2008年1月21日月曜日

Apple iPod touch

 Apple Storeにいってきました。昨日。心斎橋のApple Storeなんですが、友人がiPodでどれを買ったらいいかわからない、アドバイスしてお呉れというものだから、そいじゃあと乗ったのでした。Apple Storeにいくのははじめてのこと、心斎橋の駅をおりて、方向間違えて歩いてクリスタ長堀にいってしまうなんていうのはまあよくあること。地図見て歩けばいいのに、面倒くさがって地図を用意しなかったんですね。一応うち出る時に確認したりもしたんですけど、いやああんなに方向がわからなくなるとは思いませんでした。クリスタ長堀で地図確認して、歩くこと五分くらい? 危なく行き過ぎそうになるくらいに簡素な外観の店舗、無事たどり着くことができたのでした。

実はここで見たかったのはMacBook Airであったのですが、残念、まだ展示されていませんでした。そのかわりというわけでもないですが、たくさん展示されていたiPod、見てきました。ほー、今のiPodはちょっとインターフェイスが派手になっとるんね。店員氏に聞いてみたら、これは新世代からのギミックで、旧世代では対応していないんですってさ。そうなんか、けど別に音楽聴くのにこんな派手なメニューはいらんから、どうでもいいや。ええ、私はこういうタイプの人間です(というか、シンプルなメニューが選択できないほうがいやかも)。

友人の目当てはiPod nano、Apple Storeでしか買えないという赤いモデルです。(PRODUCT) RED Special Editionっていうんですね。私は知らなかったのですが、このモデルが購入されると、アップルが購入金額の一部を「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付することになっているのだそうですよ。意識することなく、ちょっと誰かの役に立つことができる、こういうのはなんかいいですね。けど、残念ながら私は、大容量のiPod classicにしか目が向かないようにできているから、そういうキャンペーンには参加できそうにありません。まあ、しばらくはiPodを新調する気はないので、かまわないといえばかまわないんですけどね。

 さて、iPod nanoもよいんですが(デザインが思ったよりもよくて、驚きました)、それ以上に興味があったのはiPod touchで、液晶がタッチパネルになっていて、指でちょこちょこ触って操作できるというあれです。まあ、今更といえば今更なんですけどね。けど、これまでまったく触れたことがないもんで、だからこれが初遭遇。今まで散々レビューやら読んできたから、ボディ前面のボタン押したらアイコンの並ぶメニュー画面に戻れることは知っています。そして、それだけ知っていたら割となんとかなる、そういう感じの道具であると思いました。

まず触ってみたのは、Safari。開いてみて驚いた、文字がちっさ! 読めねえよ。とかいってても仕方ないので、親指人差し指で触れてその指を広げてみると、思った通り拡大してくれて、最初は荒いドットが再度レンダリングされることできれいな表示に変わります。これは実際使えそうだなと思いました。ソフトウェアキーボードがあれだから、URIばんばか手打ちして、検索もしてなんていうのは面倒くさそう、だからブックバークをいかに充実させるかが使いこなしの鍵になりそうですね。まいったな、私、あんまりブックマーク使わない派なんだ。

天気予報Widgetは、Mac OSのDashboardにておなじみだから、だいたい使い方わかります。デフォルトではクパチーノが設定されていて、そこに大阪の天気を追加。そして、人差し指で左右にスライドして地域を切り替える。ほー、こりゃよくできてるや。いい感じに追随しますね。iPhoneは機器の能力は貧弱、それをインターフェイスで吸収しているなんていわれていたので、多分iPod touchも同様だろう、だったらその貧弱なスペックから得られるフィールとはいかなるものだろうと思ったのですが、通常の利用に関しては、当座問題になりそうな部分はないですね。地図で位置検索する際に、心斎橋と日本語で打ち込む、最初はどうやって日本語入力に切り替えるのやら、ちょっととまどったけど、まあすぐに問題なく使えるようになりました。iPod touchに用意されている諸機能、これらが必要で、けれど大きな機械は持ちたくない、簡便に使いたいんだというような人だったら、これを手にするというのは充分ありなんだろうなという感じがしました。

じゃあ、あんたは? そういう問が出そうですが、私ならいらないなあ。っていうのは、出先でメモとかとらないし、メモとるならメモ帳にペンが常備されています。そっちの方が絶対に便利で早いでしょう? Webで調べものすることもないだろうしさ、メールだって一緒。それにこれはWiFi環境下でないと使えない機能です。だったら、なおさら私には必要なさそう。音楽聴くとなると、現行のiPodで充分ですからね。むしろ、容量に劣るiPod touchの方が使いづらいと感じることでしょう。

以上は携帯電話をいまだ持とうとしない原始人の意見。以下は携帯電話を持っている友人の意見。電話が付いていないiPod touchには魅力がない。携帯の機能とかぶっているから。重複した機能のためにふたつ目の機器を持ち歩くのはナンセンスだと思う。iPhoneになったら考えてもいいかも知れないけれど、それも必要とする機能次第だと思う。ただ、触っててちょっと楽しかった。とのことでした。多分妥当な意見だと思います。

iPodでビデオを見たいような人だとまた違った意見になるのかも知れませんが、私はiPodのビデオ機能、まったくといっていいほど使っていませんから、やっぱりそういう点では、iPod touchよりclassicよりのユーザーであるのでしょう。これからのiPodユーザーは、こんな具合に、いくつかの層に分かれていくのかも知れませんね。

引用

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

テキストブラウザとしては使えそうでしたか?。

matsuyuki さんのコメント...

電子ブックリーダとして使う場合は、

1. Safariで読む
2. 電子本データを画像として書きだしたものを表示する

の二択かなあと思います。

今後、iPod touchまたはiPhone用の開発環境が整備され、そうした用途に特化されたアプリケーションが出てきたら状況は激変するでしょうけど、今はこれを電子ブックリーダとしては見られない、って感じです。