2006年5月20日土曜日

RICOH Caplio R4

二銭銅貨』のたとえもあります。私は五千円やそこいらを始末して儲けた気になろうだなんて思いたくもないのです。

なので、駄目元でR3をR4に換えることはできませんかと、受け取りの店頭で聞いてみたのです。そうしたら、たまたまR4が一台だけあって、いいですよ。かくして、R3はR4になったのでありました。

ただひとつ望み通りでなかったのは、ボディカラーが黒しかなかったということ。できればシルバーを選びたかったのですが、でも仕方ありません。シルバーボディのためにR3にするか、それとも機能を選んでR4か。そこで私は機能を選んだのですね。それにそもそも、私はカメラは黒い方がいいと思っているのです。ほら、写り込みとかを考えると、黒の方が有利ですから。ちょっと保守的ではありますけどね。

予定外のことといえば、斜め補正モードについてはちょっとがっかりさせられて、というのはですね、画像サイズが限定されるのです。せっかくR4を選んだのだから、2816 × 2112を使いたいというのが人情ではありませんか。けれど斜め補正モードに関しては、1280 × 960ないしは640 × 480に限定されるのです。だから、やっぱりこのモードというのは、メモ用の機能なのでしょうね。時刻表だとかを撮って、画像メモに使う。そういうための機能であると理解しました。

でも、この他に関してはおおむね良好。基本的な操作はわかりやすいし、撮影時に迷うということも少なそうで非常に好感触です。ボディが小さくて頼りないかというとそういうこともないですし、ただフラッシュを指でふさぎそうとか、電源投入時にレンズを押さえてしまうとか、そういうことはありますが、このへんは慣れでしょうね。盛んにいわれているレンズの動作音に関しては私には気になりませんでしたし、肝心の写りに関しても素直でいいと思います。

ただ、やっぱりこれはカメラ好きのためのカメラではないです。シャッター速度や絞りの量を合わせて撮るというような人にはきっと物足りない。基本的にAEで撮る。露出補正は+2.0〜-2.0EVの範囲で選ぶ。こういう割り切りで撮るためのカメラであると思います。物足りないと思うような人は、GR DIGITALあたりを選ぶべきで、ズームが必要ならGX8でしょう。けど、普通に気軽に撮影したいというような場合には、R4で充分すぎるくらいの性能があると思います。

というわけで、私には珍しく作例を紹介したいと思います。今日の朝兼昼食のペペロンチーノです。作ったのも私です。

Spaghetti Aglio, Olio e Peperoncino

引用

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