2011年8月31日水曜日

ゆるゆり

 『ゆるゆり』に夢中です。というか、『ゆるゆり』に関しては、完全にしくじったなあというのが素直なところです。いえね、存在は知ってたんですよ。書店で見て、訴求する表紙だなって思った。調べれば『百合姫』連載で、タイトルからもうかがえるようにライトな百合もので、で、これがもし2008年、いや、2007年かな? それ以前の私ならとりあえず買ってたろう、そう思わせる条件を満たしていたんですね。だけど、買わなかった。買ってなかった。なんでか? いえ、単純な話ですよ。ここ数年、購入するコミックスの点数がものすごいことになっていて、また収納もかなりやばい状態になっていて、新規購入をしぼっていた。そしたら、これでしょう。あああ、買っときゃよかったよう。本気で悔いる、そんな状況であります。

でも、まあ、遅れながらでも『ゆるゆり』を知れたことはよかった。そもそも『百合姫』を購読していない私には、すべてを見る、読む、手にするなんてことは無理なんだから、と自分をなぐさめて、いや、しかし、『ゆるゆり』、めちゃくちゃ面白い。例によって、いつものとおりいつものごとく、CDを買い揃えはじめていて、コミックスも一通り、手に入るぶんだけだけど入手ずみ。4巻は惜しかったわ! というのはいいとして、アニメを見終えるまで、単行本には手を出さないでおこうかな、いや、やっぱりちょっとずつでも読んでいこうかな、迷いながら読んでない状況にあります。

でも、まったく原作を見ていないわけじゃなくて、『まんがなもり ゆるゆりSPECIAL』、これ、5月に出た百合姫増刊なんですが、奇跡的なのかなんなのか、アニメ開始後にちゃんと買えた! で、これに掲載された分、とりあえず前半だけは読んでるんです。いえね、後半はばらばら収録になってるから、どうせならまとめて読みたいし、単行本でと思いましてね。そうしたら、アニメと原作、ちょこちょこ違ってるんですね。でも、面白さの根幹にあるものは共通していて、アッカリーン、とか、かなり癖になりまして、いや、もう、これ面白い。メタの遊び、劇中人物が主人公なのに影が薄いとか、そういうのを意識してる、いや、まったくもって露骨にやってるわけでもないんですが、でもそういう面白さはかなり意識されていて、やりかた、見せかたがうまいんでしょうね、嫌味なく、楽しく、面白く、むしろこっちから乗っていきたくなるような、そんな感じなんですね。

ほんと、そんな感じで最初はアッカリーン! アッカリーン! っていってただけなんですが、それがそのうち、それだけでは満足できなくなって、ええ、すっかりはまってしまったんですね。って、時系列からすれば、はまりはじめる、アッカリーン連呼、本格的にはまる、だったかも知れませんけど。

というわけで、『ゆるゆり』。これは最高です。

  • なもり『ゆるゆり』第1巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2009年。
  • なもり『ゆるゆり』第2巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2010年。
  • なもり『ゆるゆり』第3巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2010年。
  • なもり『ゆるゆり』第4巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年。
  • なもり『ゆるゆり』第4巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年;限定版,2011年。
  • なもり『ゆるゆり』第5巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年。
  • なもり『ゆるゆり』第6巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年。
  • なもり『ゆるゆり』第7巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年。
  • なもり『ゆるゆり』第7巻 (IDコミックス 百合姫コミックス) 東京:一迅社,2011年;限定版,2011年。
  • 以下続刊

Blu-ray

DVD

CD

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