2025年12月6日土曜日

『まんがタイム』2026年1月号

 『まんがタイム』2026年1月号、昨日の続きです。

『腹割るウチらの秘密ごと!』

ヒメコとおと、ふたり一緒にナイトプール! ということは、ヒメコのダイエット、成功したのか! と思ったら、なんとまあ限定的! 屈むとお腹まわりの肉づきがバレるのか。でもパレオで隠せる。おとも腹筋をパレオで隠して、これで堂々ナイトプールに参加できるというものです。

しかし、このふたり、とてもいい。緊張するおとの手を引くヒメコ。おお、おとさん、まるでお姫様じゃん! 周りが気になんなら、ウチだけ見てればいいし? おお、すばらしい。ふたり見つめあい続けるといいのです! とか思ったら、速攻で写真係にされてるじゃん、おとさん! でもそのあと、ふたりで一緒に写真撮って、生きててよかったってそこまでですか!

この日のこと、本当にいい思い出になりそうですね。

そしてラストに、ガチで泳ぐおとさん。割れた腹筋が注目を集めて、アスリート!? かっこいい! あまりの注目に、次こそ絶対割ってやる! まさかのヒメコの発言に嬉しさ溢れかえるおとさん。これは、またふたりで特訓ですね。ええ、さらにきずなが深まりますね。

『良倉先生の承認欲求』

今回はほんと盛り沢山だなあ。OLさんのキャラ弁を見て、自分もやってみたいとかいいだした落安。なんちゃって愛妻弁当とかいう、ちょいキモ発言ではあるのですが、ここでまさかの氷高さん。ぶんちょー紳士ガチ勢の彼女は、キャラ弁をすべて把握しているだけでなく、使われた食材、用具の特定まですませていて、おおお、良倉、ガクブル。久しぶりの氷高の破壊力。もう惚れ惚れしますよね。最高でしたよ。

落安と良倉の突貫お弁当づくり。調理経験のない落安にも作りやすいお弁当を考案して手伝うあたり、やっぱりなんのかんのいって良倉は親切なんですよね。

かくしてできあがった、ふたり揃いのお弁当。そいつを一緒に食べようとするところを明戸に見られてしまう。男ふたりがおそろい弁当。からの、落安の愛妻弁当発言が拍車をかけて、息巻く明戸!

おお、今回はほんと盛り沢山。氷高、明戸のこの反応。もう最高に最高を重ねましたよね。

『オフィスにラブコメはいりません!』

悪役令嬢、紅麗城アクヤ。名前ひっくり返したら、まんま悪役令嬢や。ともあれ、アクヤが自分たちと同じ現実からやってきた人間と知ったわかばと千堂。ふたりして、この世界の悪意についてアクヤと認識を共有。しかしラブコメに押し込められる自分たちよりも、過酷な状況に生きているアクヤを見て気の毒に思う。

だって、アクヤは悪役として振る舞えば破滅。実家が傾いても破滅。破滅と隣りあわせに生きてるっていうんだものなあ。

そんなギリギリのアクヤからふたりに提案がありました。ラブコメイベントが発生するなら、千堂、わかばがカップルのふりをすることで、すべて回避可能になるのではないか。そうなれば、ふたりともに求める仕事に精を出すことができる。業績上がればアクヤにとってもありがたい。かくして全員がしあわせになれる!

というのですが、迷い思い悩むわかばと違い、千堂はきっぱり拒否。人の気持ちを無視するこの世界に抗う自分たちにとって、やはり自分たちの本当の気持ちに目をつむるこの作戦は受け入れられない! おお、本音だ。まっすぐだ。理屈としては正しいと思う。

でも、これが恋になりそうな気持ちを抱えるわかばにとっては微妙な発言となって、ああ、やっぱり千堂はあらゆる恋のフラグを折りまくるのだなあ。

でもさ、思うんですけどさ、千堂が断るのなら、わかばの恋愛相手としてアクヤ嬢が立候補なさればいいのですよ! わかば×アクヤ、あるいはアクわかでもいい。ふたりがつきあえば、わかばに絡むイベントの発生は阻止できる。それだけでも負担は減る。そしてアクヤの身辺も落ち着く。なんせ、メインヒロインとの仲の悪化を防げるんですよ? そして私も嬉しい!

どうですか、アクヤ嬢! きっと皆がしあわせになる作戦だと思うんです!

『まほろば小町ハルヒノさん』

神鹿であるハルヒノと人の子であるちあき。ふたりが結ばれることはあるのか?

まさか、あったというのですか!

前回語られた、ハルヒノが失ったかつての思い人、暁とのエピソード。悲しみに暮れたハルヒノだったけれど、その思い人がちあきに重なった。それどころか、かの暁その人の魂が、そのままにめぐり帰ってきたのがちあき。

こうしてついに、千年の時を超えめぐりあえたハルヒノと千暁。思い出された暁のころの記憶。そして、1300年ものあいだ、死者の世界で飢え続けることを受けいれ、その魂を守り続けた暁の思いの深さ。ここに奇跡の成されたのは、ただただ焦がれる思い、その強さがあってこそだったというのです。

そしてまさかの武甕槌命降臨。なんと、真下間先生がタケミカヅチ大神であったとな! そしてハルヒノにいいわたされる、神鹿試験への不合格。その心は、ただただハルヒノのことを思ってのお計らい。

神としての任を解き、ちあきとともにあれという、まさしく古の約束を果たさんとする心遣いだったのです。

ここにちあきとハルヒノ、カップル誕生です! しかし、神鹿試験に不合格となったハルヒノさんはどうなるの? 人になるのどうなるの? わからぬ! ということで、次回最終話に期待をつなぎたく思いますよ。

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