2014年7月7日月曜日

『まんがタイム』2014年8月号

『まんがタイム』2014年8月号、発売されました。メインに『おとぼけ課長』、トウモロコシをニコニコ食べているイラストを中心にして、ミニトマトを食べる『まりあ17』まりあ、トマトを手にした『ちょっと舞って!ふわこさん』ふわこのイラストが表紙を飾ります。また『椿さん』も単行本告知の関係で登場です。

『ちょっと舞って!ふわこさん』、ゲストです。入学式、春の穏やかな日和、ぽかぽかとした日射しにいい気分になっていたら、ふわふわ浮いていってしまうのがふわこさんです。幽霊!? かと思ったら、そうか、超能力者なのか。で、わりと超能力者が珍しくないという世界なんですね。しかし、ふわこ、気を抜いたらふわふわ、はいいんだけど、スカートなのはどうなのか! と思ったら、なるほど短パン。目黒透子、この子は透視ができるのか。ふわこのこと、気になってるのかな? 力の制御ができないふわこの面倒を見てるのがあゆむ。しっかりした子、ちょっとデコっぱち。いいですね。坂道歩、ふわこ、不破翔子には小さなころから振り回されて、結構苦労してるんだけど、ふたりはちゃんとお友達。そうした仲のよさ感じさせるところ、また、ほのぼのと明るい作風。悪くなかったですよ。

『鉄仮面のイブキさん』、おお、単行本が出るのか。買わないと。さて、今回は伊吹さん、顔色が悪いのだそうですよ! って、ちょっと待て、そういうのも表情に出ないのか。けど、行動には出る。フラフラして、ボーッとして、そしてろれつがちょっとまわってない。こういう伊吹さんも、また魅力的だ! しかし一番不調を感じさせるものって食欲なのか。喜多くんの肩に倒れかかる伊吹さん。なんか、喜多くんが点描飛ばしてるぞ! 許さねえ! ともあれ、伊吹さん早退。その不在が、伊吹さんの存在をことさらに感じさせるというのがね、いいじゃありませんか。喜多くんと相楽さん、ふたりのやりとりもまた、いいじゃありませんか。うん、喜多くん、キモい。そして最後の伊吹さん、ニコニコしてる喜多くんを見て、マスクをニコニコ仕様に改良する。ええ、なんというしあわせな絵だろう。いいエピソードでしたよ。

『ゆとりノベライズ』、おお、ファンレター。喜びのあまり、都のもとに持ってきたミツヒだけど、都はそれをラブレターと勘違いして、そこからの微妙に噛み合わないふたりの会話。いや、それも面白かったですよ。もらったことないです……。負けた気分の都だけど、ラブレターで負け、ファンレターでも負け、思わぬ二敗であります。そう思ったら、都のもとにも一通届いていて、ああ、よかったなあ都。感動して泣いちゃって、TW文庫担当の叶さんの激励もあって、ほんとう、いい話じゃないですか。ああ、頑張れ、頑張れ、都。心の底からそう思う。あと、叶さん、美人。そして最後に里美さんも勘違い。おお、さすが師弟であります。

『ひだまり』、ゲストです。うちに帰ると、てててと駆けてお出迎えしてくれる誰かがいる。ネコのういだっていうのですが、見た目にはちびっこが猫耳つきパーカー? を着ている、そんな描写になっているんですね。はたしてこれは、この描かれたままの存在なのか、ただネコの擬人化であるのか、それはわからないのですが、若い男性とちびっこの微笑ましいふたり暮らし。そんな雰囲気。けど、男性とネコの関係という前提でいくなら、自分はネコはネコとして描かれた方が素直に読めたかなあ。そんな印象を持ちました。

  • 『まんがタイム』第34巻第8号(2014年8月号)

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