2012年12月11日火曜日

OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~

 ガールズ&パンツァー』のキャラソンCDが出たというから、買いにいったんですよ、こないだ。そうしたら、ないんですね、どこにも。アニメ専門店2件まわってなくて、しかたないからタワーレコードにもいったんですが、なくて、あれ? もしかして発売延期? そう思って公式サイト確認してみたら、確かに好評発売中。ううむ、どんだけ好評だというのか。タワーレコードですよ、山下達郎のベストアルバム、『OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~』、ばーんとプッシュされていまして、見れば初回限定盤が再入荷ですよ。ほう、ボーナスディスクがついてくる。そのとなりにはクリスマス限定版もあって、むむ、こっちは通常盤のパッケージ違いか。なら答はひとつですよね。ええ、ボーナスディスク付きの初回限定盤、購入しましたよ。

ボーナスディスクは、これまでリリースされなかったもの、仮歌なども収録されていて、いやあ、いきなりの『硝子の少年』。これ、めちゃくちゃかっこいいよ! というか、仮歌、デモボーカルっていうんですが、全然そんなこと感じさせませんよね。そうか、仮歌の時点で、こんなにレベル高いのか。いやもう、しびれまくりですよ。

アルバムタイトルにもあるように、1975年から今年2012年にいたるまでの四十年弱の名曲を集めてみました。1曲目は『DOWN TOWN』。懐かしいですよね。私が思い出すのはEPOのバージョンだったりするのですが、ええ、『オレたちひょうきん族』のエンディングテーマですね。なるほど、もともとは山下達郎の所属していたシュガー・ベイブだったのですか。そうしたことも知らないくらいのリスナーです。山下達郎は、人気になったものが街でテレビで流れる、そうしたものを耳にして、いい曲だな、そう思っていた、それくらいのリスナー。だから、このベスト盤も、ほとんどの曲は知らない。けど聴けば、すぐに耳に馴染んで、ああ山下達郎の歌だなあ。山下達郎には、必殺のフレーズがある。ああ、これ、山下達郎だ、そう思わせるフレーズの特徴があって、それは作曲年代によっても少しずつ違っているのかな? それでも不思議なもので、どこかに一本ぴしっと通った山下達郎らしさが感じられる。必殺のフレーズに関しても、ワンパターンとは感じない。でも山下達郎とわかる。不思議なものだと思います。

実はずっと欲しいと思っていた山下達郎のアルバム。どれから買えばいいかわからないで、手を出せずにいたアルバム。こうしてベスト盤ではあるけれど、手にいれることができてよかった。その機会がたまたまの再入荷だったというのはラッキーだったと思います。入門としても、また定番の愛聴盤としても、非常によい、そういうアルバムになりそうです。

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