私にとって、最大の計算違いだったのは、和声の復習、これにかかる時間だったのではないかと思うのです。簡単に楽勝で終えられる、そんなことは思ってなかった。けれど、どこかで甘く見ていたのでしょう。和声の教科書を買ってきたのは、2009年11月16日でした。それから少しずつ進めていって、1月の終わりには1巻の内容を終えられるというくらいの進度で進めて、それからあとひと月ほどもあれば、補遺課題も終えられるだろう。それが計算違いだったのですね。この補遺課題がなかなか終わらなかった。実に3ヶ月を要し、終わったのが4月も下旬に差し掛かろうという頃。ついこのあいだですよ。ああ、長かった。いや、本当に長かったです。
ともあれ、第1巻を終えることができました。私の本来の計画では、春には2巻も終わっていて、残る3巻を少しずつこなしつつ、そのころには発売されているだろう新MacBook Proで、いろいろ遊んでいるはずであったのですが、まだ2巻はじまったばかりだよ。この体たらくです。いやね、別に2巻終えないと曲作っちゃ駄目、とかそういう決まりもないから、それこそ好きにやったらいいんですが、2巻の内容、ドッペルドミナントとか簡単な転調とかね、そのあたりは押さえておきたかったなって思ったんです。私が和声やってたのって、それこそもう随分前のことですからね。忘れちゃってることも多いし、いい加減になってるところもいっぱいあるでしょう。だから、しっかり取り戻しておきたいな、って思ったわけですよ。
といったことから、現在、2巻を進めているところです。今日、2巻の第1章、II7を終えたところ。とりあえず、これで基本的なところはひと揃い揃ったかなっていう感じがしますね。いろいろやろうと思ったらちょっとこころもとないけれど、ひととおり、素直にこなそうというなら、なんとかなりそうっていう感じ。でも、やっぱりもうちょっと先に進んでおきたいな。そんな感じ。まだまだ途上です。
- 島岡譲執筆責任『和声 ― 理論と実習』第1巻 東京:音楽之友社,1964年。
- 島岡譲執筆責任『和声 ― 理論と実習』第2巻 東京:音楽之友社,1965年。
- 島岡譲執筆責任『和声 ― 理論と実習』第3巻 東京:音楽之友社,1966年。
- 島岡譲執筆責任『和声 ― 理論と実習』別巻 東京:音楽之友社,1967年。
0 件のコメント:
コメントを投稿