2012年5月2日水曜日

『まんがホーム』2012年6月号

『まんがホーム』2012年6月号、発売されました。表紙のテーマは、ピクニック? お弁当? 『らいか・デイズ』らいかが何段重ねものハンバーガーを作っていて、これはすごい。豪華! というか、さすがにここまでになると食べるの大変そうです。他に単行本発売の告知カットが並んで、『炊飯器少女コメコ』、『ギュっとして!よねちゃん』、そして『センセイあのね?』であります。ああ、つぐみさん、可愛いなあ。

『孔明のヨメ。』は、前回孔明を訊ねてやってきた女性、あれは一体誰なのか!? 夫孔明の昔の女!? ショックを受ける月英さんであるのですが、その女性を追ってやってきた青年、徐庶、なんと彼の母親という。へー、徐庶の母だから徐母なのか。で、検索してみて悲しい気分になった……。ともあれ、この漫画においては楽しい母、孔明の親がわりといってもいいような、そんな人。豪快でさっぱりした気持ちのよい女性です。で、徐庶、この人、月英の罠を抜けてきたんだ。ほんと、豪快な母子。なんだか賑やかで楽しい。そんな人間関係がいいですね。

『さえずり少女、しんしん鎌倉』は、学校にて部活見学をするコズリであります。友達の入っているクラブに、まずは延々さんについて茶道部部室、茶室にいって驚きですよ。タタミの部屋に、素敵な先輩たち。そしてお抹茶とお菓子。いいですね、満喫してますね、コズリ。続いてちひろに誘われ演劇部に。憧れの忍者コスプレ。そして筋トレ、いや、筋トレには憧れてない。腹筋できない、非力なコズリ。ということは茶道部にいくくとになるのかな、そう思ったら、選べないっていうんですね。情緒的なフランス人、これがコズリなんだね。で、結果が帰宅部。進展なしなんですが、コズリの内面、そこにちょっと違いが生じてる。これが面白かったと思います。

今号のエッセイ企画は「コメコの友達コレクション!」、家電擬人化でありますね。参加者は宮原るり、瀬田ヒナコ、ユキヲ、トイシキ、安堂友子であります。驚いたのはトイシキ、電球娘ですよ。白熱電球から蛍光灯電球、LED電球と揃い踏み。そう思ったら、ええっ、白熱電球って、次々生産が終了に向かってるのか。国産ではもうなくなるよ、ってことなのかな? いや、驚きましたよ。実際、これ見て、これからはいよいよLEDになっていくのか、そう思いましたよ。これまでにないほど実感させられましたよ。他はテレビに黒電話に扇風機。どことなく懐かし感のあるものが多くて、黒電話、可愛いなあ。イエデンワ子も描いてくださらんものでしょうか。そして洗浄シャワーちゃん。これ、もしかして、あのポニーテールの付け根はそういうことなんでしょうか。もしそうだったら、なかなかに酷いデザイン! です。

『東京!』、模擬挙式のモデルを探す原宿白。たまはサイズの問題で不許可。国分寺は目立ちたくない、ムサコはそもそも興味がない、というので六本木先生がモデルを引き受けたっていうんですね。結婚前にドレスを着ると婚期が遅れるジンクスとかあるんだ。新宿先生も六本木先生も気にする、可愛らしいお嬢さんたちだなあ。ひとりちょっとなんか違うかも知れんけど、いや、可愛い人だと思います。しかし新宿六本木ペア、六本木先生への嫌がらせ目的だったんでしょうが、ちっともそうはなってないとか、もうほんと、あんたらそのまま結婚しちまえばいい! ってな展開でしたが、六本木先生はよくっても新宿先生はいけないんだろうなあ。ままならぬふたりですよ。

  • 『まんがホーム』第26巻第6号(2012年6月号)

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