2012年4月4日水曜日

英雄*戦姫

 『英雄*戦姫』、発売されました。ということで、珍しくちゃんとプレイしています。珍しくってなんだよ、っていうと、買うだけかって遊ばないっていうのがあまりにも多いからなんですね。コレクションのために買ってるわけじゃないんです。いずれ、ちゃんと遊ばないとな、そう思ってるんですが、プレイするにはまとまった時間が必要じゃないですか。なので結局積まれてしまって、そのまんま、なんてこともしばしば。ああ、もったいない。決して安いもんじゃないのに。とは思うんですが、まあしばしばなんです。プレイするのは珍しいんです。

さて、『英雄*戦姫』はR18、年齢制限のかかっているゲームです。だからもちろんそういったシーンもあるのだけれど、実際の話、そのへんを期待して遊ぶゲームではなさそうです。アドベンチャー主体のゲームではなくて、シミュレーション。ユニットをマス目に配置して、敵勢力との戦闘をして、勝てばその地域を配下におさめることができる。収入も増えるし、ユニットも増えるし、さらにはミッション、イベントも増えるし。そしていつかは世界征服! 世界征服完了でエンディングなのかな? どうも、最後には全ユニット総出(といっても出撃数は限定されるけど)で戦う強大な敵、なんてのがいるようですが、残念ながらまだ序盤をもたもたしてるので、そのへんはよくわかりません。

実をいうと、これがどういうゲームかわからないまま、ただ大槍葦人氏原画というだけで購入を決定、予約をいれたのですが、店頭でデモ映像を見たら、あ、これは面白そう。いつぞやの、ダイス転がすのに夢中になったゲーム『リトルウィッチロマネスク』を思い出して、あれもR18だったけど、その手のゲームというにはあまりにもダイス転がすのが楽しかった。次々出現するクエスト。それを受けるための条件をクリアするためには、これを取り、あれを捨て、いろいろ考えて、達成できたりできなかったり。その右往左往が面白かったんですね。『英雄*戦姫』からも同様の雰囲気を感じたんです。だから遊びはじめた。ええ、少しずつでも遊べたらいいなって思ったんですね。

序盤、とりあえずジパング征服までプレイしてみて、まあチュートリアルみたいなもんですよね。シミュレーションとしてはどうかというと、結構簡単という印象です。ユニットごとに得手不得手があって、優位をとると大ダメージを与えられる。まあ、逆もまたしかりなのですが。ともあれ、敵の攻撃順を見て、どれを倒し、どれを残し、敵の射線に入らないよう、攻撃を受けないよう位置取り考えながら、できるだけダメージを受けないよう、残さないようにして勝つ。そんな感じです。まあ、これは最初だけで、先に進むととにかく力押しでもなんでもしないと勝てない、みたいになるんでしょうけどね。

私はいつも小難しいことばかりいってるから、こういうシミュレーションとかさぞ得意なんだろう、みたいに思われがちなんですが、実は全然そうじゃなくって、むしろ苦手。得意技は戦力を大量投入しての力押し。損耗? そんなの気にするな! なので、ちょっと難しいものになると厳しい。正直なところ、ちょっと大変、それくらいで充分楽しめるので、本格派といかない、これくらいぬるめのゲームの方がありがたい、そう思うんですね。

とりあえずチュートリアルを終えて、次はアジア圏を伺おうか? そんなところだと思います。急いでプレイ、というのはさすがに無理だろうから、少しずつでも進めながら、それこそ数ヶ月単位でクリアを目指したいと思います。

  • 袁藤沖人『英雄*戦姫』天狐原作 (電撃ジャパンコミックス) 東京:アスキー・メディアワークス,2012年。

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