2006年10月5日木曜日

子育てクイズ マイエンジェル

 ふと偶然目を留めた広告で『右脳の達人 ひらめき子育てマイエンジェル』というのが出るらしいというのを知りまして、『マイエンジェル』とは懐かしいですね。これ、もともとはクイズゲームでして、アーケードで展開された後にPlayStationに移植されたそうです。残念ながら私PlayStation版はやったことがないんですが、アーケード版はちょくちょくやって、それでまあなんというか、はまるんですよね。友人と一緒に、千円ずつ両替して、協力プレイ、なんとしても最後までいくんだとがんばってがんばってがんばって、そうしたら娘がおたくに育っちゃった……。いや、私おたく娘は好きだからいいんですが、けど、実際自分の娘がバリおたくに育ったらそれはそれでショックかも知れないなあ。そんなことを思った夕暮れでした。

『子育てクイズ マイエンジェル』のよかったのは、やっぱり遊びやすいってところなんじゃないかと思うのです。ちょっとした合間にクイズでもやる? みたいなのりではじめることができまして、けど、子供が育っていく様を見てなんか一生懸命になってしまうというのは相手の思うつぼって感じで悔しいよね。『ゆうゆのクイズでGO! GO!』とかだったら1コインでどこまでいけるかが重要だから、コンティニューしてまで続けようだなんて思いもしなかったのですが、『マイエンジェル』はちょっと違うんですね。せっかくここまで育ったこの子の行く末を見たい。その一心でコンティニュー、コンティニュー、千円両替両替の罠にはまるのです。これ、私だけかなあ。正直、プレステ版が出るなら、ゲーセンでやるんじゃなかった。といっても、この当時私はプレステ持ってなかったものなあ。

その、変に中毒性の高い『マイエンジェル』が脳を鍛える系のゲームで出たというんですが、公式サイトに用意されている体験版で遊んでみて、や、これはちょっといいかも知れないぞ。というのは、えりか7歳がどえらいかわいいんです。いや待て、そういえば『子育てクイズ』にのめり込んだのも、結局子供がかわいかったからじゃなかったか? ああ、そうなんですよ、男の子でも女の子でも、とにかくかわいい子供が私をママあるいはお母さんなんて呼んでくれて、なついてくれて、こりゃはまるというものです。脳を鍛えるなんてもうどうだっていいって感じです。

冗談はさておいて、アマゾンのレビューを読めば、脳を鍛えるパズルの成績が子供の性格に反映されるわけではないみたいですね。そういうのはちょっと残念かなあって思ったりして、というのは、やっぱり『マイエンジェル』っていうのは、親(つまりプレイヤー)の思惑関係なしに子供が育ってしまうというのが面白かったと思うものですから。それがさっきもいっていた、なぜだかおたくに育ってしまうという話でして、本当はまじめ一辺倒に育てたかったのに、それなのに、どうしても親のカラーというのが反映してしまうのはやむないことで、まあ蛙の子は蛙、おたくの子はおたく、そういうのが出てしまうというのが『マイエンジェル』の魅力であり、もっとも楽しかったところだったと思っています。

CD

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