昨日の続きです。
『まんがタイムきらら』2025年9月号、『ばくちぬぎ!』
うわあ、今回はサービス回か! のっけから、ミクル、いや、奇跡がその肉体美を披露! 2ページ後には背後から! さらには前からあらわな姿が描かれて、ああ、『ばくちぬぎ!』は奇跡のラブリーを愛で、慈しむ漫画であったかと、あらためて実感させられたのでした。
しかしなぜ奇跡がその裸体を晒すこととなったのか。今回は脱衣ギャンブルのせいじゃありませんよ? 温泉! 部長にそそのかされてうっかりつかりにいってしまった大浴場。ひとりで楽しむはずが、他の部員も集まってしまってさあ大変! 裸を見られたら男だってバレちゃう!
それで、美天の助けを借りて、この逆境から抜け出そうというのですね。
しかし奇跡ったら、美天との仲をずんずん進展させていきますね。秘密の共有、さらにはピンチも共有して、ふたりまさかの接近、密着、相助け支えられる、唯一無二の存在にまでなっているんですからね! それは実に、妹にも睨まれるほどの大進展なのでありますよ。
今回のピンチ、幻にもちゃんと説明されるのでしょうか? そうでなかったら、ふたり、これからも睨まれ続ける? いやほんと、美天は幻に褒められてしかるべき働きしてくれましたよね。
『ほうかごバスケット』
朱雀女子に水をあけられる千早高校。その差は30点。ここまで劣勢に追い込まれた原因はなんなのか、観戦しつつ分析するつばさなのだけれど、そのはまっていないと感じられるパズルのピース。ここから、今の千早高校に欠けてしまったものの背景が語られていくのです。
かおるのバスケ部にかけた2年間。ベスト8超えを目標に仲間たちと取り組んできたバスケットボール。しかし、そこで仲間を傷つける発言をしてしまい、さらにはその仲間が除名される羽目に。その後の学校との衝突と退部。一度はバスケを諦めたはずのかおるが、つばさ、けいとあの時出会ったことで、ふたたびバスケへの思いを再燃させることになったのですね。
部に復帰したかおると、しかし公式戦に出られないというペナルティ。その苦しい時間をただ耐え続けた彼女が、ついに活躍する機会を得た。これからの第4クォーター、いかな活躍を見せるのか。千早高校は劣勢を挽回できるのか。まさに見物の展開です。
『運命のヤマダダダダダダダダダダ』
今度の山田、すごくいいなあ! 山田乙姫。眼鏡。でこ。リボン。フラット。風紀委員。真面目でかちこち、千鶴の蛮行を許さない! といいながらも、千鶴のことが好きで、思わず目が千鶴を追ってしまう!
眠りこける千鶴にベッドに引きずりこまれた乙姫が語る千鶴への思い。その一連の描写や圧巻! ああ、ついに千鶴に運命の相手が現れたのかしら。千鶴のゴールは、まさに今この目の前にいる彼女なのでしょうか!
からの千鶴にまつわる謎の提示? いやそれよりも、一人部活を満喫する部長との再会。これで役者は揃い、舞台も整ったというのでしょうか?
わからん。わからんけど、山田乙姫。この子にはもっと出て欲しい、もっと輝いてほしい。それほどに素敵な山田です。
- 『まんがタイムきらら』第23巻第9号(2025年9月号)
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