『まんがホーム』2011年2月号、昨日の続きです。
『おしのびっつ!』、今回は兄妹共闘、めちゃくちゃ面白かったです。あの、しのぶ変装の女子、おそろしく可愛くて、これは正直くないを超えたね! というのはいいとして、変装を駆使して潜入しまくるふたりが素晴しい。ナースに変装、おお、正直しのぶはくないを超えてるな。ともあれ、この調査で、桂先輩のもてっぷりが改めて判明したわけですけれど、思わずひいてしまうしのぶ、あまりの疑問に叫んでしまうしのぶ、本当に素晴しい。そして、桂先輩の弟思いであること。たいへんいいお姉さん。こういうのも、なにかいいなって思える展開でした。
『東京!』。秋葉原×渋谷は鉄板やな。いや、渋谷×秋葉原なのか? かけ算は可換性があるから、どちらでもいいんだっけ? ともあれ、秋葉原兄妹 in アキバ。オーズのメダルの入手に命をかける秋葉原兄がすごくいいな。妹の冷静なつっこみ、渋谷登場でスイッチのはいる妹の腐エンジン、もうすごくいい。ちゃんとたま文ムサコの三人組も出てきて、けどやっぱりメインは秋葉原で、いや、ほんと、かっこいい。残念なオタクといわれてるけど、あんなに苦労して入手したメダルを譲る。さらに、大会に乱入、軽く勝利してメダルを所望する。この人、最高だと思う。ほんと、最高だと思います。
『あなたなんか大嫌い』、ももとちきり、休日に買い物。なんだか頑張っちゃってるももも可愛いのだけど、ちきり、この人の千変万化っぷりがすごい。わお、男の子っぽく出てきたのね。しかし男のままでも、女の格好でも、ももが見事に翻弄されるのはいつものとおりで、それにしても可愛いな。この、ゲッってなってる表情が好きです。そして、ちきり、幻惑。結局、魅力に負けちゃってるよね、もも。 その弱さも実によい感じです。
『まりかちゃん乙』。ほんと、どんだけ面倒くさい人なんだろう。夢に見るほどのネガティブ。年賀状は3通ぽっち。割り切ってるかと思ったら、気にしたりもしてて、ほんと、よくわからない子だけど、嫌いじゃないなあ。遊びにきた友人には、ありがとう。お雑煮食べないかとすすめる、そのちょっと背のまがった後ろ姿が可愛くてしかたないです。まりかがいいのは、面倒くさい上に、どうもこうも自信がないという、その性格。ほんと、めんどくさ可愛い女の子だと思います。
- 『まんがホーム』第25巻第2号(2011年2月号)


『まんがタイムきららフォワード』2011年2月号、発売されました。表紙は『夢喰いメリー』、クリスマスイブ発売、というだけあって、ばっちりサンタクロースになっております。服がね、いつもとちょっと違ってるんですが、こういうのもなかなかに可愛いと思います。でもって、袋には夢路とジョン・ドゥのアクセサリーがついている。ええっと、夢路がツリーで、ジョン・ドゥがトナカイであります。こういう、ちょっとした遊びも面白くてよいですね。
私はもとよりサウンドトラックというのが好きでして、昔から気にいったアニメや映画があれば、サントラを買って、繰り返し繰り返し聴いたものでした。それは、昔は全話収録のビデオやらLDやら出るなんてことがまず期待できなくて、また出たとしても容易に買える価格じゃなくって、だからサントラを買って思い出補強するしかないという事情があったからなんですね。でも、そうやってサントラをいろいろ聴いていれば、その楽しみ方というのもできあがっていく。収録の仕方も、アレンジされてるものあり(サントラとしては疑問だけど)、数曲を1トラックにまとめたものがあれば、短かくともバラで収録するものもあり、私の好みは後者ですね。おそらくはこうした好みが一般であるのでしょう、最近ではバラが当然って感じになっていて、私としては嬉しいかぎり、っていうか、そうじゃないとサントラじゃないと思うんですけどね。
『笑って!外村さん』が登場した時には、面白い、けれどこの勢いがいつまで続くだろうって思ったのでしたっけ。見た目から、あるいはその振る舞いから、不良、怖い人と思われている外村さん。けれど実際はすごくいい人で、ただ笑顔が怖くなってしまったり、あるいは言動が脅してるみたいになってしまうだけなんです。ああ、なんと不憫な娘さんだろう。人付き合いが苦手、緊張してしまったりする、そうした結果があの誤解というのですから、ほんと、春野さんならずとも、なんとかしてあげたい! と思ってしまうのもしかたないでしょう。
まったく知らない作者、もちろんタイトルだって知らなかったのだけど、書店にて一目惚れ。いたずらっぽく、口元に笑みを浮かべたお嬢さんの表紙に、なぜかひかれて足をとめてしまったのでした。『ライアー×ライアー』。帯には
単行本が出ます、これまでとはちょっと毛色が違います、といわれていた漫画、『ももかコミカライズド』が出ましたね。というわけで、遅蒔きながら買ってまいりまして、読みまして、これ、漫画家志望の女の子が主人公の漫画です。漫画を描いてみた、誰かに見てもらいたかった、それで持ち込みしてみたというのですが、そのいった先が間違っていて大変! 少女漫画誌に持ち込んだつもりが、萌え漫画雑誌の編集部に通されてしまった。しかも、なんだか先様乗り気で、掲載されちゃった。萌え漫画雑誌に! 送られてきた雑誌見てびっくりですよ。思わぬことに戸惑うヒロイン。右も左もわからない萌え漫画に取り組むことになった、姫咲ももかの明日はどっちだ!?
芳文社における『
今敏氏が亡くなって、あちこちから惜しむ声が聞こえてきて、テレビでは『
この漫画が
『月刊アフタヌーン』2011年1月号、発売されました。表紙は『BUTTER!!!』です。社交ダンス漫画。主人公ペアっていっちゃっていいのかなあ、荻野目夏と端場敬弘のふたり。なんだか、ちょっと目が泳いじゃってるというか、うろたえ気味の表情です。この漫画、最初のころは、端場ひとりがあかん奴なのかな、そう思っていたんですけど、一年生諸君、みなそれぞれにウィークポイントがあって、それが見えてくる、またその弱点を克服しようと頑張る。そうした様子がすごくいいのですね。

『まんがタイムきららフォワード』2011年1月号、発売されました。表紙は『夢喰いメリー』。テレビアニメになるということで、しっかり表紙でありますよ。もみじでもって飾られたメリー。なんだか露出が多いぞ! と思ったら、コートを着てないだけで普段どおりなのか。いや、コートのかわりにもみじ、っていうデザインなんですね。しかしもみじで飾りながらも、真っ赤にならない、ちょっと淡い色合いで赤から緑までのグラデーションがきれいで、そして手には花もあって、ぱっと目立って美しい表紙になっていると思います。
『侵略ノススメ☆』、買ってしまったでゲソ。違うCDを買いにいったのでゲソが、すぐ隣りにこのCDが並べてあって、吸い寄せられるように買ってしまったのでゲソ。というわけで、ご存じアニメ『
さて、私の買ったのは初回限定版であります。ULTRA-PRISM版とでもいいましょうか、ジャケットがULTRA-PRISM。DVDがついてきて、『侵略ノススメ☆』のMUSIC CLIPが収録されています。あの、CMでも使われてる映像のフルバージョンなのですが、あの衣装かえながら歌ってるお嬢さんと、後ろで気怠そうにギター弾いてる兄さんですね、なんだか不思議な雰囲気があって、これもまた癖になる感じ。DVDはMUSIC CLIP、1曲分しか入ってないから、見るとしたら入れ替えが面倒くさい。せっかくならヘビーローテーションだ、ってなりそうな雰囲気。結局はこちらも中毒性というところに帰着する、そんな印象でありますね。
『
『少女素数』も冬の装い。3月発売の第1巻表紙におけるふたりは、真っ白なワンピースがしめやかに美しく、そして11月発売の第2巻はファーのついた真っ白なコート。あんずにすみれ、寄り添うふたりはほのかに和らぐ暖かみ。見るものの気持ちも自然とほころぶ、そんな絵柄であります。いや、ほんと、背景の白、コート、ブーツの白、そこにあんず、すみれのふたりが浮き上がってくるかのようで、静かで、遠くて、そしてやはり美しいのでありました。
カワハラ恋の『東京!』が単行本になると聞いた時は、特に驚きもなく、やっぱり人気あるんだろうなと素直に受け止められたのでした。しかし、それが『学園カラーズ』と同時単行本化と知った時には、そこまでなのか! とここでようやく驚きました。しかし、『学園カラーズ』ってどんな漫画なんだろう。どんな媒体に掲載されているかも知らず、だから買うかどうかは『東京!』にて判断されるカワハラ恋のバリュー次第。買う、見逃す、どちら!? ええ、買いました。ええい、買ってしまおう、思い切って購入リストにいれたのですね。
