2010年5月12日水曜日

けいおん! アンソロジーコミック

  『けいおん! アンソロジーコミック』の2巻が発売されましたね、って随分前のことではあるんですけど。さて、第1巻の時に私はなんて書いてたんだろうと思って、Blogの記事を過去に遡ってみましたところ、あれ? 見付からないぞ。ということは、書いてなかったのか。『のどさわ!』が『さわのど!』になってる! とか書いてなかったのか。意外と思いながらも、まあそういうこともあるよね。気にせずにおきたいと思います。

さて、『けいおん! アンソロジーコミック』。表紙は牛木義隆、『夢喰いメリー』の人。最初気付いてなかったんですけど、巻末のXマシンガン(詳しく知りたい人はマイケル・アンジェロで検索してください)で、あ! と気付いた。表紙で唯の持ってるのも、Vネックギターだったんだと後から理解して、しかしそれにしてもわかりにくいよ。わかりにくいといえば、東風実花の「はれるや!」もそうで、ツッチャツッチャってなんだろうと思ってたら、最後で梓がタービンタービンいってる。これ見てやっと、ああ、平沢か。最初に出てくるCDも、調べてようやくP-MODELのベスト盤とわかって、これ、買っとこうかな。SPEED TUBEの音源、欲しかったんだ。あと、2D OR NOT 2D。

話がそれました。

面白いと思ったもの、好きな感じのもの、たくさんあったのですが、中でもこれはいい! と思ったものはというと、まずは初っ端の未影「新旧!生徒会長ズ」でしょうか。作者自身のノリでもって、最初から最後まで突き進んでみましたとでもいったような勢いがとてもよかったです。それから、「うんたん!」原悠衣ですが、淡々と進行する中におかしみが投げ込まれる、この作風! あの、梓が他人のフリを!! とか最高だったと思います。ねことうふ「とらんす!」は、頭をぶつけて中身が互いに入れ替わる。最初はよくあるネタなのかなって思って読んでいたんですけど、最後の最後にやられましたよ。あれはすごい。こういう変態的な落とし方、素晴しいなあ。感動しました。

変態といえば、紬お嬢様が見事にビデオ撮影して喜ぶ変態お嬢様と認識されているのがすごくて、原作ないしアニメないしに、ビデオカメラ回してるところってありましたっけ? 自分の記憶に頼るかぎりないんですが、だとしたらあの認識が共有されてるように感じられるの、なんでなのだろう。いやほんと、なかなかに見事でありました。

引用

0 件のコメント: