2009年5月9日土曜日

『まんがタイムきらら』2009年6月号

『まんがタイムきらら』、買ってきました。2009年6月号。表紙は『けいおん!』。アニメも人気で、実にいい感じ。なんか、『けいおん!』効果でギターやベースが売れてるらしいと聞きますけど、実際のところ、私も欲しくなってますからね、ベース。最初はタカミネのPB17(色はNSで)あたりが欲しいと思ってたんだけど、で、いつかうまくなったらフレットレスのPB35にバージョンアップするんだ、なんて思ってたんだけど、今は、具体的には今年の4月に入ったころから、Jazz Bassが欲しい。どうせならAmerican Standardかなあ。色は3-Color SunburstかCandy Colaがいい、なんて思いながら、まあ買えないんですが。『けいおん!』の次は『うらバン!』がアニメにならないかなあ。『うらバン!』だったら、もう楽器はあるから、こんなに心惑うことはないわけで、それに自分もなんか参加できそうじゃないですか。ああ、次は『うらバン!』だ、みたいな風にならないかなって祈っています。

『けいおん!』は京都に修学旅行。うん、京都ってだけで無駄に盛り上がるな。京都を象徴するスポットとして選ばれたのは金閣寺。あとは楽器店、そして宿、以上で帰宅。まあ、京都は、いつものバンド活動みたいなものと思ってくださったらいい。つまり、あんまり出てこなかったっていうね。ちょっと残念だったけれど、さわちゃんが魅力的だったからよかったです。そして唯からは二年越しのムギへのお礼。ああ、しかし、いいお嬢さんだなあ。

ゆゆ式』は、なんだかゆずこがえらく可愛いなあ、具体的にいうといつもの300%増しくらいで可愛かったのはなぜだろう。今日の部活テーマは馬でした。あの、イーってするのはフレーメンといって、フェロモンを匂おうとする行動なんだそうです。でふたりがいーっとして、富士山と四国になっているのかいないのか、それが問題です。いや、しかし、あれは可愛かったなあ。

『天然あるみにゅーむ!』が、ウエストまわりにちょっと肉が余っているのがマニアックでよかったです。でも私はエコ派です。『ふおんコネクト!』はちょっとびっくりしました。この芸風は好きな人はもうたまらんだろうなあ。嫌いな人はとことん嫌いかも知れないけど。しかし、立体装丁はだめだと思うんだ。薄いということがより価値を高めることもあるんですよ、交流さん。でも仮に立体装丁で市場に出たとしても、私はよく訓練されたオタクだからそれくらい屁でもないよ。『PONG PONG PONG!』、いつも以上に余裕をなくしてしまっているリコ、いつも以上に素敵でよかったです。けど、あの大オチ、チェンジってのはないだろう。私は断然リコの方がよいです。だからもっと尊大に、横柄にいってください。

『ネズ巫女ちゅー』は、世界が変わる話。そう、確かに色がなくなる、っていうか、ものを見ていても、なにも見ていない感じ。全部が素通りみたいな感じがして、それは食べるものも飲むものも、全部一緒ですね。ほんで、表情がなくなって、周囲を心配させちゃいけないと思って表情つくろうとするんだけど、変わってないらしいのね。もう、なんだか、懐かしいなあ。意味もなく泣けてきたりしてね、なにがあったわけでも、なにを思ってるわけでもないのに、涙が流れてくるんだ。いや、もう、懐かしいなあ。『キルミーベイベー』、扉のふたりはなお可愛く、そして内容は面白く、のり弁はひどい。お母さんひどいです。

『メロ3』の前に、nonoteの情報が入って、収録されるのは『もんぺガール小梅』と『ファミレス☆スマイル』と『君がボク/僕がキミ』の三作みたいです。これはもう楽しみです。そして、『メロ3』。木ノ子の可愛さがどんどんアップしていきます。しかし、あのぶっきらぼうな妹もよいなあ。もちろん家庭科の先生も素晴しいです。この漫画は、主人公ハーレム状態と思わせて、実は彼は主人公というより傍観者で、しかもハーレム状態に気付かないという、なんかむくわれているのかそうでないのかわからないという、そういうところが面白いなあと思えて、なんだか達観してしまっているようにも思える、あの兄さんが大好きです。

きつねさんに化かされたい!』が最終回ですよ。あああ、さびしい……。変態や駄目な人がとにかくたくさん出てきた漫画でしたけど、そうした人たちも普通に受け入れる、そんな保健室の光景は、変態で駄目人間である私にも心地良かったということなのかも知れません。しかし、先生はなんで自分は除外してらっしゃるのでしょうか。実をいうと、なんだか台無しな感じのするラストがくるんじゃないかと思っていたものですから、思った以上の正統的ラストに驚いて、しかしそれ以上になんか一段落がついたという、そんな感じのほうが強くって、ああ、さびしい……。けれど、それはそれだけこれまでの時間が楽しかったってことだものなあ。しみじみとそう感じながら、お疲れさまでした。好きな漫画でありました。

こどもすまいる!』は、萌えポーズ、もう萌えでイイよ、その屈辱が君の魅力を下支えするのだと思います。『境界線上のリンボ』はちょっといい話でした。『三者三葉』は、照さん、丸くなられたなあ。張り切る西山さん、その頑張ろうとする姿が尊いじゃありませんか。そして、だんだんに距離が縮まっていく、そんな予感がして、それは照さん、西山もそうだし、そして葉子様、辻妹もそうで、ということは、ちょっと待って、双葉には兄貴が!? なんてことでしょう。それはそうと、妹の呆れ顔は、新たな魅力発見であります。こういう顔、好きです。『二丁目路地裏探偵奇譚』はやっぱりショコラの身内でした。お姉ちゃんと呼ぶ、その呼び方が可愛いな。

『らぶ、はじめました。』は、やっぱりスカートは短かくないと駄目ですか? 私は長い方がずっといいと思うんですが。昔から、そして今も。鏡に向かって「キレイ」「カワイイ」と唱えるというのは、地味に効果があると思います。で、自信がついたら、それが魅力を下支えするから、実際にちょっと可愛くなったりするんですよね。いい仕事でありました。『SweetHome』は扉がなんて魅力的なのだろう。というのは置いておいて、しかし、お姉さん、可愛いなあ。というか、姉的魅力とはちょっと違うように思いますが。『からめるマフィン』は、正直どんなだったろうと思いながらのリハビリ中なのですが、面白かったです。しかしコースの名前ひどいですね。というか、先生も可愛いなあ。同じ人のことを、知らず知らず話題にして、その見る人が違えば受ける印象も違ってくるという、羅生門的状況、こういうしかけ、好きです。

『ねこきっさ』、って、あれ? ちょっと待って。今まで、一度も『ねこきっさ』に言及したことなかったっけ? うわあ、意外。好きな漫画なんだけどなあ。けど、ルーシアちゃんがかわいいんだよーとはいってるのか。最低だな。しかし、その可愛いルーシアちゃんは今月いいとこなしでした。でも、その酷い目にあってるところもいいっていうか。そしておやっさんも酷い目にあわされる、その酷い目というのが本当に酷いという。その酷さがよかったです。

まーぶるインスパイア』は、もうすっかり癖になっています。あのみりきの一連の流れはもはや様式の美といっていいほどだけれども、あれを他人事のようにして笑えない人もあるのではないかと思います。はい、私がそうです。しかし、なんだかやりたい放題な感じになってまして、それでまたそれがいいぞもっとやれってな感じでして、本当、このハイテンションは癖になります。で、パソコン買った暁には、るくはが四面ロ歌の最後の枠を埋めるというのですね。そうかあ、パソコン買ってからが本当の戦いであるのか。その時がきたら一体どんな風になるのか、その日が待ち遠しいけど、けど、きっとものすごく展開遅いんだろうな。でもって、その遅さもまた癖になるんですよ。

My Private D☆Vは『アットホーム・ロマンス』の風華チルヲさん、っていうか、本当にチルチルって呼んでいいの? 本当に呼んじゃうよ? チ……、チルチル?

うん、予想はしてました。けど、予想を超えていました。それはイラストもそうなら、文章もそうで、お前がいうな、といわれそうな気がしますが、あえていわせてください。すごく長い! で、高密度。素晴しい畳み掛けにございました。けど、この人は汗と匂いが好きなのか。いや、それは漫画読んでたらわかるような気がします。雨の中[中略]ほほえむ萌え、それもわかるような気がします。私[中略]…は確実にわかります。

私は残念ながら、スポーツ少女的萌えにはぴんとこないのですが、けれど最近少しずつ変わってきつつあるようで、スポーツしてる人もいいなあって、感じるようになりました。だから、これは経験の量であるとか質の差なんでしょうね。だから、いつかその汗や匂いの魅力というのもわかる日がくるかも知れません。

それはそうと、その28歳[中略]脇が、体育教師なの? なのに眼鏡!? す、素晴しいな! って、私も対象年齢なら何でもいい奴であるのかも知れません。ああ、この場合は年齢が問題ってわけではないですけどね!

  • 『まんがタイムきらら』第7巻第6号(2009年6月号)

引用

  • ざら「ふおんコネクト!」,『まんがタイムきらら』第7巻第6号(2009年6月号),53頁。
  • 娘太丸「こどもすまいる!」,同前,121頁。
  • こととねお試しBlog: 0からはじめましょう!
  • 風華チルヲ「My Private D☆V」,前掲,217頁。
  • 同前。
  • 同前。
  • 石見翔子「かなめも」,前掲,37頁。

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