フード&アダプターはもう届いております。
私は実はこのアダプターの質感に関してはあんまり期待していなくてですね、それはもう多分きっとプラスチックのごときものであろうと思っていたのですが、到着して、開けて、手にしてみて、自分の思っていたのはまるっきりの見当違いでありました。アダプターもマグネシウムなんでしょうか。表面はざらざらとして、堅牢な印象があります。味も素っ気もない筒のように見せて、その持ち重りするようなところや、意外な質感。これはいいものであるぞと思いましたね。そして装着してみて、コンパクトカメラのGR DIGITALが、なんだか一眼レフっぽさを身に帯びて、なんだかちょっと可愛らしい。ああ、これなんですよ。このなんかちんまりとしたところがいいのですよ。
以前にもいっていましたように、私はアダプターを常時取り付けて、それはフィルターを使いたいからなのですが、けれどまだ今は日常写真みたいなのしか撮ってないから、PLフィルターの出番はなくてちょっとがっかりです。けど、いずれきっとPLフィルターは使うに違いないのだから、今は慌てず、のんびりと、いろいろを撮って28mmの画角になれていこうというところです。
そうそう、私はこのアダプターに37-49mmのステップアップリングを付けているのですが、これを付けるとフードが簡単に取り付けられなくなるので注意が必要です。私はフードは大げさだからいらないかななんて思って使っていないのですが、もしフードを頻繁に取り外ししたい、フィルターも常用したいという方は、もう少し径の小さなステップアップリング、あるいは37mm径のフィルターを使うという方がいいのではないかと思います。
けれど、フィルターのバリエーションを考えると49mmくらいのほうが豊富だから、ちょっと迷いどころであるのは確かです。
というわけで、作例です。
こうして何枚も撮って気付いたのですが、私の写真はどうも右下がりになる傾向があって、ファインダー内に水平を見つけるよう気を配らないといけないなあと反省しています。
- 森山大道他『GR DIGITAL BOX』東京:東京キララ社,2006年。
- 『GR DIGITALパーフェクトガイド—銘機「GR」の系譜はデジタルへと進化する』(Softbank mook) 東京:ソフトバンククリエイティブ,2005年。
0 件のコメント:
コメントを投稿