『まんがタイムきららMAX』2026年4月号、発売されました。表紙は『ぬるめた』。春眠暁を覚えずでしょうか。皆で手をつなぎあって、春の日差しのもと、のどかにお昼寝をする4人です。嬉しそうに笑うくるみのそばには、すっかり寝入ったちあきの姿。反対側のしゆきは、片目を開けてくるみにいつくしむようなまなざしを向けています。その奥にいるさきなは、本で顔を隠しながらも、しゆき、くるみを気にしてる。それぞれが見せる表情の妙。かわいらしい子たちです。
今月は新規ゲストが3本です。
『はにーとらっぱー!』
ハニーでトラッパーときたものだから、罠をしかける人なのかな? と思ったらさにあらず、終業後、会社の憂さをラップバトルではらす、兎田羽仁の物語。しかし、仕事に追われる普通のメンタルぎりぎりOLだった彼女が、なぜラップバトルに身を投じることになったのか。しかもバニースーツに身を包み!? という、その顛末、導入の描かれた今回。本当の本当にたまたま逃避していた公園で出会ったラッパー、KOHA9に誘われるままにラップバトルの場に立つこととなった羽仁。
やったこともないのに!? ただKOHA9が好きで見てただけの素人なのに!?
まったくもって、嫌といえない性格が悪すぎるというのですが、会社でも押しつけられる仕事を断われず、残業を避けることもできずに苦しむ羽仁は、ラップにおいても同じく出たくもないステージに立つことになるというのでしょうか!?
という第1回。まだ羽仁の真価はわからない。KOHA9にいわれるままに、なんだかわからぬままその気になってしまった羽仁。はたして彼女のデビュー戦はどんな結果になるのでしょうか。
失敗するのか、それともKOHA9の眼鏡にかない大成功を納めるのか。次回、羽仁の運命の分かれ道でありますね。
『喫茶UFO』
コーヒー好きで喫茶店巡りが趣味の名東ののが遭遇した喫茶店。昨日まで空き地だった区画に、不時着したっぽい円盤が喫茶店ののれんを上げている。土地には売地の看板が立ったままだというのに、それも気にせず営業中?
あまりにあまりに不審ではあるけれど、それが喫茶店というなら試してみずにはおられないのの。意気揚々と乗り込んでみれば、そこには宇宙人ぽいコスチューム? いや、頭に触覚をつけたウェイトレスが待ち受けていたというのですね。
しかしこのウェイトレス。不思議な術を使いよる。コップも使わず水を運んでくる。あまりのことに本物の宇宙人かと疑えば、記憶を消そうと銃らしきものを抜いてくる。運よくののが撃退できたからよかったものの、ぎりぎり記憶を消されるところだった? というか、なんなら記憶を消され、こんなあやしい店との縁が切れたほうがののにとってもよかったのでは?
といっても、喫茶となれば黙っていられないのの。この店唯一の商品、宇宙の誉Specialを注文してみれば、それが業務用のボトルコーヒー。しかも安いやつ。当然気づくのの。あまりの仕打ちにガチ説教からの、コーヒー布教がはじまって、これはこのまま喫茶店がののに乗っ取られるやつなのではないでしょうか!?
実際、身を隠すだけのつもりだったはずの宇宙人も、のののもとで修行することになって、この二人三脚、いかなる結果を生むのでしょうね。
『冒険者モデルは過激な仕事!?』
憧れの冒険者となるべく田舎から出てきたヒヨリ。残念ながらこの子に冒険者の才能はありませんでした。ギルドへの契約金も払えず冒険者業は諦めるしかないといった状況におちいったヒヨリ。しかしこんなへっぽこ冒険者に声をかけるものがあった。
月刊クエストなる冒険者向け雑誌の編集者がモデルを募集しているという。モンスターを前に果敢に立ち向かい、決して立ち止まることのない冒険者だと、うまいこと撮影できないっていうんです。だから、敵を前にすると立ちすくんでしまうヒヨリは被写体としてちょうどいい。撮影時には武器や防具も提供します。もちろんモデル料もお支払いします。
と、甘い言葉にほいほいのってしまったヒヨリの運のつき。
まさかのビキニアーマー! 温厚なドラゴンを前に案山子になるヒヨリは、見事モデルとしての仕事を全うしてくれて、しかし装備製作者が性能テストをしたいとかいうせいで、ドラゴンにぶっとばされてしまうという、まさに不運に不運を重ねる子。
ヒヨリメインの新企画は好評だったものの装備の売り上げには繋がらず、って、ビキニアーマーの見た目がウケただけだったのでは!? 装備が売れないではこのコーナー、終わっちゃいますかね? あるいは読者受けがよければ継続する? そのいずれかで、ヒヨリの都会暮らしの行方も決まってしまいそうですね。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第4号(2026年4月号)

0 件のコメント:
コメントを投稿