今年最後の更新となりました。さて、なんで書いたものかな。しばし悩んで、そうだサックスで書こう。なんせ、この年の瀬、いったいなにがどうしたものか、いつになくサクソフォンづいたわけでありましょう。だから自分の楽器のことで書こう。べ、別にネタがなかったわけじゃないんだからねっ!
私の使っている楽器は、YAMAHAのカスタムというライン、YAS-875です。私の入手した当時における最高級機で、ええといつかと思って保証書確認してみたら、平成2年6月10日に購入。なんと、私、16歳だ! すげえなあ、そりゃ歳とるわけですよ。シリアルナンバーが1800番台で、結構初期のころの楽器ですね。それが十数年経って、私もおっさんになって、世紀もまたいだのか。すごいことになっていますね。ですが、この楽器はまだ現役、これからもずっとつきあっていきたい、そういう性にあった楽器であるのです。
しかし、サックスというと、詳しい人ならご存じでしょうが、セルマーというメーカーが人気でして、こっちを選ぶ人がとにかく多いんです。アマチュアでもそうなら、専門の人でもそうで、セルマーが大半、残りをヤマハ、ヤナギサワ、クランポンがわけるというような状況であったと思います。いや、ヤナギサワは少なかったかな。ジャズなんかでは、ヤナギサワユーザーも多いんじゃないかと思うんですけど。
私がYAMAHAを好きだというのは、素直な音の出がするというか、楽器による色付けが少ない、そんな気がするからなんですね。セルマーだと、セルマー! という音がして、セルマーを選ぶ人はきっとこの音が欲しいんだろうなって思うんですけど、私にはちょっとあわない感じがして、だからYAMAHAを選んだんですね。それにバンドーレンのマウスピースを合わせる。昔はそれにロブナーのリガチャーを付けてたんだけど、さすがにそれはどうだろうといわれた。いやね、ちょっと重いんですよ、吹いた感じが。私はそういうのちょっと気に入ってたんだけど、あまりにも疑問視されたものだから、しかもその後、ハリソンのゴールドプレートを安くわけてもらう機会があったものだから、結局乗り換えてしまいました。こういう、ポリシーがあるようで、ちっともないというところ。実に私らしいです。いいかげんなんですよ、基本的に。
最近なのか、875に上のモデルが出てるんですね。知りませんでした。875EXというのがそれで、一体なにがどう違うんだろうと思って、大学時代の友人に聞いたら、軽くなったんですってよ。重さが減ったという。へー、そうなんだ、と思ってメーカーサイトで仕様を見ても、重さ、書いてない……。なんでだろう……。
軽くなって、演奏しやすさ、というか、吹奏感もずいぶん変わったんだそうで、楽に出る? そんな風な話です。でも、重い875の方が音の深さというか響きはいい、まあこういうのは好き好きなんですけどね、と思ったら、値段一緒だ。本当に好みで選ぶものみたいですね。
もし今、選ぶとしたら、私はどちらを買うだろう。多分、悩んだ末に875を選ぶんじゃないかなあ。でも、華奢な自分にはEXの方がいいんだろうって思うんです。だって、身長180で体重48kgよ。学生時分は53kgあって、それに若さを加えてもなおしんどかったというのに、今はさらに5kg減った。もう、つらいつらい。さっきの友人、一年後輩なんですが、高音なんていくらでも出るじゃないですか、なんていうんだけど、無理だから。はっきりいって、High Fくらいからしんどいよ。フラジオは一応出せたけど、あくまでも一応だから。やっぱりもう10kgくらい体重欲しいよね。体脂肪率8%って、どんなアスリートだよって感じで、もうつらい。人生がつらい。ちゃんと食べてるんだけど、なんで太らないんだろう。
だから875EXの方がいいんだろうと思うんですが、それでもきっと私は875を選ぶ。そんな気がします。
今日、『千の風になって』を吹いてみました。録画してみましてね、改めて客観視してみたら、これはちょっとまずいですね。頑張らないといけないな、そう思って、レッスンに通おうかと思っているところです。やっぱりね、うまい人の演奏を身近にするというのは大きいんです。その人の演奏、音色が基準になります。ただそばで聴いているだけで糧になる、そんなところがあって、それに加えて教えてもらえるってんだからありがたい。毎週ってのはきついから、月一くらいでいいから、習ってみようかな。殊勝なことをいっております。
といった具合で、一年の締め括りなのだか、新年の抱負なんだか、振り返りと目標を新たにしたところで本年最後の記事を終えたく思います。今年一年、ありがとうございました。
こうしてリストにしておいてなんだけど、いかな横着な私であっても、こうした通販で楽器を買う勇気はありません。
今年がもうすぐ終るという段になって、心残りは多々あれど、まず手近なものはなんだろう、そう思った時、自然に浮んできたのは
YouTubeにて公開する動画を撮影するために買った、CASIOの
今日、ちょっとヨドバシカメラにいかねばならぬ用事がありまして、といっても、ゲームの予約、たいした用事ではないのですが、けれど年内に、可能なかぎり早くいっておきたいという事情があったので、私には珍しく休日に大阪は梅田まで出てみました。予約は昨日から受け付け開始、いわゆる早期予約キャンペーンというやつでして、けれど昨日の時点では店側に必要な情報が渡っていなかったらしく、仕方がないので一旦うちにもどり、メーカーサイトのそのページをプリントアウトしていったのでした。かくして予約は無事なって、特典はどうなるんだかよくわかりませんが、まあその帰り道ですよ、おもちゃ売り場を突っ切ることになりまして、そうしたらなんだか車のおもちゃのコーナーで足が止ってしまいました。そういえば今日はうちにちびすけがきていたから、なにか買って帰ってやろうか。
今日は今年最後の出勤日。本当だったら休みたいところであったのですが、今日にやっておかないといけないこともあったから、気力を振り絞って働いてきました。さて、私の今の職場は、この年末に別の事務所と統廃合されるかたちで引越しをしたのですが、その行き先である事務所にちょっと気になるアイテムがありましてね、それはなにかといいますと、針を使わないステープラーであります。一般にホッチキスと呼ばれることの多い文具でありますが、あの紙を綴じるための器具。広く知られているものは針を使います。って、説明する必要なんてありませんよね。ですが、この針がちょっと面倒で、最近は再生に出す際、ステープラーの針程度なら付けたままでもオッケーなんだそうですが、昔はいちいち外さないといけないし、それにシュレッダー使うときなんかにも外す必要があって、もう面倒くさい。それに、あれ針金だから、指突いたりして結構危ないんですよね。といったわけで、長く針を使わないステープラーに興味を持ってきたわけですが、それが新事務所にあった。うわあ、こりゃちょっと嬉しいなあ。思い掛けない出会いに喜んだのでした。
『うらがアルっ!』が始まったときはなぜだか変に抵抗してみせて、というのは、見た目小さな女の子が背伸びをするという話、自宅での素の姿が紹介される毎回の扉に現われる、穂咲りあののあまりの無防備な姿に、こういうのを求めておいででしょう? というメッセージを勝手に読み取ったためなんですね。歳のわりに小柄な女の子、外ではしっかり者を演じているけれど、お家だとこんなに幼気なんですよ。アニメ見て、パンツなんかも見せちゃったりして、っていう、それがどうにも気にくわんかったんですね。でも、読んでいるうちに、なんとなく好きになってしまっているというのも、また私にはよくある話で、ええ、今は楽しく読んでおります。そういえば、こないだも


『
私ははやりものというのが好きではありません。これはとにかく昔からの習い性で、
楽器の話、続きです。
リードを買ってきました。リードっていうのはなにかというと、クラリネットとかサクソフォンの歌口(マウスピース)に取り付ける部品というかなんというかで、これがないと音が鳴りません、というか、音を出すための振動体そのものであります。ギターでいえば弦にあたる部品、人であれば声帯ですね。リードは一般にはケーン、葦で作られているのですが、久しぶりにサックスを吹こうということになって、樹脂製リードを試してみようと思ったら、いった店にはジャズ向けのしか置いてなくて、結局はいつものリードに落ち着いたのでした。いつものリード、それは信頼と実績のバンドーレンであるのですが、最近のはやりはどんななんでしょうね。サックスを吹かなくなって、情報からも遠ざかって数年、本当に疎くなっています。
このところ、私はいつになく岩崎宏美に夢中。テレビで聴いた『
映像はドキュメンタリーに見る岩崎宏美は、これは、と思うほどの魅力をたたえて、なんて素敵な女性なんだろうと思いました。昔の、少しかたさを感じさせる、そんな岩崎宏美も好きなのですが、しかし今の方がより美しいというか、魅力的というか、穏かに落ち着きを見せる、そうした成熟と、時にはしゃいで見せるような茶目っ気、少女のような愛らしさが同居しているのですね。それは、岩崎宏美というひとりの女性が歩んできた年月、その時代時代の美、魅力なるものが層をなして重なり合っているがようです。
私は子供のころからゲームが好きで、RPG、シューティング、アクション、どんなものでもそこそこ楽しんできたものでした。いわゆる、ノンポリゲーマー。面白ければジャンルは問わないのですね。といいながらも趣味嗜好というのは当然あって、
かつて関西には『アニメ大好き』という伝説的テレビ番組がありまして、夏、冬、春の長期休みにOVAを連日放送してくれた。いやあ、私らアニメファンはかじりつくようにして見たものでした。期間は一週間程度。ビデオテープ用意して放送を待ち、休み明けにはなにがよかった面白かったといいあって、そうしたこともまた楽しかった。アニメに飢えていた私たちは、興味があろうとなかろうと、放映されるものは全部見て、今から思えば、あれは素晴しい出会いの場であった、そのように思います。
頼まれていた仕事を仕上げたのは、まだ夏の暑さが残るころ。さあ後は支払いだけだ、と思いながら年末まで放置する私というやつは、どれだけものぐさであるというのでしょう。ですが、さすがに年末。いくらなんでもそろそろ集金せねばなるまい。私だってそうそう余裕があるわけでもないし、それ以上に向こうさんにも申し訳が立たない。それにそもそも師走といえば、集金の季節と決っております。といったわけで、領収証なぞ買ってきました。いやね、領収証を用意してね、といわれていたものですから。そうか今までは向こうが用意してくれた領収証に住所名前を書いて判子を押してというようなことしてたけど、実際の取引においては支払いを受ける側が領収証を用意するのが当然だよなあ。当たり前のことに今さら気付いて、生れてはじめてのMy 領収証を持つこととなったのでした。
Windowsの動作するノートPCだって持っているのに、Macintosh上でWindowsアプリを動かす互換レイヤー、
私は岩崎宏美が好きで、というのは、前にもいってましたよね。『
新しい雑誌に出会うということは、これまで知らずにいたものに知り合えるということでもある。そんなことを思うのは、『コミックエール』で初めて知った漫画家が結構あったからなんですね。しかも結構なヒットと申しますか、好みである、気になる作風である、思わず既刊の有無をチェックしてしまったりしましてね、こうして新たに触れた世界が、さらに世界を広げるきっかけとなるのもよくある話です。新しいなにかに出会ったことがきっかけで、また別の違うなにかを知る。結局、人間っていうのはこうしたことの繰り返しでものを知っていくのかな、そんなことを考えたりもするのでした。
昨日は待ちに待った『
私の受講しているPILOTの
先日、書店に買い出しにいったら、新刊の棚に思いがけない祥人の新作を見付けて、当然のごとく買うのです。タイトルは『ユッカ』。表紙のイラストを見れば、この夏に最終巻の出た『
四コマ漫画もだんだんに高度化、複雑化する中、『
どんだけ、永井君は夢見がちなんだろう。彼は職場の先輩、ゆかりさんに憧れて、あれやこれやと夢見るけれど、今までがそうだったように、その夢は打ち砕かれる運命にあるってことを、まったくもってわかっていません。でも、夢っていうのはそういうものなのかもなあ。我が身を振り返ってみても、そんな気がします。つまり私も、それなりに夢見がちであったということなのですね。これまで、職場で、学校で、素敵な先輩、魅力的な同期、可愛い後輩に夢を見てきた、出会ったばかりの人にさえ夢を見てきた。けれど、そうした夢は永井君の夢同様儚く消えると相場は決まっていて、それゆえ永井君の気持ちもよくわかるってもんさ。多分この気持ち、かつて男子だった人ならわかってくれると思う。いや、女子でもきっとわかると思いますけどね。
つい最近、『
ペン習字に取り組み中、
今年の4月からはじめた、ペン習字。習っているのは、筆記具メーカーのPILOTが実施している
『こどもすまいる!』は、見た目子供の保育士さんが、保育の仕事に奮闘する様を描いた四コマ漫画。掲載誌は『まんがタイムきらら』、ゆえにD☆V系となるのでしょうが、いやいや、見場は確かに可愛いし、萌えといっていいのか、そうした感情に訴える作りになっているのですけれど、工夫を持って保育の仕事に取り組む保育士三人の頑張る様もなかなかのものだと思うのですよ。毎回の作りは、ひとつのテーマを軸に緩やかに四コマを繋げていくという、最近の主流といえるようなものであるのですが、毎回の一番最後に添えられるおつかれさまの言葉がですね、すごくしっくりとしていい感じ、効果的に働いてほっとするのですね。漫画だから、面白く、楽しく、大げさに物事を描いて、そのせいか仕事をしているというより、一緒に遊んでいるというテイストが強く感じられるのですが、最後の一日をねぎらう言葉に触れれば、、ちょっと大人の世界に戻ってきたように感じて、ああ、お仕事ようお頑張りやしたと、そんな気持ちになるのですね。
音大を舞台にした漫画が大ヒット、ドラマになったりして、また漫画で使われた曲、もちろんクラシックなんですが、のCDが馬鹿売れ、演奏会に訪れるお客も増えたとかで、オーケストラが一息ついているなどという話です。さて、そうしたもろもろの動きは私にはまったく関係ない、そう思っていたのですが、いやあ、まさか音楽四コマが増えるというかたちで関わってくるだなんて予想もしませんでした。本当は関係ないのかも知れませんけどね、でもほぼ同時期に三本かな? 連載が始まりまして、ひとつはお嬢大にてピアノを学ぶヒロインのバンドもの、あとふたつが吹奏楽もの。『うらバン!』は、その吹奏楽もののうちのひとつでありまして、こちらは『まんがタイムきららキャラット』掲載作。女の子のビジュアル的可愛さを前面に押し出しつつ、ナンセンスな吹奏楽コメディを繰り広げてくれて、最初のうちは微妙かななんて思ってたのだけど、じわじわと面白さが増してきて、今ではすっかりお気に入りの漫画になっています。
私は荒木風羽の漫画が好きでした。私がそのようにいう時、念頭に置かれているのはなにかというと、『まんがタイムきららMAX』に連載されていた漫画『スキっ!キライっ!』であります。女の子の友情もの、ほのぼのとして、読んでいるとじんとする、そしてくすっと笑える、大好きでした。いや、今も好きだから、これが一冊にまとまるっていうんだったら、喜んで買うよ! だなんて、唐突になにをいいだすのだろうといった感じですが、本日取り上げますものは、荒木風羽の新刊、『そして僕らは家族になる』であります。小学生の女の子鈴音さんと女子高生彩子さんが突然家にやってきて、すっかり変わってしまった幸助さんの日常を描いた、女の子同居ものであります。
私は中山かつみの漫画が好きでした。私がそのようにいう時、念頭に置かれているのはなにかというと、『まんがタイムきららキャラット』に連載されていた漫画『
先日、『
