『まんがタイムきららキャラット』2010年7月号、発売されました。表紙は『ひだまりスケッチ』。手をとりあって横になっているゆの、なずなのふたりです。ふたりの服の、小さな花の柄が全体にはいっているところ、生地のやわらかさ感じさせるところ、フェミニンで、可憐で、魅力的だなって思います。絵から感じられるナチュラルさ、自然を感じさせる画面の雰囲気。『ひだまりスケッチ』や『GA』というタイトルをつづる文字の意匠もまた素敵で、よいイラスト、よい構成だなって思います。
『CIRCLEさーくる』はボウリング。ボウリング! ついにブーム到来!? しかし、こちらは試合でわりと本気とはいえ、やっぱり楽しみとしてのボウリングであります。学年対抗、男子は女子にいいところを見せたいらしい。いやあ、気持ちはわからんでもないけれど、私にはちょっと共感しにくい。そうさなあ、共感するとしたら藤野さんの前日予習ですよ。でも私と彼女の違いは、彼女は結果を出す、私は結果を出せない、であります。しかし、楽しそうです。罰ゲーム含めて、楽しそうです。
『うらバン!』は学園祭。カラオケ大会やるらしい。面白い。サクラ兼ギターの森崎このみが参加して、いつもとはちょっと違うメンバー、お祭りって感じが出て、これはいい、とてもいい。それでもってOG、三国るりさんも登場して、黒目先生がえらいことに! ただ、ここではっきりいっておきたい。私はぼわぼわな髪のつつじちゃんの方が好きだ!
ステージで飛び入りのカラオケ大会やるというの、そんなにレパートリーあるのかと思ったら、曲が決まってるのですね。私が学生だったころ、文化祭では先生に歌ってもらうというのやってましたっけ。毎年の恒例で、そういったこと懐しく思い出して、もしかしたら今回の『うらバン!』、私同様に懐しさをともに読む人もあるかも知れません。しかし、楽しい回でした。
『ながるるるるるこ』、竹本泉の新連載です。最初、タイトルを『どんどこどんどこ』だと思ったのは秘密だ。ヒロインは猫耳の女の子、るるるこ。とかげ異星人の住む世界で使用人をやっている唯一の人間? ほんわかした絵柄でSFをやるという、竹本泉らしいなあ、そんな感想持ってしまった連載。しかし、なんともいえない前提にちょっと苦笑い。シニカルだなあって思って、いや、面白いです。ちょっと先が楽しみです。いつか逃げ出したり反抗したりするんだろうか。ほんと、楽しみですよ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第6巻第7号(2010年7月号)
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