2013年11月28日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2014年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2014年1月号、発売されました。表紙は『Aチャンネル』、トオルなんですが、あれ、なんかすごくなんか、いや、うん、やめとこう。チェック模様のサンタクロース衣装着て、超キュートなんですが、なんで上着の下、裸なの!? スカートの下は白いタイツ、じゃないな、これ普通にズボンか、けどすごくなんか、こう、いや、やめとこう。大きなプレゼント袋背負って、帽子を落としそうになって、ちょっと困り顔? いや、もう、超可愛いです。最高です。

ひだまりスケッチ』、沙英さんとヒロさん、引っ越ししていくんですね。卒業して、進学して、引っ越すといわれていて、ついにその日を向かえようという前夜、ゆのは眠れず、沙英さんも眠れず、けどちょっと違う理由。掃除の途中で本を読んじゃった。ああ、あるある、そういうべきか、それとも余裕ですねというべきか。いや、違うんだと思う。こうやって、今の生活を少しでも引き伸ばしたいと思ってるんじゃないか。いや、そう思っていて欲しいと、私が思っているんだと思う。ええ、それくらい大きな変化だと思うんですね。乃莉の下調べ。みんなでおソバ。去り行くふたり。そして、極めつけは、宮ちゃん、いつも明るくしてる彼女のあの表情だったと思う。ええ、これはほだされる。多くを描かず、いや、わかってる、わかってる気持ちがそこにある。けど、わかってる以上に胸に迫って感じられたんですね。ええ、屈指でありました。

『ののかノート』は、ののかたちの活動、いよいよはじまりですね。って、なんか扉絵が色っぽいよ? 歌うダンス部。日陽子のダンス動画ですよ。服ヨレヨレ。日陽子もヨレヨレ。のっけから微妙な雰囲気になるというんですね。と、この導入で日陽子がメインじゃなんですよ。玲於奈ですよ。女の子っぽいのは似合わないって、最初っから消極的。そういう服は着られない、そういってさっさと帰ってしまう彼女のあとをつける面々もあれですけど、玲於奈の隠していたこと、真面目一辺倒? そう思わせて、ゲームが好きなんだ。そしてフリフリ衣装もたくさん持ってて、へえ、自作なんだ。着ないんだ。不思議な趣味だな。けど、それをののかに着せてみて、喜びあふれるその笑顔、といいたいところだけど、向こうむいちゃってるから見えないじゃん! いや、けど、これで入部決定っぽいですよ。いやほんと、面白い。なんともいえない展開、ナイスでした。

『フレラジ☆』、いいですね。茜のオーディション。意気込みが感じられますよ。下読みも入念に、『ロッキンガール』、ヒロインの台詞を何度も何度も練習して、さあいよいよオーディション本番、というんだけど、なかなか出発できないのはやっぱりいつもの茜なんだなあ。会場、スタジオに向かう途中白河さんに出会って、道、逆なんだって、迷ってたのか、茜。白河さんとは、スタジオの待合室でもまた会って、茜、やたら緊張するんだけど、いろいろ気を使ってくれてるのかな? たぬき? 緊張をといてくれてるのかな? いい先輩なんだと思います。そしてオーディション、狙っていた役、Aの台詞ではなく、BもCもと要求されて、さっきのダメだった? どんどんネガティブになる茜も、やっぱりいつも通りって感じですよね。うん、でも、わかる。自分もちょっとだけ経験あるんだけど、駄目だ、もう駄目だ、ってなっちゃうのね。そしてその結果、ああ、白河さんがAに二重丸、茜はBで二重丸がついて、ああ、これは一歩前進? 監督にも気にいられてる? ええ、茜の前進、目が離せないですよ。

『癒さレクチャー!』、面白いな、ゲストです。授業初日にいきなり遅刻してきた大城戸麗。この慌てよう、落ち着きすっかりなくして、もう、目なんかもグルグルで、いいなあ、面白い。で、後からやらかしたと落ち込む。うん、遅れて冷静になるタイプみたいですね。いや、でも、自分もそんな感じ。気持ちわかる。わかるだけに、面白く、けどちょっといたたまれないよ! 彼女のアンラッキーはさらに続いて、ノートを忘れ、数学は頭に入らず、英語は外国人の教員に緊張して、頭真っ白になる。いやもう、面白いキャラクターですよ。要領悪い、それがチャームポイントとして見事に機能してると思いましたよ。そんな麗を助けてくれたのが、隣の席の冬麻聖。一緒にお昼を食べるのが渕園汐里。そこにモデルみたいに綺麗で強引な女の子、逢沢七瀬が加わって、この四人がメインですね。とにかく、麗のキャラクター、これが肝だと思いました。今日は学校初日だからと、お母さんが好きなものをたくさん入れてくれたというお弁当。なのにお箸がない! すっかりくじけちゃって、もやシス上がりっぱなし。もやシス、麗独自の用語で、もやもや指数、ストレスがたまると上がる。ストレスという言葉でもストレスがたまるから、あえてもやもやと言い替えてるんですね。それで、たまったもやもやを解消する、今回はマッサージでしたね。タッチセラピー。いろいろ落ち着いて、いい癒し。ええ、これで癒され系女子を目指すっていうんですね。なるほど、それで癒さレクチャー。うん、面白くなりそう。ちょっと期待しちゃうノリ、展開、見せ方、そしてキャラクターでした。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第10巻第1号(2014年1月号)

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