2006年5月23日火曜日

RICOH GR DIGITAL

 ついに決断したのです。先達て買おうかどうか迷っていたデジタルカメラ、GR DIGITAL。決断しました。買います。というか、もう注文は済ませたっ! ああ、早まったことをしてしまったんじゃないかと、私はなんだかすごく怖いよ。

購入したのはGR DIGITAL本体、これは当然。それに外部ファインダーとアダプター、そして純正ネックストラップをつけました。あと、SDカードですね。しかし、買うなら夏のボーナス時期といっていたのに、購入を急いだのはなぜなのでしょう。それは、それは、GR Blogが悪い。GR Blogが悪いねん。

購入を急いだのは、まずは受賞記念キャンペーンの存在。えっとね、こないだGR DIGITALがカメラグランプリ2006のカメラ記者クラブ特別賞を受賞しまして、そのお祝いというようなキャンペーンなのです。アダプターをつける際に外すレンズまわりのリングの色違いが作られまして、それをプレゼントということなのだそうですね。ん? アダプターをつける際に外す? さっき、あんたアダプターも買ったってゆうてたやん! そうなんですよね。正直なところをいいますと、私はこれを手にしたとしても使うということはないと思います。

で、本命の理由。リコーフォトコンテストを開催しています。今回のテーマは身近な自然。実をいいますと、私がカメラを欲しいと思った背景には、移り行く季節を見過ごしにしているという反省がありまして、私はカメラを手にすることで、再び季節に目を向けたいと思った。そもそも私がカメラを始めたのも、景色、状況をただ行き過ぎるままに置き去りにするのではなくて、その時、私が確かにここにいたのだという実感を残したいがためだったのですから、今、再びカメラを手にしたいなと思ったのは、行き過ぎる季節に目を向けたい。きっと本当は素晴らしい世界を見ておきたいという思いからなのですね。

だから、このコンテストのテーマは、私にとってはタイムリーであるといってよいかと思います。ただ問題があって、私は自然の写真が苦手なのよね! それと広角も苦手なのよね! で、ずっと一眼レフで撮ってきたからコンパクトカメラってよくわからんのよね! わお、三重苦じゃん。

でも、なにをおいてもまずは数を撮ることだと思います。撮っているうちに、カメラのこともわかれば、私の立ち会いたいと思った世界のことにも気付いてゆくでしょう。高い買い物だったかも知れないけれど、見ているようで世界を見ていないという、空しい視線をそのままにする馬鹿馬鹿しさを思えば、きっとよかったのだと思います。

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