『まんがタイムきららMAX』2010年7月号、続きです。昨日は、なんだかよくわからないけど、中断せざるを得ない状況におちいってしまって、まあ、人生、そんなこともあります。というわけで、昨日は『ぼくの生徒はヴァンパイア』まででした。ということは、今日は『ふわっちょこ』からであります。
『ふわっちょこ』、あいかわらずのゆるさ、理由も原因もわからないのだけど、見ればなんだかおかしくなって、笑ってしまう、そんなところ、ちょっと気にいっています。今回はプール回、よって水着水着水着なんですが、色気とか皆無で、もうただただゆるくて楽しそう。水上バスケで、水を得た魚、のんの活躍がいいなあ。ほんと、なんだか楽しそうです。
『ハッピーステッチ』、布屋さん。ああ、布屋さん、子供の頃、母につれられてよくいったものでした。駅前の布屋さん、四条の布屋さん、それぞれになにかわくわくとさせるものあって、結構好きだったんですね。だからでしょうか、今回の話、とても面白かったです。好きな色柄の布とかね、見てるだけでもいいものでしたよ。でもって、キャラクター布のこと。あれは面白かった。ちょっと気持ちわかる。ええ、こなつの気持ち、わかる気がします。
『六道水先案内人』。ゲストです。死神の姉妹の話。ちょっとだらしない? 姉と、しっかりものの妹。その日常ものと見せて、死神ものらしい命の失われるということ描かれて、そしてその時には姉の先輩とでもいったらいいでしょうか、普段とは違う頼れる顔が見える。面白いなと思いました。短いこの1回で、妹の気持ちの相手に暖かく注がれていること、ゆえに悲しく思うこと、ちゃんと伝わって、そのへんうまいなと思いました。
『ののことのらと』、ゲストです。ちょっと非常識なのかな? お嬢さんふたりの対話中心に進んでいく、そんな漫画です。クールに見えるお嬢さんが力で屈服させられる。そこに怒ってくるお姉ちゃん、そのあたり、面白かったです。けど、さすがにあそこまで脱がすのはやり過ぎだ。ちょっと苦笑して、けどいやらしさがないのはよかった。この漫画は、お姉ちゃんがアクセントになって、面白さを引き立てる、そんな印象です。
『もっかい!』、遊と衛、駄目なのは遊、という印象強いけれど、なんのなんの、衛も結構駄目じゃないか。振り回される遊、寝起き直後には人格がどうもないらしい衛、ふたりともいいキャラクターだなって思って、私はすっかりファンです。今回は、最後に遊の頑張りがむくわれて、その時の表情、ああ、よかったねと思える、そんなよさがありました。でもって、落ち。ああ、ふたりは仲がいいのだなあ。ええ、やっぱり好き、すごく好きです。
『ぽすから』、ああ、白樹くん、頑張ったね。この物語にしても、またふたりの物語にしても、今がクライマックスなのでしょうか、ああ、いいな。いや羨ましいとかいう意味じゃなくて、こうして真っ直ぐに気持ちを伝えあおうという関係、その素朴あるいは素直で瑞々しいところ、とてもいいなって思います。失ったものを懐しく振り返りながら、そのあまりにきらきらとして輝くところにひかれているように思えます。
『ここみみなたね』。こんなこといったら申し訳ないのですけど、面白い時と大人しい時、その落差がすごい漫画です。今回、多少ネットではやりのネタを使いましたって感じではあるのですけど、面白かった。こういう、無茶をのりのりでやってみます、といった元気いっぱいの展開があると、まきこまれる感じで面白くなってくる。今回は本当にそんな感じでした。
『あわーちゅーぶ』、ゲストです。アクション四コマといった感じですね。ゲームクリエイターがアクションの動きの確認するために、自分でものすごいアクションをして、録画して、YouTubeに公開して、世界的に話題になったってことがありましたが、この漫画はまさにそういった話であるようです。躍動感あふれる絵が見事。で、キャラクターも魅力もって動く。好みかといわれるとちょっと違う。けれど、それでもみせられるものがあります。
『ねこにゆーり』、驚いた、驚きました、こんな終わり方、なんかすごく心配にさせられて、それまでの状況追っている時は、まさかこんな展開がくるとは思いもしていませんでした。不安が描かれた後は、その解消がくる。それは鉄則だろうから、つまりは次回に動きがあるのだろう。その動き、期待したいと思います。
そして『表色89X系』、嬉しいニュース。単行本、2巻が出るのですね。そして、残念なニュース。次号最終回です……。おおう……。もう、寝ようかな……。
今回はお見合いの話。であるのですが、先生のお見合い、それを香が妨害に出る。御定まりではあります。けれど、先生と香との関係を誤解する父、彼女、生徒に手出し、お前…そうだったのか…、の畳み掛けは、シンプルで、それでいて面白かったです。しかし、理解のある親父さんだな。こういう懐の広い家、香くんも仕合せになれそうだなって思います。
- 『まんがタイムきららMAX』第7巻第7号(2010年7月号)
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