全国的にゴールデンウィークですね。なので私も休みをもらっていて、さらに昨年から引き継いだ有給休暇、そいつを少しずつ消化しようとしたものだから、今日で休みは四日目であります。さて、休みが続くと、雑誌の発売日に影響が出ます。日曜祝日には流通が止まるんでしたっけ? そういった関係で前倒しされたり、後にずれ込んだり、おかげで一日に何冊も雑誌が発売されるという現象が発生して、たとえば今日は『まんがホーム』と『まんがタイムジャンボ』と『まんがタウン』の発売日でした。買い出しが一日ですむというのはありがたいかな? けれど、四コマ誌といえど、一日にそんなには読めません。ということで、今日は『まんがホーム』を読みました。本来の発売日順に読んでいくというのが、こういった場合の私の基本です。
『らいか・デイズ』は、小学生連れで大人の社交場をまわろうという話。主催はらいかの親父、そして祖父、犠牲者は竹田でした。いまや競馬場は家族連れでいってもおかしくないところであるらしいですが、パチンコ屋は子供を連れていくとまずい場所になったような気がします。子供のころは、伯父のうちにいったときに連れられていったりして、軍艦マーチ聴きながら、ちょこっと打たせてもらったりもしたものでしたが、今はあんまり子供連れてってことはないんじゃないかな。わからんけど。そもそもいかないものなあ。『らいか・デイズ』に限らずむんこの漫画は、良き昭和の昔を描いている、そんな感じが多分にあります。
『おかあさんがいっしょ』は、みい子さんがサンダルばきで山に登って、山をなめるな! とは私は思わないんだけど、だってそうしたナンセンスさを楽しむ漫画なんだし、現実にそれで登ろうという人があったら止めるけどさ、でもそう思う人もいるかも知れないから先にいっときました。しかし、山の風景にエプロン姿のミスマッチよ。しびれるものがありました。それと、水族館、たまにはいきたい。最後にいったのは、しながわ水族館だと思う。ゲームしに埼玉にいったついでにいったんだけど、面白かったよ。けど、ひとりで巡る水族館はちょっとさみしかったかも知れない。イルカショーもアシカショーも全部見られてよかったんだけどさ。
『恋愛ラボ』は大変なことに! けど、エノはいい子だなあ。眉毛でお嬢というのは最近のブームなのか? それともただのマイブームなのか? さみしさを背中にただよわせながら消えていくサヨ、それを追うエノ。ああ、もう、いい子だなあ。そして新聞部と生徒会の糾合、こういう風になるとは思わなかった。こうして事件が起きて、メンバーが揃って、そしてどういう展開がくるのだろう。どんなひっかきまわしがあって、そして決着がつけられるのか。山場だなあ。楽しみだけど、ちょっとずつしか進まないのがもどかしいです。
『となりのなにげさん』は柱の煽り、なにげさんほどジャージーの似合う人はなかなかいないよねっ!?
これはジャージ好きの私に対する挑戦なのか? バナナは価格の4分の1をオヤツ代に計上する物とする
。うん、いい配慮! そしてネオジオCD!
『さくらんぼ。』は京都に修学旅行。うん、京都ってだけで無駄に盛り上がるな。あのお茶のスイーツってのは、辻利のことかな。あそこはピアノのレッスンの途中に寄ったりして、でもなんかメニュー増えてないか!? あー、漫画に戻って、あのふたりはちょっと話し合ってみたらいいと思うんだ。って、話し合ったら、たいていの恋愛ものはそこで終わっちまうような気がするんですが……。
『ギフコン』の本とかCD、DVDをプレゼントするってのは、かなりレベルの高い選択のように思うのは、私がある種のマニアだからでしょうか。気に入らないの贈られたら、まあそんなに嵩張るものじゃないからそれほど困りはしないだろうけど、絶対観ない聴かない読まない、だわなあ。で、好みにあいそうなものだと大抵はもう持ってるっていうね。『アルマゲドン』、『インデペンデンス・デイ』、『ディープ・インパクト』の三点セットなんて、君はおちょくっとんのか? あるいは嫌がらせなのか? って思っちゃうかも知れなくってよ? 同じくれるならもっと違うのおくれよ、って思っちゃうかもよ。『インデペンデンス・デイ』は母が観て、あまりの馬鹿馬鹿しさに笑いが止まらなかったという映画です。母でそれなら、きっと私は笑い死ぬ。死にたくないので、まだ観ていません。
『あんよ♥』は最終ページ、うちのなんか家ではジャージーだぜ
これはジャージマニアの私に対する挑戦なのか? けど、どんな挑戦でも受けて立つ、ってわけにはいかないよ。
『天子様が来る!』、もしあるなら、私の眠っている才能とやらも引き出して欲しいものだなんて思うけれど、ああいう無茶な方面にいくんだとしたらやだなあ。しかし、なんという変わり様。でも眼鏡は角縁なんだ。今月も意外性をテンポよく見せてくれて、面白かった。「けっこう大事」の3コマ目は何度見ても笑う。「毛怪」は(お姉ちゃんが)酷いネタだけど、こういうのは好き。なんのかんのいっていいなりの妹がいいです。
『あかるい夫婦計画』の「街のアドバイザー」。その作戦はありだけど、もらわれていった先が天国かどうかはまた別の話だなあ。いい人だったらいいけど、テレビで騒がれたというバリューで飼いたいと思うような人だしなあ、と思う私は人間が歪んでますか? 『おしのびっつ!』は、敵陣攪乱とか、わりと正しい忍者のような気がします。でも、手裏剣の髪飾りはどうだろう。でかい、でかすぎるよ。けど、つめえ、げふんげふん、セーラーが可愛いからよしだ! チョークは受け止めて、打ち返すところまでいってこそ、真の北斗神拳継承者です。『お江戸とてシャン』は、もう面倒くせえから、さっさと手籠めにしちまえよ虎吉、なんて思った私はやっぱり人間が歪んでました。ごめんなさい。手籠めはいけません、手籠めは。
『ちまさんちの小箱』は、段々に雪宮の可愛さを愛でる漫画になってきているような気がします。これからの季節は暑くてなんだけど、もふもふはよいものです。ところでハチとマキって売り物だったんですね。店の備品だと思ってました。しかしなんて可愛いんだ雪宮。『イエス・マスター!』、いい話でありますが、西洋的なありかたでは、自然と人間(文化)は対立するものだから、我々はくおんに狩り出される対象なのかもなあ、などと思ったけど、かまいたちは日本の妖怪だから、きっと大丈夫だ。自然との共存、それが大切であるのだなあ。
『てんたま。』は、るーがやったら怒るのに、ふたはのだと食べる。そーやはあれは天然じゃないな。天然を装った作戦なんだよ、きっと。そういうことにしておきたい。『えきすとら以蔵』は半レギュラーっぽい人がたくさん出てきて、こうした人たちが見えてくるとさらに面白いのかも知れません。結髪さんがいい感じ。劇団研究生はなんだかちょっとしたラッキーガールですが、ラッキーついでに以蔵を追い越したりしたら、それはそれで面白いかも知れません。
『ヨメけん』は、借りていかれたエースと4番、試合の日には返してもらえたのか? もらえてないような感じがします。勝ち負けには言及されてないけど、話の流れからしたら勝った? わからなくてももちろんいいんだけど、そういうのを考える余地があるのはちょっと面白いかも知れません。『OHでりしゃす!!』は、たしかに長崎にいくっていってました。本当にいくとは……。長崎といえば眼鏡橋ですが、これ見ると、水害を思い出しちゃうんですよね。あれで集中豪雨という言葉と現象を覚えたのでした。しっぽくの意味ははじめて知りました。辞書で引くと、関西ではおかめうどんのことをそういうらしいっていうけど、それがなんでしっぽくなのかはわからん。トルコライスは、今の職場にきてはじめて知ったんでしたっけね。でも、食べたことありません。そうか、こういうのがトルコライスなのか。大阪のトルコライスってのはどんなんなんだろう。この漫画が面白いのは、知らないことを教えてくれるからなのか、そうでなくとも面白いのか。どっちだろう。後者だったらいいな。キャラクターもこなれて、面白さが自然に感じられるようになったのだと、きっとそうなのだと思います。
『ふぁみにゅ』は今回も面白かった。今回はきいろくんフィーチャーではなく、すみれさん特集。でも見どころは、色気もへったくれもない若菜の背中のように思います。『おきらくママ』は、SAめぐりですが、高速道路の料金も千円と安くなったらしいですし、安く楽しもうとしたらこういうのもいいのかも知れませんね。車に酔いやすかった私は、車で遠出と聞いただけで、気持ちが負けてしまって駄目だと思いますが。『ごめんあそばせ』、定額給付金出ました! テレビに繋げるハードディスクを買います!
『ひなばと』は、ケーキで汚してしまうのか、あるいは間に合わなくって大変なことになってしまうのか? はらはらしながら読んで、そんなことちっともなくって大変よかったです。もしくびになることがあっても、ふんわかベイカリーで働くといいよ。『トリもち』は、宇宙と交信するインコを見るだけでしあわせな気分になれます。この人の絵の質感が、鳥の毛の感じをうまく表現していると感じられて、ちょっと硬そうで、けど柔らかいのね、いいなあ、鳥は大好きです。
『ぷちたみ』は、決定的に水族館にいきたくなりますね。切り身ならわかる、ってのは、スーパーの水産でバイト経験ありの私にはよくわかる。しかし、魚の種類の見分けがつくほど、おつかいにいくとはいい子だな。エイの、あのちょっととぼけた表情、あれは顔じゃないってわかってるんですけど、それでもなんか微笑ましいものがあって、確かに味わい深い表情です。これ、描いてる時、きっと作者もこういう表情になってたんだろうなあ、そう思うとなおさら微笑ましかったりしますね。
『物持ちがいいにも程がある』、あの合体するカップですけど、色や模様は違うと思うけど、似たようなのうちにもあったよ、たしか……。昭和の家庭にはどこにでもあるものだったのかなあ。平成にも、平成を感じさせるこうした日常の風物なんてのがあると思うんだけど、多様化してしまって、昭和のころほどのパワーは持たないかも知れないなんて思います。このカップから、あのころの生活の風景さえも思い出しそうですよ。
あやちゃんは相変らず可愛いなあ。その子ねー かわいい名前があるんだよっ
って、かわいいのはお前だーっ! しかし、ダックスフンドかあ。ダックスと縮めると、もう犬でさえないかもなあ。でもアナグマのほうがアライグマには近いような気がするから、これはこれでよいのかも……。
- 『まんがホーム』第23巻第6号(2009年6月号)
引用
- 橘紫夕「となりのなにげさん」,『まんがホーム』第23巻第6号(2009年6月号),39頁。
- 同前。
- 秋吉由美子「あんよ♥」,前掲,62頁。
- 宮原るり「珍名」,前掲,194頁。
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