2013年12月21日土曜日

『まんがタイムスペシャル』2014年2月号

『まんがタイムスペシャル』2014年2月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』から、わあ、えらいことゴージャスになったマキですよ。晴着、巻き髪、髪には花飾り。それがもうえらいこと派手で、けど、その華やかなること、見事としかいいようがありません。手には羽子板、そこにリコが暴れん坊な将軍様みたいになってるの、あれもまた可愛かったですよ。そして『どろんきゅー』からは主役のふたりが巫女の装束、お神籤ひく箱からおどろおしいのが出てきてますが、ちゃんと大吉をひいてきてくれてるんですね。『笑って!外村さん』も晴着なんですが、むしろ地味で落ち着いた、そんな雰囲気がよい感じ。笑顔も自然です。

『ピンポン☆ブー』、ついに大平先生をつかまえて、いろいろ聞き出してみれば、おおう、なるほど、クイズ甲子園に出られないのも、クイズ同好会が作れないのも、さらにはこの学校がバカ校になったのも、原因辿れば先生にいきつくっていうんですか。かつては優秀な学校だったのに、大平先生が学生のころ、クイズ甲子園で3年連続1問目敗退したのがきっかけで、優等生が避けるようになってしまった。って、えらい極端じゃないか。けど、今のクイズ研のメンバーが揃ったのは先生のおかげであるらしく、功罪相半ばするってやつなのかなあ。そしてここで理事長登場。クイズ禁止と決めたのがこの人なのか。いきなり退学告げられて、どうなる、どうする、なんですが、きっと学校の浮沈をかけてクイズ甲子園に挑むことになるのだろうなあ。おそらくは景二の熱意が状況を動かすのだろうなあ。と予想して、この続き、楽しみでありますよ。

ゲキカラ文化交流』は、扉のアイちゃん、素敵だな。あ、ビンディーがない! カレー屋がクリスマス仕様になって、キャサリンが浮かれて、そして日本のクリスマスを否定していく。なぜチキンなんだ、って、ターキー、食べたことないなあ。入手難度が高すぎるんですよ。ヤドリギの話、キャサリンが微妙に乙女で、そして林君がヤドリギの下に! チューされたいのか! って、みゆきにならされたいよなあ、なあ、林君よ。そして林君の残念なところ、4連発で、ええ、林君、残念です。

趣味じゃない園芸』、藤野先輩、晴着で登場! すぐさま作業着。詫びしいなあ。って、この時点で、へー、藤野先輩は着付けできるんだ、自分で着物着られるんだ、そう思ってたら、まさか駄目だったってね。期待を裏切りません。動物園なんかもそうだと思うんですが、やっぱり植物園も年末年始の出勤があるんですね。大変だ。展示課のふたりが植栽課の手伝いをする、っていうんですが、あの後輩ぶってるふたり、ちょっと可愛かった。稲生さん、いいですよ。大変にいいですよ。そして正月にまつわる花の話。福寿草は元日草と呼ばれたりするんだ。知らなかった。江戸時代は正月定番の花だったとか、へー。福寿草にまつわるエピソード、他にもいろいろ紹介されて、ためになります。しかし面白かったの、神社に奉納という蘭々の思い付き、これがことごとく却下される。個人で園の花を持ち出したら横領、園名義だと公務員法に抵触する。大変だなあ! そして落ち。着付けの件ですね。せっかく気合いいれてきたのに、結局作業着で帰るどころか初詣にいくことになって、この残念感もまたナイスですよ。

『銀河系女子高生ありすちゃん』は手紙の話。ミチコちゃんがファンレター書いてるっていうんですが、レターセットいろいろ取り揃えて、気分で選んでいくっていうんですね。で、手紙を書く頻度がすごい。毎日なのか。文面考えて、それを書くだけでも結構な手間、時間がかかりますよね。熱心だ! ファンの鑑です。春菜は小学校時代の担任の先生と文通していてっていうんですが、夕飯レシピとか書くんだ。これもまた面白い。というか、おかしいです。そしてありすちゃんも手紙。報告書とかあるんだ。機密事項なんだ。こうした手紙の話をきっかけに、地球から宇宙へのメッセージ、ボイジャーの試みが紹介される。ああ、これは本当にロマンです。出してもう35年以上。いつかこのメッセージを受け取る誰か、いるのでしょうかね。宇宙のボトルメールとでもいいましょうか、本当にロマンですよ。さて、手紙、ありすちゃんまさかの誤送信。青くなるありすちゃんとか、はじめて見た気がします。で、そのありすちゃんの機密の手紙が、こともあろうにアイドルの出演するラジオに届いてしまった。ああ、ミチコの手紙の宛先ね。涙目のありすちゃん。本当にめずらしいな。そして機密とばれなくて安心するありすちゃん、あの喜びよう。ほんと、素晴しいな。なんか可愛いな。今回、影の薄かったゆせは最後に登場。本部? からの連絡を受けて、悪い気はしないが困ってしまうな///って! ゆせのクールに、手違いです忘れてくださいもナイス。レシピも届いてます? いやほんと、この展開、ものすごく面白かったです。ゆせ、最後にいいところを持っていきました。

『みずいろミュージアム』、ゲストです。水族館ものですね。アシカ館長からお祝いボールを受ける新人の岩井さん。うまく受けることができてよかった。こういうお披露目もなんだかアットホームといいますか、いいですよね。お客さんの覚えもめでたいことでしょう。岩井沙夏奈、葉島水族館のスタッフになって、いろいろ知っていく水族館のこと。スタッフは、我孫子館長を筆頭に市川レミ、加賀由香ときて、館長はタコの帽子、レミはイソギンチャクっぽい髪形、由香もチョウチンアンコウぽいっていうんですね。壁際の水槽、あれは壁にはまりこんでるみたいに見えるけど、裏から見たら壁にくっつけて置いてある感じなのか。そりゃ普通に考えたらそうだよなあ。うん、面白い。あの、スタッフつかまえて、いろいろ教えてくれる男の子、あれもいいですよね。すごく可愛い。惇くん、ほんと水族館が好きなんだな。スタッフといいお客さんといい、水族館をすごく楽しんでる。水族館の魅力がよく感じられて、よかったですよ。そして最後の大水槽貸切っていうの、ああ、あれは素敵だ。仕事は大変そうだけど、それでも報われる、そうした気持ちもわかる、そう思ったんですね。

  • 『まんがタイムスペシャル』第23巻第2号(2014年2月号)

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