なんか、ここ数年、アナログシンセサイザーが人気なんでしょうか。数年前にテルミンが雑誌の付録についたかと思うと、アナログシンセサイザーを付録につけたムックが発売されるわ、Nintendo DSをプラットフォームにしたシンセサイザーソフトが発売されるわ、それこそ電子楽器を気軽に楽しもうというかのような、低廉、小型のシンセサイザーが数年にわたって発売されているんですね。でもって、私も興味持っていて、でもなかなか手を出せずにいました。いえね、買っちゃえばいいんですけど、でも、買うだけ買って無駄にしちゃうともったいない。という考えから、なかなか手を出せずにいるのでありました。
で、最近発売された機種にまた興味を持っていまして、なにかといいますと、KORGのmonotronです。ASCII.jpの記事でその存在を知ったのですが、小型にして充分な性能を持っていて、しかも簡単操作であります。私はですね、この操作が簡単、つまみが少ないっていうのがいいと思っているのですが、それはなんでかというと、先日買ったLogic Studio、これにはシンセサイザーエミュレータがいろいろ収録されているのですが、実機の経験のない私にはなかなか難しいのですね。いろいろパラメータ動かしてるうちにわかってくることもあるんですけど、パラメータ動かす、鳴らす、また動かす、というのを、つまみひねる、弾く、弾きながらひねる、にできたら、もっとよくわかるんじゃない? っていう気がしてたんです。だから、学研のアナログシンセ買おうかなと思ってそのままにしてた。ええ、無駄にしちゃもったいないですからね。
KORGのmonotronについても同様に思ったんですね。シンセサイザーはオシレータで発振して、そいつにフィルタをかけたりして、音を変化させます。理屈は知っています。けど、それがなかなかに簡単でありません。コンピュータ、ディスプレイに映し出されたパネル、説明書見てる時は、うんうんわかったわかったとか思ってるんですけど、実際に操作するとなると意外にパラメータが多くって、あれ? これなんだっけ? もてあますんですね。ところが、最近はやりの小型アナログシンセは親切です。基本に注力し、その他難しそうな部分はばっさりと切り落としてくれています。それこそおもちゃの感覚でシンセサイザーというものを体験できそう。やっぱりなにかひとつ持っておこうかな、そんなことを思わされたんですね。
これは、Stylophoneを知った時も思いましたね。これも小型、安価、で、面白そう。もともとおもちゃとして出たものらしいですけど、それだけに割り切った作りになってるんじゃないかなって思えて、とにかく弾いて鳴らして楽しもう、そんなものであるみたいなんですね。で、おもちゃといえば、これも最近出たオタマトーン、これは実際に試奏してみたんですが、スイッチは音量とオクターブスイッチだっけ? シンプルにシンプルに作られていて、で縦に伸びたしっぽをスライドすることで、無段階に音高を変化させるという楽器です。面白いギミックが、ゴム製のオタマの口を開けたり閉じたりすることで、ワウワウいわせるっていう、このシンプル極まるインターフェイスが素晴しい。けど、思ったよりも強く押さえないといけなくてですね、ポルタメントやりにくい。だから、やっぱりmonotronとかの方がいいかな、なんて思ったんですね。
けど、これだけいろいろあると迷いますね。なので、ムックもついてることだから、学研のシンセでも買ってみようかなあ、なんて思ってます。
『月刊アフタヌーン』2010年7月号、出ています。表紙は『ヒストリエ』、なのですが、私、これは読んでないので、いまいち背景がわかりません。いや、主人公がアレキサンダー大王の書記官、エウメネスってことはわかってます(書いてあるので)。いつだったかなあ、結構前に馬のあぶみをどうこういってるあたりは読んだのですが、それ以降なぜか読まなくなってしまいました。やっぱり続きもので最初を知らないというのは、なかなかに入りにくいものがあります。

『まんがタイムきららフォワード』2010年7月号、発売でした。表紙、『空色スクエア』。深雪でいいのかな。ポータブルプレーヤーで音楽を聞きながら横になっているお嬢さん、こちらを見る目の深い青、そして流れる髪のあでやかさにはどきりとさせられる、そんな魅力的なイラスト。落ち着いた感じもあって、いとおしいと感じさせるものもあって、これはよいなと思います。
ついこのあいだ、『
富永ゆかりはやっぱり面白いな。そう再認識せざるを得ませんでした。『天下無双!恋メガネ』。恋愛の機微にうといお嬢さん、大沢天華をヒロインとしてくりひろげられる恋愛の悲喜劇。いや、ごめん。悲はいらんかった。子供のころから恋愛に失敗し続けた彼女の悲願、彼氏ができたら眼鏡をはずす。しかし、いまだに眼鏡をかけているという事実が事態の推移を物語ります。しかし、この天華さん、もう半ば諦め気味なのか、あまり恋愛にがつがつしていなくて、けれど恋愛に夢見ているところもあってという、そのバランスがうまくとれていて、すごくチャーミングであったのでした。
『円卓の生徒』、メインのシナリオ、本日クリアしました。連休中に終えられたらいいなって思っていたのですけど、力及ばずボス直前で中座して、それから一週間でしょうか、ちょっとずつレベル上げて、ようやくボスを倒せるまでになりました。でも、レベルあがったこともありますけど、強い鎗を入手できたことが大きかった。そんな風に思っています。いえね、なかなかに有効打を与えられないという状況、あと少しというところまで追いつめて、追いきれなくて持久戦に陥り、結果負けてしまう。そんなだったのが、大ダメージを打撃、呪文双方で与えられるようになって、状況は一変しました。
つれづれにWebをさまよっていたところ、なんと、EpiphoneからElitistのラインがなくなると聞いて、ええー、そうなの! ちょっと驚きました。いえね、いずれCasinoが欲しいなって思っていた。でもって、どうせなら、Elitistがいいなって思ってたんですね。だからなくなるのは悲しい、そう思っていたら、CasinoだけはElitistが残るのだそうです。ああ、それはちょっと嬉しいな。いつか、いつか、ずっと将来のことになるとは思いますけど、機会と予算があれば買いたいと思います。
ちょっと心療内科について知りたいと思ったものだから、買ってきました『マンガで分かる心療内科』。作者はゆうきゆう、漫画を描いたのはソウさん、まさしく黄金といえるコンビです。ゆうきゆうは、上野にある
『けいおん! アンソロジーコミック』の2巻が発売されましたね、って随分前のことではあるんですけど。さて、第1巻の時に私はなんて書いてたんだろうと思って、Blogの記事を過去に遡ってみましたところ、あれ? 見付からないぞ。ということは、書いてなかったのか。『のどさわ!』が『さわのど!』になってる! とか書いてなかったのか。意外と思いながらも、まあそういうこともあるよね。気にせずにおきたいと思います。
『君に届け』、買いました。原作の単行本。連休中、
私はあさりよしとおのファンなので、新刊が出たら買ってしまうんですね。今回買ったのは短編集。『毒入りカプセル篇』と『毒入り錠剤篇』。昔の短編が詰め込まれた2冊なのですが、すべてが単行本未収録というわけでもないので、あー、読んだことあるなあ、と思ったものもちらほら。でも、見たことのないものの方がずっと多いので、楽しんで読むことができました。今回の2冊に収録された中で、もっとも楽しく読んだのはなにかというと『毒入り錠剤篇』に収録の『重箱の隅』であったように思います。
私にとって、最大の計算違いだったのは、和声の復習、これにかかる時間だったのではないかと思うのです。簡単に楽勝で終えられる、そんなことは思ってなかった。けれど、どこかで甘く見ていたのでしょう。和声の教科書を買ってきたのは、
『
