから、わからないなりに撮り続けてはいるのですが、いつかその足りないなにかが埋まることはあるのかなあと、そんな気持ちになりことはままあります。

とまあ、そんなわけで、予想したとおりというべきか、私の写真は入賞どころか佳作にもかすりもせず、見事落選したのでありました。世界遺産まで投入しといて!? いやほんとすまないねえ、中国……。

でも、誰にもかえりみられないままというのも寂しいので、ここで紹介しておこうと思います。上から、黄龍、九寨溝、九寨溝です。

Huanglong valley

Jiuzhaigou valley

Jiuzhaigou valley


でも、私は縦位置の方が好きみたい。

Huanglong valley

Jiuzhaigou valley

Jiuzhaigou valley

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