2008年1月1日火曜日

毎週火曜はチューズデイ!

新年明けましておめでとうございまチューッす!!

正直申しまして、2008年年頭はこれしかないと心に決めていました。2008年子年、チューズ年。しかも元旦がチューズデイ、まさしくチューズの休日に始まるというのですから、この日この時を逃して『毎週火曜はチューズデイ!』を語るチャンスはあるまいぞといきこんでいたわけです。あ、単行本が出たらその時にもきっと語るので、その節にはよろしくお願いします。といった次第で、この希有な日こそは『毎週火曜はチューズデイ!』を語るにふさわしい時。チューズたちの活躍するこの漫画を取り上げたいと思います。

さて、さっきからチューズ、チューズといっている、それっていったいなんなのか。なんてそらっとぼけたこといってますが、お読みの皆様方におかれましてはピンときていらっしゃることかと思います。ネズミであります。ÖYSTER氏の漫画『毎週火曜はチューズデイ!』ではネズミをチューズと呼称して、彼らチューズのアグレッシブでナンセンスな日常をこれでもかこれでもかと勢いよく描写しているんです。登場人物(?)は基本的にチューズのみ。ネズミというにはあまりに人間っぽい彼らが、食べ物を探し、困難に挑戦し、危機を回避し、そして時に遊び、友情を深めていく。その様が実に面白いのですが、いや別に感動巨編になったりはしません。

この漫画にあるのは、ÖYSTER氏らしいと感じられる味わいです。読むものの期待というか常識というかをうまくいなして、転倒させて、くすっと笑わせる、そういうエスプリ。言葉にすればきっとなんでもないことだろうのに、勢いのある描線、チューズのダイナミックなしぐさや表情、そして集中線がそれを特別な場面に変えてしまう、これもまたÖYSTER氏の魔法でしょう。いったんその魔法にかかってしまったものは、もう逃げられない。絵を一目見ただけで、くすっと笑ってしまう、にやりとしてしまう。理由なんてわからないし、そもそもどうでもいい。扉絵の、チューズが世界のチーズと一緒にいる絵だけで笑ってしまえる、私などはそれほどまでに魅了されてしまっています!

以上、予定どおり『毎週火曜はチューズデイ!』でお送りしました。心残りは、Blogでは集中線が引けないという、その一点だけです。

今年もよろしくお願いしまチューッす!!

  • ÖYSTER『毎週火曜はチューズデイ!』

引用

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私もこのマンガは大好きです。単行本化が待ち遠しいです。
今年もよろしくお願いしまチューッす!!

matsuyuki さんのコメント...

にゃんげつさんもお好きでありましたか。というか、ÖYSTER氏の漫画は好みだと、以前にもおっしゃっていましたね。今、氏はいい感じで上り調子だと思っているんですが、それでうまいこと単行本が出たらいいですね。

こちらこそよろしくお願いしまチューッす!!